2019年_5月22日
しぇるぱ単独
山域:三次市

近郷近在、富士山とみしやま、×ふじさん、〇とみしやま、その3、成功の巻

 

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三次市吉舎の富士山とみしやまは、登山対象の山とは考えられていません。この山、登山対象の山として復活できないか。いろいろやってみています。
富士山の西の谷に、日暮目川の谷がある。馬洗川に架かる昭和橋から取り付く谷なんですよ。この道は登れます。自然路がある。国土地理院2万5千図で実線を行けば、その先に道がある。
他にもないか。日暮目川の谷のさらに北の谷なら行けるんじゃないか。溜め池に誘導されて、そこから先には道がない。失敗だな。これが二回目の探索です
帰って、地図にGPSの軌跡を落として眺めてみた。池から林道の舗装路まで200メートル程度で行けるじゃないか。もう一回、行ってみよう。
恵木谷の馬洗川への合流地点に集落がある。その集落のちょい先で道が膨れている箇所がある。そこに駐車しよう。
歩き始めて、恵木谷集落におっさんがいる。聞いてみよう。先日、池まで登ったんですよ。池から林道まで近いですよね。山の中は密林ですか、篠竹のやぶですか。
古池からのぉ、池の左を行きんさい。やぶじゃぁない、密林じゃぁない。池の水を抜くのに急ぐ時は上の林道から下りて来るんよ。行けるよぉね。
どうもありがとう。そうだろうな、下から登るのは大変でも、上からなら短時間で池に行けるからだろうね。
正興寺の前を通り抜けて、その先にVの字の橋がある。舗装路の橋を渡らず、地道の林道への橋を渡る。
砂防ダムがあって、その先、渡渉するようになると、道は狭くなる。谷沿いを歩くが、草刈は施してある。歩き易い道だよ。
谷の流れの渡渉は四回、流れの幅は狭いから靴が濡れるようなことはない。
最後の分岐で、右の池、古池への道を選んだつもりだったのですよ。池の土手が見える、あれ、これは新池の土手のような。どういうわけか道を間違えてしまったみたい。
土手を登ると、新池の記念碑がある。あれぇ、古池に進むつもりだったのに。まぁ、ええさ、新池と古池を繋ぐ踏み跡がある。それを行こう。
ここが古池、おっちゃんは池の左を行くように言っていたな。左には踏み込む道がある
笹原の中が要注意だね。踏み跡が池に近過ぎる。笹で滑ると池の中に落ちてしまう。心して踏み出さなきゃえらいことになるぞ。
池から抜け出して、山腹に取り付く。踏み跡があるような、ないような。獣道なのか人の道なのか、判然としないが、とにかく山腹を登って行くのだよ。
あれれ、木の葉を透かして舗装路が見えている。あれが林道なのだ
林道はあごが高くて、あごの低いところを探して林道に立つ。池から林道までほんの200メートルなのに、手を焼いたな。踏み跡がほとんどない。おっちゃんたち、そんなに頻繁にはここから歩いてはいないみたい。
ここからは舗装路歩き、林道の一番高いところがあって、道はどんと下がって行く。下がってたんぼや畑があって、再び坂道を登って行く。
とみしの里の駐車場までやってきた。広場の片隅に登山口がある。木の階段を踏んで登って行く。
途中で、来た方向が見えている。あの稜線の向こうの谷を来たのだ。もっと手前の眼下に見えるたんぼ道が恵木谷に続いているのだろうか、行くのはムリ、密林に埋没して、その道は利用できない。
富士山とみしやまに到着した。展望は360度、ただし、今日は、水蒸気なのか、黄砂なのか、うす霞みではっきりしない。近くの山なら、ここからの山座同定がだいぶ進むようになった。
アズマヤに登美志山と掲示がある。交通標識にも登美志山と案内があることだし、地元では、富士山とみしやまを使わず登美志山と言い慣わしているのじゃなかろうか。
さて、下りよう。
とみしの里の駐車場まで下りてきて、ここに自転車をデポしておいたのですよ。自転車で下りるのだ。前回、安田からの峠道を使ったので、今回は、北へ向いて、のぞみが丘への道を下りて行こう。
坂道を下って行く。今度は登り、最初っからペダルを踏んで登るなど考えない。かなりの傾斜なんですよ、自転車から下りて押して登る。
ここが林道の最高地点、この先は下り道ばっかり。
ここが池から登って来て林道と合流したあたり。どこという特徴が無い、逆に、林道から池を目指すとしたら、ポイント探しがなかなか難しいということなんですよ。
林道は県道75号線に合流する。このあたりはハイヅカダムの開発に伴って現代的な様相を呈している。
のぞみが丘の団地に入って行く。ダムで立ち退いて入居した家々が並んでいるが、このあたりでは類を見ない現代的な風景になっている。
沖江の信号交差点に至る。大きな街道ではなく、狭い里道に入って行く。分岐に、粘ヶ峠ねばがだお、鬼王塚の案内があるから、それに従う。
ここからはカンです。たぶんこっち、と見当で進んで行く。
史跡粘ヶ峠のコンクリートの標識があった。ここは峠ではないのだがなぁ。この先の峠に到着、こここそ粘ヶ峠ではなかろうか。疑いを残したまま先へ進む。
たぶんこっちの、カンが頼りの道探しが続く。
今まで見えていた福塩線の線路が見えなくなった。ここの峠でトンネルに入ったのだと思うよ。そのトンネルの真上にいるのだ。
峠から国道に出る、国道184号線、国道に合流したが、すぐに旧街道に進んで行く。
バスも旧街道を走っていて、生活道路はこっちのほうが優勢なのだよ。
一之渡橋、元衛橋を経て、恵木谷へ戻って行く。駐車した場所はそこ、戻って来たぞ
富士山とみしやまへの登山路はあります。二番目の登山路を見つけました。先日は失敗したが、押し切って通り抜けてみると、なかなかに食べ応えのあるえええコースですよ。
恵木谷の出口に駐車 正興寺 古池 新池
林道に出た 富士山 自転車をデポ ここに抜け出たのだ
県道78号線に合流 史跡粘ヶ峠 福塩線トンネルの上 旧街道を行く
参考、関連のコース
2019年_5月_1日 近郷近在、富士山とみしやま、ふじさんじゃない、とみしやまと読む
2019年_5月13日 近郷近在、富士山とみしやま、×ふじさん、〇とみしやま、その2、失敗の巻
詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

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