西国巡礼
第27番 書写山 円教寺 (しょしゃざん えんきょうじ)
平成14年2月11日巡拝
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いよいよ書写山、ここは麓に駐車するような場所はなかったな。車は止めとこう、電車とバスで行こう。
バスはロープウェイ前が終点、ロープウェイには乗らないよ、当然、昔ながらの参道から登るさ。
岩尾根の道は、岩を広く穿って歩きやすく、昔ながらの参詣道のままで、やはりここから参詣したいもんだね。
近畿自然歩道の標識に従い、岩の尾根を登るとロープウェイからの道と合流することになる。
入山料を納めて先を急ぐ。おいおい、雪が降ってきたじゃないか。さすがに山の上、降った雪は融けずに道を白く染めていくね。
山門の額には「しょしゃ寺」と書いてある、円教寺より書写寺と言ったほうが通りがいいのかな。
こういう石段は年寄りには優しくないなぁ、えらく急だぜ。
そうよね、寺詣でを求めているのに石段のバリアーではいかんじゃないの。
後で本堂前のトイレに行ってわかりました、ちゃんと緩やかなスロープの迂回路が別にあった、悪態ついてごめんm(__)m
本堂は懸崖造り、摩尼殿と言うんだね。
朱印を貰っている間に、回廊から見渡すが、杉の谷間を見るばかりで下界を見渡すというわけには行かないのだね。
建物の木組みを見上げると、どうも古色がないね、後で説明板を読んで納得、大正時代に火事で焼けて再建したものだそうだ。
奥へ行ってみようか。
大講堂、食堂、常行堂、創建当時の威容が溢れているね。往時は大勢の修行僧がいたんだろうが、今も使われているのかしら。
帰りの道は西参道を降りようか。
円教寺会館、宿坊の塀を右折、そのまま真っ直ぐたどると西参道です。
この道は消防車の入る道で、歩くには面白みはない。
降りたところは、東洋大姫路高校と姫路工業大学の間、バス停があります。
あちこちの山に同じ日の、書写山、東参道、西参道 があります
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