2001年3月18日
堀江百太郎さんと少年A君B君、少女Aさん、春風さん、SUMIEさん、どんかっちょ!さん、TENさん、しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:阪神山地

満願寺裏山、釣鐘山、石切山

 

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駅から大通りをすぐに曲がったが、それが大間違い駅からすぐのハイキング、3月版です。
集合場所は阪急川西能勢口駅、だんだん集まってくるね。
おはよございます、満願寺までご一緒するグループですね。よろしくお願いします。
えぇと、いつの月例会で入会されたかたでしたかね。
福祉関係で縁ができたものですが。
これは囲炉裏というグループですが、よその団体と勘違いなさってませんか。
どうだろう、ここから入れるかい、大丈夫、OK,OKこれは失礼しました。あっちのグループかもしれません。
最近囲炉裏に入会した人かと、さぁっと記憶カードを頭の中で繰ってみたよ。覚えがないけど、ひょっとして囲炉裏村民かも知れないもの。
百さんと少年少女チームが来た、四石山と同じ顔ぶれなんだね。
どうやら今日はこんな人数ですかね、出発しましょうか。ほら、あの山、あの山へ向かって行けばええんだよ。
住宅地を歩くのは、どう目指すか見当がつけにくいな。このへんの街は傾斜がきついな、朝晩、駅へたどるのが大変だろうね。
この先に見えるのは宝塚造型芸術大学じゃないかな、えらく派手な造形的な建物やな。こっちでええのかしら。
やれやれ、やっと釣鐘山頂上いつの間にか釣鐘山の横顔を見るようになってしまった。ちょっとコースは外れたような気がするよ。どっか横手に曲がる道があれば、そっちにたどろうよ。
大学の裏手に道があるみたい、こっちなんだろな。
もしもし、山に入るつもりなんですか。そっちの道は封鎖されていて通れませんよ。引き返して、左に曲がると山へ入る道があります。5年くらい前には入れましたが、今はどうでしょうね。ケモノ道になっているかもしれませんけどね。
ありがとうございます。おぉい、道が間違ってるってさぁ、引き返しだよぉ。
釣鐘山からは阪神間がよく見える親切に、地元のおばちゃんが声かけてくれた、教えてもらわなきゃ市街地遭難で立ち往生するところだったよ。このへんで曲がるみたい、どう、入口はあるかい。
ばっちり、OK、行けるみたい。
道はあることはありますよ、でも、かすかな踏み跡、ヤブが繁って身をかがめなきゃ抜けられませぇん。
TENさん、歩きやすいところを選って進んでね。最終をキープしているのはだれかな、どんかっちょ!さんか、なら、大丈夫だ。百さぁん、子供たちの面倒をみてねぇ。
稜線から見た宝塚造型芸術大学抜けたぁ、頂上ですよぉ。
やれやれ、やっとヤブを突破したか。広場になってて宝塔があるんやね。ありゃまぁ、すぐ横に並行して広い階段の道があるじゃないか。なんちゅうこと、無理矢理、横手から入ってきたんだなぁ。
ほんまや、こんなに楽な道があったのか、でも面白かったよ、駅からすぐのシリーズには、思わぬハプニングが付き物やね。
ここから伊丹の空港、阪神市街地がよく見える、生駒から二上山まで山容はたどれるが、葛城金剛はかすんでいるね。
釣鐘山、たったの218mだと、この先を石切山に向けてたどろうか。
石切山、今日はこの10人今までと一変してええ道ですね、あそこではヤブの木の枝をビシバシ踏み破って突き抜けてきたんですよ。
とんとんとんと、ここが石切山のベンチの広場やね、ちょっとここで休憩しようか。
お、紙飛行機を飛ばすのかい。正面の空港まで飛ばさんかい。数学のドリルの用紙で折ったのかい。
風に乗せなきゃ、風が逆だから難しいね、上昇気流に乗せなきゃ。
腹がへったよぉ、昼食はまだですか。
この先の頂上で食事にしようか、あれ、頂上のベンチは小さいね、引き返してさっきの広場で食事にしようか。
昼食も済んだし、紙飛行機も存分に楽しんだやろ、満願寺へ向かうとしよか。
切開きから北を、真ん中が妙見山道の脇に造成地があるよ、昔ここに来たとき、こんなん無かったぜ、変わるもんやなぁ。
北向きに見晴らしが広いところに出てきた、真向かいの山は?そうか、あれが能勢の妙見山か。頂上付近に道が見えるね。
今度はなにやら建物が横にあるよ、そうなの、老人ホームか、見晴らしはええけど老人の散歩にはきつい坂やね。
道に出た、ゴルフ場や。おぉい、右に行ってはだめやでぇ、左、左。
こっちは墓地とゴルフ場の間の道なんやね、標識にそって満願寺に向かうのかい。
満願寺本堂、新西国巡礼札所そう、今日は彼岸のうち、彼岸の寺参りも今ならぴったりやね。
これが源氏五代の墓、多田源氏の発祥なんだね、満願寺は多田源氏の庇護から発祥したものらしいね、でも、山門が怪しげやろ、禅宗の雰囲気がある、どうも途中で本山をころころ変えたものと見えるよ。
最明寺の滝へ向かいましょか、バス停裏から道は下りね、ここでは橋は渡るんだろか、真直ぐかな。
行き詰まったぁ。不動明王の祠があってその先の道はないよ。
あれま、ほんと。この不動明王の顔はどうも中国的やね。道教風にしか見えないね。
行き詰まったところに不動堂引き返して、橋を渡ろうか。
谷を降りて、また別の谷が合流してきた、ここに赤い橋があるんだが、最明寺の滝はどっちなんだろね。聞いてみよう、谷の上流だそうだよ。
これがそうか、最明寺の滝、なかなかの勢いやね、広い滝壷じゃないか、岩の割れ目に不動が祭ってあるんやね。
上流が開発されてしまった、生活廃水が滝になっているから、滝の修行は出来なくなったな。
さぁて、山本駅を目指そうか。
最明寺の滝、岩盤に包まれて冷涼とした雰囲気このへんの植木は風情があるのね。マンサクがある、もう花は散ってしまった。
ミツマタやで、この香りはミツマタの香り?違うがな、ちょっと離れたジンチョウゲの匂いが風に乗ってやってきたのだった。
このへんは植木のムラなんだよ、開発されて住宅地になっているが、ほら、造園会社や植木屋の看板がいくつも見えるでしょ。
おぉう、ここの植木は凄いよ、市の保護樹だって、イヌマキ。
枝葉をまぁるく仕立てて、立派に手入れしてあるなぁ。
さて、山本駅、どうもお疲れ様でした。

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