2005年5月17日
しぇるぱ単独
山域:鳥取県

倉吉の城山、打吹山うつぶきやま

 

画像をクリックするとそのままそこだけ拡大表示されます
Microsoft Edge のユーザーは、画像・テキストにちょっと触れてください、その効果で、ポップアップページは消えます
Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox のユーザーは何もしなくてもポップアップページは消えて行きます

 

打吹公園の道中国観音巡礼しながら、ついでにご近所の山にも登ってくる、今回も、あのスタイルなんですよ。
中国観音も第30番倉吉の長谷寺に行ってきました。
長谷寺は打吹山の中腹にあるんです。ならば、山は低いけれど、その打吹山に行こうじゃないか。
打吹山の北に山麓通りがあって、長谷寺を探して右へ左へとうろうろしたもんです。それで、大体のロケーションを把握したぞ。
ここで曲がれば市役所に行ける、その近所で駐車場は空いているだろうさ。ほら、空いてた、ここに停めよう。
長谷寺との分岐停める時はどこなのか判らなかったが、どうやら陸上競技場の駐車場に停めていたものらしい。
市役所の駐車場に車を停めて、そこから登山する、こんな例は他にあるものだろうか、まず無いだろうねぇ。
周囲を見渡してみると、ザックを担ぐのは不似合いだなぁ、手ぶらで水だけ持って歩くとしようか。
最初は公園内の道なんですよ、たくさん分岐があって、どれを歩けばええのか見当が付かない、ま、よかろう、この道でええだろう。
公園のイラストマップを眺めてコースを把握したつもりだったが、ちょっと逸脱した感じがあるぞ。勝入寺という禅寺の前に出たよ。
イラストマップにはこんな寺の名前は書いてあったかな。門前で細道が長谷寺へ誘導している、そっちへ行こう。
クスノキの多い登山道石段の道は広いがあまり通らない道のようだね。
石碑があって、勝入寺の由来がどうたらこうたら、なになに、そもそもこの道は勝入寺の境内地で、長谷寺の懇望があったから無料で貸与した道なのだ、市から市道にしたいと要請があったから無償で譲渡したものなのだ、うんぬん。
長谷寺は押しまくられているね、威張られて、恩に着せられて散々じゃないか。さっき参拝した寺だもの、盛り返してくれよ、繁盛してくれよ。
勝入寺のほうにしてもだよ、大きな石碑に彫り込んで、威勢を示したのやら、心の狭量を示したのやら。アピールが違う方向に向かっているように思うよ。
打吹山頂上肩に到着して、ここから降りれば長谷寺の境内なんだね。
さっき長谷寺に参ったんだもの、寄らずに真っ直ぐ上への道を行くさ。建物があって展望台なんだそうな。寄ってみようか。
まだこの程度の高さでは展望が豊かというわけにはいかないね。市街地が幅狭く見える、もっとどぉんと見えなくちゃ展望台とは言えないよ。
鉢巻きに回りながら山を登って行くんだね、道の両側には太い樹が成長している、見渡すとクスノキが多いなぁ。
中国地方でクスノキを見るのは珍しいよ、似たような樹でカシノキならなんぼでもある、近畿関西はクスノキ、山陽山陰はカシノキ、これで決まりと思っていたが、例外もあるもんだね。
クスノキの樹冠おかげで頭上の樹冠は分厚い、GPSの電波を遮断するんですよ。こんな低山で何度も電波をロストするとは思わなかったぞ。
やっと頂上まで来た。ここが打吹山で、室町時代から徳川幕府創設期までの間、ここに城があったのだそうな。
どこにも石垣の跡は無い、掻き揚げの城で地方豪族の砦か館か、あまり資金を注ぎ込んだようには見えないね。
それでもこの山は倉吉市民の誇りか、
よすがなんだろうね。朝夕目の前に見える山だもの、見るだけで心安らぐというものだよ。
打吹城址と大きな石碑が建っているが、摩滅して読めない、読まないままで降りるとしようか。
東へ降りて行く道なんだが、道は険しいとは思わないよ、ただね、道の下の崖が深い、これなら防備に万全の城だなぁ。
スポーツ施設への出口降りたところが相撲場の前、その後ろに陸上競技場が見えている。
素直に、このままスポーツ施設に向かえばよかったんだよ。来た時、こんなものは見えなかった、ということで、さらに山道を進むことにしました。
神社に出たよ、へぇ、鎮霊神社、登りで矢印にあった名前だよね、螺旋の回りを行き過ぎたね。
神社から先の道は、うむ、これは朝歩いた道、そのまま引き返せば駐車場に戻れる、やぁ、戻ったぞ。
簡単な山、低い山には違いないさ。緑が深くて、こんなにクスノキが多い山だもの、強力に奨めはしないが、ええ山ではあるよ。

参考 中国観音巡礼 長谷寺

OS,プラウザの種類、ヴァージョンによっては、JavaScriptErrorと宣告され、表示されない場合があります。
その時は下の文字、数字をクリックしてみてください。
1 2 3 4 5 6





詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


前ページへ

あちこちの山へかえる

トップページへかえる

 囲炉裏へリンク