2001年6月16日
しぇるぱ単独
山域:奈良室生

鎧岳、兜岳は四つん這いで登る山

 

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鎧岳への登山口今日はよめさんはお友だちと生駒に行っている、ひとりで出かけるとするかな。
ページのトップに予告編、これから予定している山、というのを掲げています。行くぞと宣言してから、もう半年になる、よし、鎧岳、兜岳に行こう。
曽爾村到着、どこから入るのかな。看板が目に付いた、ここから入ろう。
車を置くのにためらってしまうな、誰も停めていないよ。保育所の近所で道が膨らんでいる、ここに停めよう。
登山口はバス停新宅本店と保育所の中間、ここに案内看板がある。
鎧岳手前、まっすぐ鎧岳、下へ兜岳しばらくは林道歩きだな。向こうに草刈のひとがいる。
こんにちはぁ、どうですか、この山はマムシは出ますかぁ。
出るよぉ、昨日も草刈で一匹みつけたよぉ。ま、今は大丈夫よぉ、逃げてくわい、8月になると子を産むんで飛び掛ってくるがな。初めてでっか、最近は賑わってきて、年寄りは来るし、30人以上のおばちゃんの団体は来るし、ぎょうさん山に入ってきまっせ、気ぃ着けての。
はい、ありがとう。
鎧岳から倶留尊岳を林道を外れて山道に入る、山道に入っても道の両脇は草刈がしてあって快適なもんだ。要所要所にアクリルのパネルで案内が書いてあるから安心だね。
おや、葛の郵便局から来たコースと合流したよ、そっちからの入口は見落としたな。
いやぁ、ジグザグに登るなぁ。稜線までどれくらいあるか推測しようとしても、植林の樹冠にさえぎられて見当がつかない。下を見ると山腹がすぱっと切れ落ちている、大変なところに植林したものだな。
やっと稜線に出た。あとはこの稜線をたどれば鎧岳なんだな。こっち、鎧岳、あっち、兜岳、こっちへすぐのところなんだな。
鎧岳から古光山をいよぅ、着いたぜ、鎧岳、山頂のやぶを切開いて見通しが効くようにしてある。
お亀池の草原と倶留尊山がよく見えるよ。
下を見ると麓の入口が見える、停めたわたしの車も見えるぞ。
円の亡者さんと携帯メールのやりとり、ほっほぅ、明日森の音さんどんかっちょ!さんと曽爾高原と倶留尊山に行くんだって。今日行かずに明日鎧岳に行っていたら、谷を隔ててリアルタイムのやりとりが出来たんだがな。
明日も倶留尊に来ないかいって、ぅうぅん、浮世の義理があるんですよ、見舞いに行かなきゃならんとこがある、ゴメン、残念だけどそっちが優先 m(_ _)m
鎧岳頂上古光山が見える、その後ろは三峰山なんだろうな。いずれは古光山にも登りたいもんだな。
さぁて、兜岳を目指すか。
さっきの分岐を降りるんだな、急な下りだね。昨日までの雨で地面が湿っているので滑らないよう警戒しながら降りなきゃならんな。
登りはつらいけど危険はない、下りは、これは要注意ですよ。
これから登る兜岳木の間から兜岳が見える、麓から見たときはボウルを伏せたような丸い山だが、ここから見ると、船が船首を突き出しているように見える、後部甲板からせりあがった船首へと歩いていくんだね。
いよいよ登り、ここの登りはただものじゃないよ。両手両足使って四つん這いで攀じなきゃならない。ここを降りる時は難儀するだろうね。
狭い稜線になってきた、草刈るついでにところどころの木を伐採して窓をあけてあるよ。
振り向くと鎧岳、頂上直下の断崖がすごいね。岩場の向こうにお亀池の草原、絵になるねぇ。
振り返ると鎧岳下を見ると切れ絶っているじゃないか、近所の屏風岩の上を歩いているのと同様だね。屏風岩の上を歩いたことがあるが、あの時よりもっと断崖の近くを歩くんですよ(ゾォ〜、道の反対の端を歩こう)
兜岳頂上、ここも山頂は切開いてある。展望はもひとつだね。
降りて行くかね。
ちょっとちょっと、おいおい、この道はナニ?!
兜岳頂上これは道かい、木が生えている崖だよ。前向きではとうてい降りられない、後ろ向きで木の根木の幹につかまりながら降りなきゃどうにもならない。
道は悪路、と聞いてはいたが、こんな風とは想像がつかなかった。滑って転んだらそのまま下まで転落するよ、無事には済まないぞ、ここは慎重に、着実に。
朝聞いた地元のひとの話では、猫も杓子も大勢入って来るようだが、ちゃんと解って入っているのかしら。
目無地蔵心配ないさ、難所を乗り越えることで、その猫や杓子が経験を積んでベテランになっていくのさ。
どうやら水平道になってきた、このコースは逆にたどってもつらいだろうね。今までの経験では、最悪の部類に属するね。
道はずぅっときれいに草刈されている、コース案内もふんだんにあるし、とうとう地図を開いて点検することは無かったね。
目無地蔵のお堂のところまで出てきたぞ。
ここは赤目へ続く林道、先にここへ自転車を用意しておいたんですよ。あとは自転車でもとのところへ帰るだけだね。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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