JR三江線沿線、江津駅から石見都賀駅まで

2016年5月21日

江津駅を出発、最終地点は定めず、どこかでキシャに乗ることにして、石見都賀駅でキシャに乗った

 

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三江線沿いの踏破をぜひとも完成させたい。ターミナルの江津から出発したい。そうするには、三次発の始発のキシャに乗らなきゃならないのです。5:44発。
2番目のキシャに乗ったのが「JR三江線沿線、石見川本から三次まで」2番のキシャではここまで行けるのが精一杯だった。ここは頑張って始発のキシャに乗ろう。
夜が明けたばかりで、三次駅の駅前風景です。光が差し込んで朝日に照らされるとこ、まだ日陰のところ、これが夜明けの風景です。
江津駅までのキップは1940円、自動販売機で買える限度いっぱいのところです。
口羽で列車行き違いのため、約30分停車、こんな時間ロスもあるし、落石注意で10キロ・20キロのスピードしか出せない区間が続いて、やたら時間がかかるキシャなんです。
9:32、江津駅到着、昼食を仕入れて置かなきゃ、駅構内の近隣の地図を見て、コンビニはこっちの方向か。
コンビニを探して西へ西へと、どこまで行ってもコンビニなどないじゃないか。引き返して、モスバーガーを発見、テイクアウトで一個ちょうだい。
あのね、駅の地図で見たんだが、このへんにコンビニがあるはずなんだが、どこにあるのかしら。道の反対側で今建築中です。なるほど、あれかい、駅の地図が間違っているとも正しいとも言えるわけだね。
駅から東に向かって、江川橋に登ってみる。そこから江の川の河口を眺める。潮汐表によると、今の時刻は満潮と干潮の真ん中あたり、ということは、川の水位は海の満干に影響されているものじゃないね。たっぷりとうとうと流れている。
河口に近いのが江川橋、そこから山陰線鉄橋、新江川橋と上流に向かう。新江川橋は二階建てで、上が高速道路、下が普通の道路となっている。
江川橋にしろ、新江川橋にしろ、どうして大橋と名乗らないのかしらね。じゅうぶん大橋の貫禄じゃありませんか。大橋と名乗るか、名乗らないか、その基準がよく判らない。
新江川橋を渡って、江の川の左岸から右岸に移る。左岸では、川平駅と川戸駅の間に地図で見ても道がない。キシャの車窓から観察したが、草とヤブに覆われていた。ここは右岸を行くしか道がないのだよ。
右岸の堤防の上を行く。ここなら車に邪魔されることなくゆったりと進める。ボート競技の舟が水の上に浮かんでいる。舵付きフォアの艇が見える。二人乗りのボートも遠くに見えている。
ふうむ、江の川下流ではクラシックなボート競技が主流なんだろうね。中流ではカヌーが主流だものね。
河口部からだいぶ遡っても江の川の川幅は変わらない。ここまで来ると潮汐の影響があるはずもない、なんと水量の豊かなこと。
桜江トンネルを北に抜けると、コンビニ・ローソンがある。ひょっとして途中にコンビニは無いかもしれないと、モスバーガーでハンバーガーを昼食に手当てしておいたのだ。ここでもうちょっと追加する。
川本町との境界になる。邑智郡の中で、そこの桜江町が江津市に合併し、他に合併して美郷町と邑南町、川本町だけが合併相手がなく、単独で川本町を維持している。いろんな事情があったんだろうね。
右岸から左岸へと橋を渡る。川下橋、[かわくだりばし]と読むのだよ。橋の銘板がひらがなで書いてあるからそう読めるのだが、なければ、普通に[かわしもばし]と読むところだよねぇ。
なんで川を渡るのか。それはね、コンビニ・ポプラがあるから。飲み物とアイスを求めてのことです。
ポプラからひょいひょいと歩くと、因原いんばら駅の裏側に出た。改めてぐるっと回って駅の正面に向かう。
次の駅が石見川本駅、「JR三江線沿線、石見川本から三次まで」で出発地にした地点です。
街外れに出てしばらく進むと、美郷町との境界になる。本来なら、一緒に合併するはずだったのだが、町役場をどこに置くかで揉めて、破談にしたそうです。
右手を出して右折の合図を送る。それが気に入らなかったのか、後続のトラックから警笛を浴びた。合図が早いとか遅いとかの問題じゃないと思うよ。ただ自転車が目障りなのだと思うよ。
もう一度橋を渡る。あけぼの大橋。前回、石見川本から自転車を走らせた時、橋を渡らずにそのまま左岸を行ったのですよ。
今度は橋を渡って右岸に向かう。
橋の途中で眺めると、粕淵駅周辺の市街地が見えている。屋根の続きが粕淵の主要部で、ここからは見えていないが、美郷町役場があるわけです。
粕淵のメインストリートには向かわず、川の上流の方へ進む。道は自然に浜原駅へ誘導してくれる。
三江線のダイヤで、江津行の直通キシャは1本、三次行の直通キシャは2本、江津側から順番に、石見川本、浜原、口羽が終着駅になっていて、後続のキシャの接続があったり、そこで打ち切りだったり、となる。
予定では口羽まで自転車を漕ぐつもりだった。ちょっと楽観視し過ぎていた。口羽発の時刻は15:18、すでにこの浜原でそのダイヤの時刻になってしまった。浜原と口羽の間に6駅もあるのだ。
自転車で行けるところまで進む。時計と突き合わせて、後続のキシャが近づくのを待つ。折のええところで、どこかの駅でキシャに乗る、そんな段取りに変更しました。
そのキシャに乗り損ねたら、最終のキシャとして浜原発がある。まだ失敗できる余地のあるプランです。
浜原ダムに差し掛かる。ダムの堰堤の高さはこれだけしかないのだよ。水深は低いがバックウォーターは長い。ずいぶんな上流までダム湖が延びている。
かなり上流に行っても浜原ダムは大きいのだ
これで浜原ダムの右岸左岸を両方とも走ったことになるのだが、左岸のほうが道がよろしい。左岸には人家があるからだろうね。右岸には誰も住まず、道には木切れ・折れ枝が散乱していて落ち葉が積もっている。
どんどん進んで、そろそろキシャの時刻表を気にしなきゃならない。少し早めに打ち切って、駅でキシャを待つことにしよう。
道の駅グリーンロード大和を過ぎて、この先の石見都賀いわみつが駅が近いのだ。
あった、盛土高架の線路で、ガードの上に駅が見えている。あれ、ここの駅にはどこから入ればええのだろうか。
すみませぇん、駅に入りたいのですが、どこから入って行けばええのでしょう。
駅の下流側に行ってのぉ、コンクリートの入口が見えとるでのぉ、そこから階段を登るんよ。
公民館かな、何かの公共施設の広場があって、ほんまだ、階段を登ってプラットホームに誘導する穴がある。
自転車を担いで階段を登る。プラットホームが高いところにあって吹きさらしなので、輪行袋で自転車をパックするのに風をはらんでやり難いのなんの。
振り返るとプラットホームの北側に階段の庇が見えている。あんまりこのようなスタイルの駅は見たことがないな。これが駅看板、いわみつがと読むのだよ
待っているうちにキシャがやってきた、17:28。乗り込んで、どうにか日が暮れる前に三次に帰れるな。三次着が18:47。
到着した三次駅でもプラットホームは離れプラットホームで、階段を登らなきゃならないホームでした。朝の三次駅、到着した江津駅、石見都賀駅、そして夕方の三次駅、全部階段で自転車を担がなきゃならなかった。こたえるぜ。ホームと改札口が同じ平面だったら楽なんだがなぁ。
 
参考 重なっているコース
2009年_4月_7日 江の川中流域、三次から県境まで往復 往路は三江線の線路に沿って走ったのだ、宇都井駅で引き返したので、宇津井駅~石見都賀駅、ほんとは重なっていない、(追い風参考記録)
2016年_4月20日 JR三江線沿線、石見川本から三次まで

 

江津駅 江の川河口 山陰線鉄橋と江川橋 川本町との境界
川下(かわくだり)橋 石見川本駅 美郷町との境界 あけぼの大橋
浜原駅 浜原ダム 石見都賀駅 プラットホーム

 

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