2005年4月16日
しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:広島県北広島町

山焼きの後の雲月山

 

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駐車場から右側の峰ねぇねぇ、新聞のこの写真はすごいよねぇ。雲月山の山焼きだってさ。
どれどれ、新聞によると、4月9日に雲月山で山焼きが八年ぶりに復活した、ボランティアが大勢加わって「炎の絵巻」を繰り広げた、ってか。
そうか、きみは雲月山には行ったことがないな、一度、行ってみようか。
あれから一週間、明日、これから雲月山に行こうじゃないか。 だしぬけねぇ、ええよ、行こう、行こう。
谷越え正面に雲月山高速浜田道の大朝インターを降りる、そこから一般道を縫って走る、ええと、道はこれでええはずだがなぁ。前に行ったときもここでは迷ったんだ。
あ、あれちゃう、黒く焼けた山が林の向こうに透けて見えるよ。 おぅ、あれだ、あれだ。
さぁ、着いた。駐車場から谷越しに全部のコースが見えるんだよ。どうだぁ、右の端から左の端まで、歩く道が全部見えるだろう。
ねぇねぇ、山焼きしたのはこの部分だけ?右側の端っこだけしか焼いてないじゃないの。
山焼きの姿そうよなぁ。報道によると、地元のひと50人、ボランティア150人で取り掛かったということなんだが、200人で出来る範囲はこんなもんかもしれないな。
舗装路を県境の峠まで行こうよ。舗装路の際の部分は焼けているね。ははぁ、緑の生の笹だもの、風の回り具合で、焼け残りもあるよねぇ。
峠の手前はキャンプ場なのね。目の前は黒い壁だなぁ。登りの道が焼け残りで見えているわね。
延焼しないように、道幅3メートル程度、草刈り機で刈り込んであるのね。燃え草がないように、がんばったのね。
最初の峰のベンチにてキャンプ場の後ろのマークはなぁに、植林でカタチが作られているわね。
あれは芸北町のマーク、合併して北広島町になったんだがね、さぁて、昔の町のマークは、残すか、伐採するか、どうするんだろうね。
一番東のピークに登ったぞ。ベンチがあって、まぁ、お休みなさい、と誘ってくるよ。
向こうの峰にスキー場が見えるだろ、あれがユートピアサイオトのスキー場、道端の電柱に看板が連なっていただろ、そのサイオトの看板に従えばこの界隈に来るのは簡単だよ。
最初の峰から三角点を最初の峰を下に下りる、ほら、右手に杉の白骨林が見えるだろ、なんだか背丈が縮んだように見えるんだが、はたしてどうなんだろ。
今度は登りね、二番目のピークが傾斜が一番強いようね。駐車場から眺めて、全貌が見えているんだもの、いまどこを歩いているか全部判るわね。
二番目の峰から振り返ると、山焼きが特異な姿で見えるわね。道幅広く、火避け地がバリカンで刈ったように見えるのねぇ。
次の峰が三角点のあるピークなのね。
二番目の峰から最初の峰をススキの枯れ草がべったりと寝ているのは積雪のせいなのかしらね。
去年の8月にここへ来たことがあるんだよ。そのときは、ススキが伸びて、背丈を越して見晴らしが悪かったもんだよ。
この斜面は、牛の放牧に使っていたものだそうだよ。その名残りで草原になっているんだよ。同じように、山焼きの山が深入山にもある。
頂上が草原の山は、すぐそこに見える中野冠山、道後山、吾妻山、比婆山山域の竜王山、いろいろあるよ。
雲月山三角点さて、ここが雲月山、名前をどう読むかなんだがね、麓にうづつき小学校があるんだよ、だから、うづつき山なんだと思うがね。
でも、大勢は、うんげつ山で決定のようだね。白馬岳が、しろうまからはくばに押し切られたように、怒涛の勢いだもの、しょうがないさ。
いまここで食事にするには早いよね。あそこに見える、南の稜線のこぶまで行って、そこで弁当を広げることにしようか。
とろとろ歩いても下り道だもの、たいしてエネルギー使うことなく目的地まで着いてしまったよ。ここで食事にしようか。
南の稜線を歩くええ天気なのに、だぁれも来ないわねぇ。駐車場にもわたしたちの一台だけよ。あ、最初の峰に人影が見える。ふたりの姿よ。
かたっぽはどんどん先に行っている、もうかたっぽはゆっくりゆっくり斜面を降りているわね。
今度は、ゆるゆると斜面を登っているよ、先に行ったのはどこへ行ったんだろ。別々のパーティなんだろうか、一緒のパーティなんだろうか。
このように、全部見えるものね、向こうからも我々が見えていることだろうね。
谷底の道さぁ、食事がすんだら降りて行こうか。谷底へずぅんと降りていかなきゃならんのだよ。視線を水平に延ばすと駐車場だよ、そこから下へ下へと降りるんだよ。
谷間まで降りたね、橋を渡って、小屋の後ろに登りの道があるだろ。
距離は短いんだが、心理的には、やなこった、かなわんなぁ、と拒否反応があるわね。えい、やぁ、あともうすこし。
やっともとの駐車場まで帰れたよ。
谷向こうをよぅく見とこう。ふぅむ、あっちのピークから始めて、二番目の峰、真ん中の三角点、左へ流れる稜線を降りて来たのねぇ。

参考、一面の茅原、雲月山

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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