馬洗川水系芋面川2(芋面川から美波羅川)

2012年4月10日

芋面川の合流点から、峠、美波羅川の合流点へ
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
前に芋面川を自転車でたどったことがあるけどね、芋面川は源流は確認した、だが、峠の先がどうなっているか、心残りのまま引き返したんですよ。
その心残りを解決しようじゃないか。再度、トライしてみよう。
自動車を芋面川と美波羅川の中間に置く。スーパーマーケットの駐車場が空いているが、その隣の空き地に置くことにする。
自転車で出発、歩道・自転車道は車道から離れて、堤防下の側道を進むようになる。堤防下から坂道で合流したあたりが芋面川を渡る橋の近くなんですよ。
橋の名前が来源橋、来源が集落名なんですよ、訓読みせずに音読みすればええ、ちょっと日本離れした集落名でしょ。
橋の上から芋面川と馬洗川の合流点を眺めて、さぁ、ここが芋面川の出発地点だと確認する。
無理に芋面川の土手を進むわけにはいかない、歩きじゃないのだよ、自転車には自転車の道がある、引き返して舗装道路を進むことにする。
JR神杉駅を横目に見て、神杉の主要部を通り過ぎる。
道は山あいに入ってきて、傾斜が増してくる。砂防ダムが堰き止めダムとなって、ダムの水面を見下ろすと、錦鯉の大きいのが3匹、ゆうゆうと泳いでいる。
釣り師も錦鯉には手を出さないのかしら。
クリーンセンターがある。ゴミの焼却場なのだよ。迷惑施設だから、道路は万全にしてあるし、周辺区域の集会所など建設して手当はじゅうぶんに施してある。
それでも道路から異臭がするよね。生ごみの汁を垂らすから、それが異臭のもとなのだよ。
自動車はさっさと駆け抜けるから影響が少ないが、自転車はゆるゆる進んで行くので、異臭を避けるわけにはいかないよね。
次の集落に入って、青河に曲がるポイントがあるが、そのまま直進する。
さて次は、芋面川が二手に別れるが、メインの道路のまま進めばええ。右への水源は古池というため池、左の谷は水源地まではもっと長いのだよ。
道路は峠状態になっている。ここは左折する。
直進すると、峠から下りの道で、芋面川の流域から離れてしまう。三和からの板木川に進んでしまうのだよ。
左折した道は、集落の山際の道で、集落が尽きて山あいに入ってしまう。
山あいを出れば集落がある。集落名が芋面、芋面川の由来はここから来ているのだ。
住所を確認すると、三次市三若町、へぇ、峠の向こうの三若町がここまで進入してきているのだ。
市役所の教育委員会のホームページを見ると、三若町芋面は神杉小学校へ通学するように指定されている。
鎌倉室町当時の地頭がゴリ押しで勢力を広げたのだろうね。
三若町がここまで侵入したけど、無理があるよね。
通学区域、広報の配り方、民生委員の境界、農協・農区の範囲、今となっては離れ小島のようで、不便極まりないことだろうね。
芋面の集落外れに杭があるんですよ。一級河川芋面川上流端と杭に書いてある。管理上、ここを末端と決定したが、細流はこの先から流れてきている。
舗装路があるからどんどん上流へ進んで行こう。折れ曲がりながら進んで行く。
ここが峠、普通なら自然の境界が区域の境界なのだが、行政上の境界はここではない。三若の地頭の勢力が強かったからですよ。
峠の先はYの字に分岐している。右の道は登らなきゃならない。左の道は下り坂、左の道を行こうか。
地蔵があって、屋根が差し掛けてある。柱が一本のお堂で、一本堂と名前を付けてある。
奈良県二上山麓に同じお堂がある、そこでは傘堂と名付けていた。
一挙に下る坂道だ。何度も折り返しながら下って行く。この道は、下りはええが、自転車で登るのはしんどいと思うよ。下りて押さなきゃ登れないと思うよ。
シカがいる。離れたところでこっちを観察している。
芋面の集落はたんぼや畑に背の高い柵があったな、鉄格子があったな。シカの被害に手を焼いているのだろうね。
山あいから抜け出して、美波羅川の川辺に出た。正面が掛田大橋、谷に架かる橋が掛田小橋、小橋のほうを渡って美波羅川の堤防の上を行こう。
国道375号線を行っているのだが、美波羅川は国道から離れていく、川に沿って塩町のほうへ進んで行こう。
道は美波羅川から離れて行く。どうやら川が屈曲していて、崖を避けるために峠越えするようになっているようだ。
峠の名前が才の峠、なんで解るかって、バス停の名前にそう書いてある。
峠を越えると塩町、JRの線路の分岐点で、福塩線と芸備線がここで分かれているのだよ。
美波羅橋を渡る。新美波羅橋が下流にあって、橋の向こうは馬洗川なんだよ。ここが美波羅川の放流地点なのだよ。
さぁて、駐車場所まで帰ってきました。
朝飯前という言葉があるが、この場合は昼飯前、短時間で切り上げようと最初から目指していたのですよ。
参考 08年8月1日 馬洗川水系芋面川

 

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フードセンターオアシス近くの空き地 芋面川放流点、来源橋 クリーンセンター、ごみ焼却場 峠を左折
芋面集落 一級河川芋面川上流端 一本堂
美波羅川、掛田大橋 国道375号線から塩町へ 福塩線と芸備線の分岐 美波羅川、放流点
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