2003年4月27日
よしみさん、しんちゃん、こまくささん、えぴさん、たまさん、たけちゃん、たこさん、宗さん、だらすけさん、しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:北攝

北攝一番展望台、太閤道

 

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磐手橋バス停太閤道を行こうよ、と呼びかけたが、ここは、あんがい、知られていないみたい。
JR高槻駅に集合、今日は11人ですね。10人を越えると、しょっちゅう人数確認しなきゃね。
バスがあるんだが、歩くとしようよ。駅から、ほら、すぐそこに見える山だものね。
名神高速道路を潜って、バス停の名前が磐手橋、ここで街道から別れるんだよ。このあたりには、墓地が近いので、墓石や仏花の商売が多いね。
立て札があって、太閤道、金竜寺跡を指している。
こっち、こっち、道の誘うとおりに行くと墓地へ行ってしまうよ。工場敷地なのか道なのか、あいまいな広場に入るんだよ。
金竜寺への谷道トラックの積み込み場の前に階段がある、ここからが金竜寺への参道なんだよ。
ずいぶんと水が滲んだじめじめとした道やね。最近の雨が道にしみ出ているんやろね。
谷に入って、鉄の桟橋を渡る、このあたりから岩や滝を拝む祠やお堂が現れてきた、なんとなく、ひそっとしてるわね。
白馬石、金竜寺の遺跡の一部なんだね。どこが白馬なんだろ、白くもないし馬にも見えないよ。
まぁまぁ、お見立てなんだからさ。無粋なことを言うとぶちこわしになるよ。
金竜寺跡お見立てと言えば、ここの太閤道、これもお見立て、秀吉進軍などという伝承はないんだとさ。
ええじゃないか、あったかもしれない、という幻想説話が誕生して、そうかい、そうかい、と共に浸るのもええもんやで。固いこと言わないの。
ぐんぐんと折り返して登る道になったぞ。金竜寺はこの坂を登りきればそこやぜ。
座禅石というお見立ての石を見送れば、道は両方にある。どっちの道を行っても正解だよ。
金竜寺は廃寺で、カエデの樹に境内が埋まっているよ。カエデの若葉の前に、桜が咲くんだよ、一本だけの桜なんだがね。
へええ、この花がシャガと言うの、初めて知った、アヤメカキツバタと同類の植物なんやね。
シャガのんびりゆったり、とろぉっと時間をここで過ごしてもええが、そろそろ、腰を上げましょうか。
稜線に出ると、植林の苗が成長している、ポンポン山の方向の見渡しが悪くなったなぁ。本山寺のほうが見えるんやね。
北攝一番展望台、主張がすごいね、寄ってみようよ。
送電線の切り開き箇所なんだね。淀川が上下見えるよ。あれが生駒山、交野の山に続いて、あのこんもりした山は何なんだろう。ええと、たぶんね、甘南備山なんだろうと思うよ。
北攝一番の展望で昼食春霞みで水蒸気に包まれて遠くは判然としないね。見るのは手近に限定しよう。目の前が樟葉の駅周辺、下流に橋がある、枚方と高槻を結ぶ枚方大橋なんだね。
林の中は木陰で涼しい、ここで昼食にしましょうよ。
さて、出発、もとの分岐から少しで若山の三角点なんだね。やった、やったぃ、今日の最高地点を極めたぞぅ、315M (^_-)
次の分岐、標識がない、右だろうか、左だろうか、えいと見当つけて右にしよう。しばらく行くと標識がある、正解だった。
たぶん、どっちに行っても先で合流するんじゃないかな。でなきゃ、肝心なところに標識がない訳がない。
今日の集団11人「蛇や、蛇やぁ、蛇やないかい」
見ると、シマヘビが行列の真ん中で途惑っている。あっち行け、おい。しっ、しっ。
「先頭も二人目も、平気で蛇のそばを通っていったんやで。三人目のわたしは、もうちょっとで蛇を踏むところだったやないかい」
すごい悲鳴やったね、あわてて飛び退いて大ドタバタだったね。みんな大笑い。ほとんど演芸のコントだったよ。
悲鳴の主が誰だったかは内緒にしとこうね。意外にも、蛇などものともしないはずのひとだったのさ。
若山三角点しばらくは蛇の話しで盛り上がり、行列でマムシに噛まれるのは何人目?マムシ酒などなど。
山道は舗装路に出てきたよ。ゴルフ場の外周路なんだね。
先頭が道から肩に上がって眺めているよ。ほほぅ、木津川宇治川桂川の三川合流の眺めが見える。
以前は、天王山でその合流が見えたが、今は樹が成長して見えなくなっている。ここは貴重なポイントやね。
道はゴルフ場のフェンスに沿って歩くんだね。細かく谷背のひだひだを拾って上がったり下がったり。
三川合流岩盤の粘土が洗い出されて、うっかりすると滑るよ。爪先の置き場所に気をつけてね。
ゴルフ場との別れ、ここから一挙に下り坂なんだよ。靴紐をよく締めといてね。
この森は、大阪みどりの百選のひとつなんだよ。ツブラシイの森なんだとさ。
下から見上げる限り、カシノキとよく似ている、下の若山神社に両者の違いの絵があったが、見分けられない、区別がつくもんか。
ここからは折り返しながらの坂道、落ち葉が積もって滑ることはなくなったな。前は、滑って滑って困ったもんだよ。
若山神社若山神社まで降りてきた。創建1300年と看板が出てる、古いお宮なんだね。
境内の端から天王山が見える、ここで天王山の戦があったんだね。山で戦があったんじゃないよ、天王山の京都側の平地が戦場になったんだとさ。光秀側が山を避けて平地に布陣したのが間違いじゃないかな。山を背後に布陣すると、戦の様子はまた違ったんじゃないかしら。
さてと、阪急水無瀬駅を目指しましょうか。

参考 若山、太閤道を行く

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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