三次市、南の半分 その2

08年11月17日

反時計回りに、三良坂、吉舎、甲奴を回りました
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
前回、南の半分を全部回るつもりで出かけたが、思いのほか行程が長い、くたびれて中止しました。
南半分のその東半分、今日は全部回ってやるぞ。
旧三次市と旧三良坂町の境に駐車する。道の膨らみに置いておきます。
竹細工の店「はなかご」の前から旧道を通って、馬洗川沿いに進んでいくのだよ。
旧道を行かずに現在の国道を進んでもええよ、ただし、坂道があるのでいやらしい、ここは旧道を行くべきです。
旧道は三良坂の古い商店街の中を進む。頑張ってシャッター通りを免れてはいるが苦しい商売だと思うよ。
商店街の真ん中で右折、橋を渡って旧町役場、今は三良坂支所に向かおう。
格別用事があるのではない、写真を撮ったらそのまま進もう。
バイパスの国道へ、店舗も増えて、もうバイパスではないわな、立派な本国道です。
出雲大社備後分院の前を通って、そうそう、ここに備後分院があるのが不思議でしょ、福山か尾道に置くなら納得できるが、なんでここに置いたんだろ。
しんどい坂道を登れば、吉舎町との境界だよ。
下り坂を下りれば、あとは水平道、なんの苦労もすることなく吉舎の中心地に入って行く。
ここも旧道を行くのだよ。橋を渡って、日彰館高校の脇を通り抜けて、旧道の商店街を抜けて、ふたたび橋を渡るのだよ。
橋のたもとに石造の常夜灯と祠があるが、いわれのあるものかそうでないのか、説明看板がないから判断のしようがない。
橋を渡って、下流に進む。そこに旧町役場、吉舎支所があるのです。
そのまま国道に出て、もうちょっと行けば、甲奴上下へは左折、と標識がある。
ここから先の峠が結構きついのですよ。
前回、行こうと思えば行けた。だがね、この峠を思うと、行きたくないと嫌気が差したわけです。
今日は、行かなきゃならない。
登り始めると、そんなに苦しい坂道でもないね。ごく一般的な傾斜の坂道だね。
しわぁい (〜_〜;
なになに、けちんぼがどうした? 違うわい、広島弁では、苦しい・つらい・ことをしわいと言うんじゃ。
傾斜はゆるゆるとなだらかだよ、ただね、坂道が長い。だんだんと、息が切れて、汗がにじんで、しわい、しわい。
峠を乗り越えた。峠の手前に甲奴町の標識がある。あとは下り道ばっかり。
川沿いの道で、川の名前が上下川、上流は府中市上下の町、下流は島根県江津市の江の川に流れて行くのだよ。
ここが旧町役場、甲奴支所、支所のなかで一番素朴な建物かな。
昼になった、どこか食堂に入ろう。
大通りの名前がカーター通りと言うのだよ。
アメリカ大統領のジミー・カーターが退職後、この町へ来たのだそうな。それを記念してカーター通りと名付けたのだそうな。
ゴルバチョフ大通りがあるだろうか、キム・デジュン通り、江沢民通りがあるだろうか、この人なら名前をもらいたいと、気を許す基準がどこかにあるのだろうね。
で、その食堂がみつからない、うどん屋もないし、寿司屋も見当たらない。参ったな。
引き返そう。
上下川に沿って下っていこう。川に沿い、JRの福塩線に沿って進んでいこう。
川下には灰塚ダムがあるのだ。ここが知和ウェットランド、湿地帯なんだね。野鳥の保護地域になっている。
ウェットランドの川下に灰塚ダム、ここは自転車で走って、ダム沿いの距離が長いで、たっぷり堪能したことがある。
ダムから離れれば三良坂の町も近い。三良坂の旧道商店街に戻って、そのまま進めば、車を置いてきた場所まで戻っていく。

旧三次市と三良坂町の境界、狭い川が流れる 三良坂旧道の商店街、奥にもっと繁盛店があった
旧町役場、三良坂支所 三良坂と吉舎の境界、ちいさな峠がある
吉舎の旧道商店街、新道には自動車関連の店が多い 旧町役場、吉舎支所
吉舎と甲奴の境界、大きな峠が分けている 旧町役場、甲奴支所
甲奴商店街、カーター通りの電柱看板 知和ウェットランド、灰塚ダムの上流、堰で囲った湿地帯
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