西国巡礼
第２６番 法華山 一乗寺 （ほっけさん いちじょうじ）
平成１４年１月１３日巡拝
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山陽自動車道加古川北インターを出たよ。高速道から見える山の北に一乗寺はあるのだよ。
それにしても、このへんの山は異様ねぇ。山は低いのに山肌は疎林で岩がむきだしになっているのね。
岩の稜線をわたるええコースになりそうやなぁ。
県道なんだが、山深い雰囲気になってきた、カーブが続くのでスピードは出せないね。
さぁ、着いたよ、駐車場に入れようか。
バス停がある、へぇえ、一日４本しかバスが来ないよ、こりゃバスに頼るのは大変ね。
石段の上に本堂があるのね、あれ、本堂は工事中だよ。手前に仮本堂と納経所がある。完成まではここが本拠のようだよ。
本堂の下には三重塔がある、国宝だとさ。威圧的でもなく荘厳とも言えないが、馴染みやすい塔なんだなぁ。
奥の院に行ってみようか。
本堂の仮設の覆いが樹の間に透けて見える、覆いの中はからっぽだぜ、完全な解体修復なんだ。
奥の院への道は谷間の杉並木の間をたどるのね、落ち着いたええ感じね。
奥の院開山堂、この奥に賽の河原があるんだとさ。行ってみようか。
大岩の前に石がごろごろしている、風車、おもちゃ、ぬいぐるみ、ここは亡くなった子供を偲ぶところなのね。
日が暮れると怖いところになることだろうね。
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