JR三江線沿線、石見川本から三次まで

2016年4月20日

三江線を輪行して石見川本駅、そこから三江線沿いに引き返して三次まで

 

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先月、芸備線を輪行したが、それに続いて三江線もやってみよう。
実は昨日、三次駅まで来るには来たんですよ。列車の出発時刻が迫っていて、その日は諦めた。昨日も今日も三次駅にやってくることになりました。
自転車を輪行スタイルにパックするのが結構手間がかかる。30分余裕があったはずなのに、キップを買う、跨線橋を渡って列車に乗り込む、余裕などどこへやら、息が切れるほどのギリギリだったんだよ。
乗車券が石見川本まで1490円、同じ運賃で行けるところまでの同心円を描くと
広島方面に行くと五日市駅、海田市駅、福山方面に行くと横尾駅(福山駅のふたつ手前)、芸備線を東に行くと、矢神駅(岡山県に入って二駅目)、木次線で行けば奥出雲町の亀嵩駅、結構遠くまで行けるでしょ。
列車では、たった一両では列車とも言い難いね。汽車でもない、電車でもない、ディーゼルカーなんですよ、気動車とも言うが、この言葉が判る人は少なくなっている。
その列車から三次駅のプラットホームを写真に撮る。振り返って車内風景、わたしを含めて7人が乗っていた。
途中で二人が降りて、途中から一人乗って来て3駅向こうで降りた。わたしを含めて5人、終点の石見川本駅まで乗り続けた。
駅前では、ここでのお食事どころはここですよ、とビラ配りをしている。だれも受け取って読み込んでいるから、全員がよそからの観光客なんだ。
わたしもビラの案内に従って、店を探して入って行ったよ。ふぅむ、町の様子はこんなもんか。そもそも歩いている人なんかいないじゃないか。
三次発10時、石見川本着12時、輪行袋を畳んだり、食事したりして、なんだかんだで自転車を漕ぎ始めたのは1時になってしまった。この遅れが後々響くんですよ。日が暮れてしまうんですよ。
街はずれになると、江の川と三江線の線路、両者と並行しながらまつわりながら遡って行くんだね。
美郷町の境界に差し掛かる。”みさとちょう”と読むんですよ。島根県と秋田県と宮崎県に美郷町があって、どれも”みさとちょう”と読むのだそうです。
三郷市(埼玉県)、三郷町(奈良県)、があって、みさとし、さんごうちょう、なんだそうです。どのように読むか、所によって違うから油断がならない。早合点して決め付けてはいけない。
賽の神トンネルを潜って行く。なるべくトンネルは通りたくない。通りたくなくて旧道を探したが、もう既に自然が回復していて、自転車で入るのは無理な様子だった。
石見簗瀬駅と明塚駅の間で、江の川が屈折してる箇所がある。そこから三瓶山が見通せる。男三瓶山、女三瓶山、小三瓶山、孫三瓶山が見えている。
粕淵駅の手前でコースを間違えた。粕淵駅に向かうなら江の川を渡らなきゃならないが、ついつい右折して、そのまま江の川の左岸を進んでしまった。
結果オーライ、これで良かったのだよ。今まで自動車で通ったことのない道を進んでいる。見慣れた風景とは違っている。新鮮でええじゃないか。
浜原ダムが見えてきた。そう言えば、浜原ダムを下流から見る、ダム湖から見る、こんなことは始めてのことだね。
信喜橋を渡る。江の川では橋を高いところで渡しているのですよ。道路は冠水してもそれはしょうがない、橋だけは絶対冠水させないぞ。橋を高く差し上げてあるのが通常の川とは違います。
再び三江線と出合う。粕淵駅、浜原駅と対岸に駅があり、沢谷駅ははるか離れてトンネルで迂回させてある。その三江線が再び江の川沿いに帰って来たのだよ。
都賀行大橋を過ぎて、石見松原駅のあたり、このへんが浜原ダムのダム尻らしい。水面をずっと観察していたわけではないが、ここで始めて瀬を見るのだと思うよ。
道の駅グリーンロード大和でちょっと栄養補給、ここはもともとは大和町、だいわちょうなんですよ。だいわと読むかやまとと読むか迷うところだね。今は合併して美郷町です。復習です、美郷町は何と読みますか。
三次市との境界を越える。
対岸は島根県、邑南町です。おおなんちょう。邑智郡には、川本町、美郷町、邑南町があって、邑智郡の南だから邑南町、かな入力するのに、”おおなん”と入れなきゃ出てこないよ。”おうなん”では出てこない。
両国橋を過ぎる。両国とは右岸が備後、左岸が石見、だから両国橋です。
三国橋もあります。作木口駅と対岸を結ぶ橋が三国橋、右岸が備後、左岸に安芸と石見、正確な接点じゃありませんよ。イメージです。アバウト三国橋です。近くに三国山もあります。これもアバウトに三国山。
川の駅常清を過ぎて、さっきの三国橋を渡れば作木口駅なのだ。こっち側の集落の数が少なく、作木側が多いので、名前は作木に渡してしまった。
江の川カヌー公園さくぎを過ぎて行く。
門田トンネルを抜ける。江の川の大彎曲部をショートカットするトンネルで、香淀駅、式敷駅をパスしてしまう。2010年4月から供用開始のようで、わたしは今回始めてトンネルを抜けたのだ。
前に通った時はまだ工事中だった。
トンネルの中でランプを燈した。もう薄暗くなってきたので、そのまま明かりを照らして進んで行く。
先ほど、作木中学校の子が自転車のランプを燈して漕いでいた。早めの点灯、そこが肝心だよなぁ、と見倣ったのです。
三次の市街地に入って来た。三次町の街を抜けて、西城川旭橋を渡って、馬洗川水道橋を渡る。橋の下に送水管があり、人と二輪車だけが通れる橋なんです。
十日市親水公園の駐車場に車を置いていたんですよ。やっと戻って来た。
只今8時、遅くなるにも程があるよなぁ。
もともとは三江線のダイヤに制限されたんですよ。始発が5:44、次が9:57、二番列車を使うしかない。終点石見川本駅到着が12:09、輪行袋を畳んだり食事したりで、出発が1時前後になる。
三次から島根県境まで往復した経験があるが、それでも所要時間の見積もりが大甘だったよなぁ。
山なら所要時間はそこそこ当てられます。見積もられます。体内時計が出来ている。自転車はまだまだ未熟だなぁ。時間の見当が全然出来ません。時間がかかり過ぎたり、短すぎたり、反省しなきゃね。
参考 重なっているコース
2008年_8月18日 作木カヌー公園、高丸林道、常清滝
2009年_4月_7日 江の川中流域、三次から県境まで往復
2011年10月_4日 三次の高谷山、ヒルクライミング、一周
2012年_3月20日 布野、作木、主要部ほとんど全部を周回

 

石見川本駅 美郷町境界 三瓶山 浜原ダム
信喜橋 再び三江線と 道の駅グリーンロード大和 三次市境界
両国橋 川の駅常清 江の川カヌー公園さくぎ 水道橋

 

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