都介野岳 1998年6月28日
しぇるぱ単独
山域:大和高原

都介野岳、神奈備の山

都介野岳(つげのだけ)
ここで間違えた、右の草道が正解
肩の四叉路

曽爾高原へいく途中なんだが、今日は寄り道しよう。西名阪国道沿いにめだつ山があるんですよ。十何年前に登ったことがあるが、今日はそっちのほうへ寄ってみよう。

三陵墓、古墳を改装してます


都介野岳(つげのだけ)、ここは以前に登ったよな。昔とくらべて里の道が大きく変わっているよ、どういくんだったかな。
バス通り、ここには覚えがある、郵便局、ふんふん、覚えてる。
なに、これ、三陵墓? これはしらんなぁ。芝を貼り付けてきれいに改装しているぞ、三陵墓ったってふたつしか見当たらないがもうひとつはどうしたんだろ。
おう、都祁村の観光標識、都介野岳はこっちですか、またすぐに分岐、どっちだろ? ええい、舗装道路のほうを行ってみるか。


あった、標識、うそかと思うほど尾根を回り込んでしまったよ。ここから舗装道路を離れて地道の階段です。杉林の中、当然なんにもみえないねぇ。
ほう、分岐、四叉路になってる。これは、さっきの分岐では失敗したね、右の舗装してないほうが正解だったんだ。そっちから来る道なんだね。
道は真ん中の階段へと、この階段、街灯があるよ、一年中点けているんじゃないだろうね、祭とか大晦日に点けるんだろうね。この階段、なかなかに急ですよ、そりゃそうだ、目立つほどスッと背が伸びているということは、当然傾斜もきついわね。
さて、ついた。あっという間の短時間、村の鎮守の裏山、だからこんなもんだね。
おう、里が見える、北と西が透けていて、針がみえる。針とは都祁村の中心地。奈良高原は山が低く、耕地のひろがりが大きいね。


頂上には社がある、ここの社は変わってますね、篭もり堂があってその中に社が鎮座してます。
神奈備の山というのが各地にあります。天と地を結ぶ尖りの山は神奈備の山として周囲の里の拠り所として朝夕仰ぎました。嵐や日照りや雷の時にすがる対象でした。
この都介野岳は、低いけれど、神奈備の山としてまさにその通りの山です。

カシミール展望図をつけました。
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