尾道の御調山田谷、暑さで参った

09年8月7日

予定のコースは放棄した、暑すぎる
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
瀬戸内観音を巡拝しております。
次の札所は尾道市御調町の北之坊なんですが、自転車で行ってみようかな。
「道の駅」クロスロードみつぎに車を置いて、ここからは自転車だよ。
御調の市街地を抜けて、国道184号線から県道383号線へ別れていく、信号のある交差点だから区別はつくさ。
これから4キロ、にょろにょろ、と絵文字の交通標識があって、山田川沿いに登っていくのだよ。
何度も曲がり角が続くにょろにょろ道はほんまだよ。山田川の河床は岩が露出していて、流れの幅は狭いけど、なかなかのもんです。
この先で分岐になっている、右が府中、左が国道184号線、どっちを行っても大差ない、山田川の谷の東側を行くか西側を行くかの違いでしかないのだよ。
左へ進んでみた。
空中に橋が架かっている。建設中のバイパスなんだね。府中への県道を改良するのに、山田川の谷を空高いところを通過しようという設計のようだね。
二度目に橋に出会うとき、橋の手前で曲がるのだよ。すると、北之坊が正面に見えてくる。
満福寺という大層な寺があって、子院がいくつもあって栄えていたのだが、子院の北之坊を残して他は没落滅消したのだそうな。
寺の横に巨大な観音像があって、その下に無縁墓を集めてあるのだが、無縁墓の数が八百基を越えているのだそうな。
親寺、他の子院の墓を集めたのなら、そんな数になるだろうねぇ。
北之坊側の道は生活道路で、東側の府中への県道へと移って行かなきゃならない。
県道を進み、小学校があって、その先からは峠越えの道になるのだよ。
標識にある、真っ直ぐな道、迂回する道の意味を聞いてみると、真っ直ぐな道は急な道で止めたほうがええ、遠回りでも迂回路を通ったほうがええ、そういうことなんだそうな。
迂回路にして傾斜を緩めてくれたのだが、それでも自転車には過酷な道だよ。
道幅いっぱいに右へ左へと蛇行しながら登っていく。
みかけ峠のように見える、急傾斜から緩傾斜に変わったから、峠にみえたので、やはり登り道が続いている。
降りて自転車を押し始めた。暑いアスファルト道を自転車を押して歩くのはたまらんなぁ。
心が折れました。
もういやだ、引き返そう。
予定では、峠を越えて、府中市のテリトリーに入って、JR福塩線に沿って国道に出て、道の駅に戻るつもりでいたのですよ。
引き返して、風を切って坂道を下っていくと気持ちがええね。
北之坊を谷向こうから眺めて、そのまま山田川沿いに道の駅まで戻ってきた。
御調川が東西に流れている、川沿いに進んで御調ダムまで行こうかな、食事するまではそんなことを考えていた。
昼食後は、もうどうでもええな、暑すぎるよ、自転車はここで切り上げて、帰ることにしよう。
ということになりました。
参考:瀬戸内観音 第28番北之坊
「道の駅」クロスロードみつぎ 国道184号線から県道383号線へ
県道沿いの山田川、河床が岩で露出している 建設中のバイパス、空中高く橋が架けられている
弁宝山北之坊満福寺に近づいていく 満福寺の親寺・他の子院が没落して北之坊だけが残った
谷の西側の道を谷の東の道へと移っていく 直線の道は難路、迂回路を行ったほうがええよとのこと
だらだらの登りはつらい、太陽にあぶられてここでダウン 谷の向かい側から北之坊を
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