明神山連続三山走破

09年5月22日

海渡うとから、上田明神山、津田明神山、黒川明神山
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
上田明神山、津田明神山、黒川明神山、山そのものを登ったお話しはここにあります。「明神山、三重連」
山に登るお話しもええけれど、山から山へは車で移動したものね。
あらためて全部を結んで自転車で走ってみると、格好のアップダウンになるんじゃなかろうか。
国道375号線がスタートなんだが、国道筋は駐車しにくいよね。
すこし放れた海渡うとからだけど、橋のたもとからちょっと引っ込んだポケットなので、目立たないし、地元にも迷惑はかけないだろう。
国道をちょっと進んで、三良坂方面へ向かう県道61号線を進むんですよ。
この先に石原トンネルがある。トンネルを潜るのは嫌なんですよ。理由?トンネルに入るとGPSの電波が届かないから。
トンネルを拒否して旧道をひぃひぃ喘ぎながら登って行く。馬鹿だね。うん、自分でもそう思う。
もう三良坂の区域に入ろうとしているのだが、その手前で右折しする。
三良坂方向から逆に走ってくると、上田と案内標識がある。こっちからは標識は裏側で見えないが、ここで曲がるのだよ。
ゆるゆると谷はたんぼを抱えて登って行く。荒廃したたんぼがないのだね。
蛇行しながら、立ち漕ぎしながら登って行くのだが、それほどつらい傾斜ではない、坂道が長いのが嫌らしいだけだ。
とりあえず登り詰めて、タバコ畑のむこうに上田明神山が見える。
国土地理院の地形図には明神山と書いてあるでしょ、その山なんだよ。
これから明神山をみっつ見ながら行こうというのだよ。単なる明神山では判定がつかない、ここは上田明神山とリネームするから承知してね。
背後を振り向くと、通信鉄塔が見える。岡田山です。三次市が平成の大合併をするまでは旧三次市の最高峰だったのだよ。
今では、島根県境まで市域が続いているのだもの、最高峰の栄冠は県境の山に奪われたよ。
ゆるゆると登りが続いて、谷越えで上田明神山が見えている。円錐の三角形の横顔を覚えておいてね。
小学校の前に出る。門柱に三次市立上田小学校とあるが、すでに廃校になっているんだよ。
現在は、地元のサポートで、ほしはら山のがっこう、ふるさと体験学習塾として運営されているのだそうな。
高原の集落から坂道を下って、峠に出るのだよ。
ここの峠の名前はなんと言うのかしらね。バス停の名前は破れ堂になっている。
なるほど、峠の片隅にお堂がある。破れ堂という名前はひどいだろう。
あばらやになったのは手入れが悪いので、いかにも信仰が横着ですよ、と居直った感じが伝わってくる。
遠目で見たけど、そんな破れ堂のようには見えなかったよ。アマノジャクな名前だね。
峠は変形四差路、県道が突き抜けて、上田明神山への道と、平田観光農園への道の、枝道が加わっている。
峠から南への坂道、ここが三次市と世羅町の境界、ふたたび、登りの坂道になるのだよ。
下津田の集落に入ると、集落の背後に津田明神山がそびえている。
津田明神山に背中を見せて街道は南へ向かっている。
世羅西中学校の看板がある道へ右折する。黒川明神山はちらりと一瞬姿を見せるだけ、森の中を突き抜ける道だから、もともと視野が広がる道ではないのだ。
世羅西中学校は自転車置き場があるからこの上なのか、そのまま通り抜けて街道に出る。
ここは右折、西の方向に向かう。交差点には案内がないのだよ、当然あるだろうと当てにしないでね。
谷はゆるゆると下流へ広がっている、美波羅川、道の進むままたどればよろしい。
ここで振り返ると、黒川明神山の一番美しい姿を見ることができる。ほらぁ。
世羅町と三次市の境界なんだが、世羅側は歩道が完備、三次側は歩道が消えてしまって、同じ県道でも差があるもんだね。
そのまま進んで行こう。
国道375号線に再び戻って、あとはそのまま進めばよろしい。
美波羅川に山が迫って隘路になっている、国道はそこを避けて上り坂下り坂のバイパスになっている。
自転車にとっては迷惑な道で、そのまま川に沿った道を行けばええのだよ。
美和桜の看板の右側を進むべし、そのまま進めば再び国道と合流するのだよ。
あと間もなくで出発点に帰ってくる。帰ってきたよ。
ほぼ南北線一列に明神山が並んでいる。どの山も円錐形で、横顔は綺麗な三角形をしている。みっつを見比べてみてちょうだい、コピーしたのかと思うほどよく似ているでしょ。

出発から、次の交差点を三良坂方面へ 三良坂の境界手前で上田方向へ
上田明神山 旧上田小学校跡、現在は、ほしはら山のがっこう
峠の変形四差路、バス停の名前は破れ堂 三次市と世羅町の境界
津田明神山 黒川明神山
世羅町と三次市の境界 三若町で、国道を離れて、美波羅川沿いに
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