瀬戸内観音霊場

第28番 辨寶山北之坊満福寺

広島県尾道市 平成21年8月7日巡拝

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北之坊、全景 北之坊、門前 北之坊、本堂 北之坊、無縁仏
次は尾道市内と言っても、平成の大合併で尾道となった旧御調町です。
「道の駅」クロスロードみつぎに車を置いて、今日は自転車を走らせるのだよ。
北の町はずれで国道から分かれて県道に入る。県道383号線。
国道途中で道が二分しているが、どっちに進んでも大差ない、今日は左の道を進んだがね。
空中にバイパスの橋が見えるようになったら、目的地は近い。現在、建設中で未完成なんだよ。
バイパスの橋に沿うように進むと、北之坊の姿が見えてくる。
弁宝山満福寺という大きな寺院があって、その中の子院に北之坊があったのだそうな。
ほかの子院も親の寺も没落して、北之坊だけが残って、満福寺を引き継いだ、こういうことなんだそうな。
石段を登り、門を潜ると、庫裏に直面する。ほんとは庫裏とはすこし性格が違うのかもしれない。
軸を横にずらして、お堂がある。大悲閣と扁額があるから、これが本堂だ。
その横には遍照殿という名のお堂がある。
どちらも小さいお堂なので、法要、説法などはここではできない。
庫裏でやっているみたい、ガラス障子の隙間から黒板が見えて、説法した痕跡が見えるものね。
巨大な観音像には驚かされるが、無縁仏を祭っているのだそうな。
無縁墓が八百基を越えるということで、これはやはり寺の歴史が古いからだろうね。
寺に参ったあとは、山登りしております。今回は自転車でまわりました。「尾道の御調山田谷、暑さで参った
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