前回間違えた分岐から、世羅、三原・大和を行く(県道45号線)

2020年_2月21日

小国から下徳良、帰りは別ルート

 

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前回、県道45号線をたどって、道を間違えて、あらぬ方向へ抜け出してしまった。自分のケアレスミスだが、悔しいじゃないか。もういっぺん、正しいルートを踏まなきゃね。
県道45号線、三次市川西地区から始まって、世羅町を駆け抜け、三原市大和町で国道432号線に合流してそこが末端になる。
三次市の始まりは上田町の峠を登る。ここが最大の難所なんだよ。ここをやってしまえば、あとは軽々と行けてしまう。
今日は世羅町役場のせらにし支所を出発地とする。世羅西町の旧役場がせらにし支所となっている。駐車場は広いから迷惑になることはないだろう。
南に向かう。信号のある小国南交差点を過ぎる。ここからはゆるゆるとした登りなんだよ。
いかにも峠を登り切ったような見かけだが、単に山あいを抜けただけで、耕地・集落が広がっている。集落名は見田だと思う。
ここから三原市大和町となる。
この先の分岐で間違えたのだ。立て札が、大和支所、下徳良、とあって、左の方を指さしている。地図より立て札の方を信用してそっちへ進んだのだ。
今日は間違えないぞ。ここは直進。
集落があって、しのという大字名で、篠がカバーしている領域は広いのだよ。ただし、民家の大部分は前回間違えて走ったコースの周辺に集中している。こっち側の道には民家が少ないのだ。
その篠の端っこを走って、大字篠の境界、大字蔵宗と接するあたりが分水嶺なのだよ。
篠へ流れた水はは美波羅川馬洗川を経て江の川に流れて江津で日本海に放流する。蔵宗に流れた水は芦田川に流れて福山で瀬戸内海に放流する。
ここからは下り坂、前回間違えた坂道は一気に下る激坂だったが、この県道45号線はそこまで極端な坂道ではない。
大きくヘヤピンカーブで傾斜を緩和して県道161号線に合流する。道路標識と景色とをコラージュしておきます。方向を把握する助けになればええね。
進んでいくうち、サイクリングターミナルの案内が見えてきた。脇道だけど寄ってみようか。
オブジェの看板があって、その奥に建物があるが、カラーコーンで入口に蓋をしてあるし、誰もいないような雰囲気なんだよ。今も生きている設備なんだろうか。
入口から遠く見るだけで訪問はやめておこう。
帰ってからネットで調べてみると、去年の3月で廃止になっていた。廃止になったのなら案内板などを撤去しないと錯覚するよねぇ。
神田大池の池の頭まで来た。雑木が邪魔して池は見えない。堤の入口があってそこから池に近づくことができる。
池の堤の天端は広いが、自転車で漕いで進むのはドキドキするね。間違えて池に落ちたら命がないし、堤から下流側に落ちても大怪我をする。なるべく池側から離れて漕いで進む。
堤の上から灌漑する耕地を見渡す。大字名が萩原と言うのだよ。萩原1区、萩原2区と続いて、萩原5区まで地図にはある。名前に江戸時代の匂いはないね。近代の産物かもしれないね。
堤の端っこまで進んでみると、池の水の放流口があって、対岸とは道が途切れている
道路まで戻って、先へ進もう。
国道432号線へ合流する。県道45号線はここが終点・始点なのだよ。これで2回に分けて県道45号線を走り抜けたことになる。
もうちょっと先に進んでみようか。下徳良に出る。ここにはコンビニがある、地元のスーパーがある。ちょっとした町なんだよ。
三原市役所大和支所の駐車場に入ってみる。たいがい、出先支所の駐車場はスカスカなもんだが、ここの駐車場は満杯になっている。何かのイベントがあったのかしらね。
さて、引き返そうか。遠くから大和支所・文化センターが集積しているのを振り返る。なかなかの官庁ゾーンなんだよ。
先ほどの県道45号線と国道432号線の分岐を噛み締める。どうしよう。来た道を引き返そうか。別の道を進もうか。
別の道を行くとしよう。国道432号線はじきに芦田川の橋を渡る。この川の上流には神田大池があるのだよ。この橋の名前は馬橋というのだよ。名前がユニークだから覚えてしまったよ。
ここから世羅町、三原市大和町を後にする。
次の信号交差点が賀茂と言うのだよ。ここはフルーツロードと国道432号線が交差するポイントなのだよ。ここは左折、フルーツロードを進む。
名前はフルーツロードと甘やかな名前でしょ。とんでもない、きつい傾斜の自転車乗り泣かせの道なのだよ。下りて息を整えるのは許すとしても、自転車を押して歩くのはやめて頑張ろうぜ。
県道52号線とフルーツロードが交差する。そこを左折するのだ。県道52号線に乗り換えるのだ。
すぐに分水嶺の看板がある。美波羅川の水源池があるのだ。水源地ではないよ、水源池なのだよ。池の名前は知らない。無名の池なのだ。
中国地方の分水嶺がこんなに南にあるのに驚いてちょうだい。上下町・世羅町・大和町・豊栄町・向原町・八千代町、おおむねこのあたりが分水嶺となっている。南に位置し過ぎるでしょ。
中国地方を輪切りにして見ると、七割・八割あたりまで分水嶺を押し下げている。もちろん、江の川が流域を簒奪したからこんなことになったのだ。
脊梁山脈を断ち割って侵入したのは、他の例では信濃川。信濃川は南佐久・八ヶ岳、松本・上高地まで侵入している。富士川・天竜川・木曽川と水源を争っているのだ。それと匹敵するね。
ここからは下り坂、もう登り坂に悩むことはない。
緩やかな道を進んで、ほら、遠くに小国の市街地が見えている。近づいて、役場支所の背後から駐車場に戻ってきたのだよ。
世羅町せらにし支所 三原市の境界 ここの分岐で間違えた 分水嶺
サイクリングターミナル 神田大池 国道432号線 三原市大和支所
ここから世羅町 フルーツロード 美波羅川の水源池 小国は近い
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