2001年4月14日
しぇるぱ単独
山域:岡山

マムシの出る前に後山へ

 

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女人堂あるいは護摩堂まくら
99年8月21日に後山へ行っています。
マムシに撃退された後山
その時は、マムシにびびって山頂をあきらめています。
口惜しいね、なら、まだやつらが冬眠中に行けばいいのだ。
ほんぺん
先週も中国道を通ったが、一週間で山はパステル調に変わっている、山は若芽で覆われているね、萌えいずる春になりにけるかも。
和歌の前半は、岩はしる垂水の水のさわらびの、だったかな。
尾根道のコブシの樹話が逸れたね、もとへ戻そう。佐用インターで降りるとするか、後山集落に着いたよ。
女人堂があるね、ほんとは護摩堂というらしい。今でも奥の院は女人禁制、その是非は論じないよ、そういうことなんだとさ。
林道をぐるっとまわってキャンプ場に到着、ここへ駐車しよう。
ガイドブックによると、本来の谷道より、尾根道のほうが面白いと書いてある、そっちから行ってみようか。
キャンプ場のセンターから階段があるね、ここから登るのか。
コブシの樹があちこちに植えてある、中国地方の山にはコブシはあまり見ないものなんだがな。
主稜線、條竹の背丈が高く展望し難いなるほど、尾根道だけあって展望はよく効くね。麓の村から日名倉山が一望だね。
モヤというか黄砂というか、今日は邪魔者があるのが残念だ。
せっせと登らなきゃならんな、あなり利用されている道ではないようだよ、足跡が全然ないもの。桟道も雪崩で打たれたのか、壊れていて危なっかしいね。
道に牛の糞があるので不思議に思っていたんですよ、解った、あれは鹿の糞だ、丸い糞が雨でほどけて広がったから牛の糞のほどけたものと似ているんだ。
船木山頂上、うしろが後山あれれ、下に降りるのかい、折角登ったのにぃ、なるほど、滝がある、滑滝、滝があるんじゃ迂回するしかないね。
尾根を乗越すたびに下へ降りていく、この道はお奨めじゃないね、帰りにはこっちへ行かないことにしよう。
谷道に合流しました、うんうん、この道は覚えている、すぐに谷から離れて斜面をジグザグに切り登って行くんだったな。
道はあの見える尾根に到るんだろうな、変だ、いくら登っても斜面を登って行く、どうも他の山とイメージがごちゃごちゃに重なっているらしい。ここは黙って道に従おうか。
谷むこうに見えるのはコブシじゃないか、そうなのか、このへんではコブシは普通にあるものなのか。
後山頂上あのね、コブシじゃなくタムシバじゃないのかい、そうそう、誰かからタムシバなんていう語彙を教えてもらったんだ、タムシバ、語感が悪いね、知らなきゃよかった、知らなきゃ、コブシと明るく決め付けられたのにね。
やっと本来の記憶を取り戻したぞ、ここは両脇の植林の切り分け道が真直ぐ真直ぐ行く道だった。身に沁みて思い知ったぜ、敵わんな、ほんとに真直ぐ(+_+)
おいおい、雪が残っているぜ、さすがに鳥取県に近い中国山地の脊梁だな、有難い、これならマムシは冬眠中だろう、安心して行けます。
駒の尾山と後山の分岐まで登ったぞ、これで支尾根から主尾根に達したわけだ。
ここから船木山はすぐだったな、はい、到着。
後山から船木山を船木山、ここは頂上の風格に欠けるねぇ、ただの道の膨らみじゃないか。
あれに見えるのが後山なんだな。前回はここからほんの50メートルほどで先を断念したもんだよ。
マムシが頑張って先へ通してもらえなかったな。今回はなんの心配もないよ。
やれやれ、やっと着いたぜ、後山、足掛け3年がかりだったな。
振り向くと、船木山は北が切り立っているんだね。南の稜線はたらたらの尾根なんだが、どうしてどうして、あれで結構な登りごたえがあるんだなぁ。
山頂には碑文があるんだろうが、ビニルシートで包まれている。雪も融けたことだし、包みを開いて欲しいところだなぁ。
谷道の登山口兵庫県側から道もきれいに切り分けてあるが、覗き込むと谷が深いよ、このコースはなかなかにつらいことだろうね。
さぁ、帰ろう、元の道、どんどん降りて行くと膝にこたえるな、登りでは一度も腰をおろして休まなかったが、下りではちょっと休憩せにゃもたないぞ。
山を抜けるころ雨が降ってきた、ラッキー、最後の頃でよかったよ。
予定では、奥の院へも行くつもりだったが、雨なのでパス、さぁ、帰ろう。

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 カシミール展望図をつけました。


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