三次・川西、世羅、三原・大和を行く(県道45号線)

2020年_2月10日

三次・川西から世羅を経て、三原・大和まで往復

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
縮尺は、右下の+-でお好みの尺度で見てください
使い方は、左上の[基本地図]の ▼ 白地図、航空写真、簡易地形図が選べます
Google Map では、使い方の変更が突然あります、逆らえません、従ってください

 

画像をクリックするとそのままそこだけ拡大表示されます
Microsoft Edge のユーザーは、画像・テキストにちょっと触れてください、その効果で、ポップアップページは消えます
Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox のユーザーは何もしなくてもポップアップページは消えて行きます

 

前々回、世羅町を斜めに自転車で突き抜けました。「世羅町、世羅西、斜めに往復」、よぅく地図を見ると、串刺しに縦断するコースがあるじゃないか。
三次市川西地区、ここに川西郷の駅がある。ここを出発点にしよう。
出発してすぐに県道45号線への交通標識がある。県道45号線、ここが始点で世羅へ向かう道なんだよね。最終的には三原市大和町で国道432号線に出会って終点となる。
この谷は森谷という谷で、むちゃむちゃ急な傾斜なんだよ。この谷道を自動車で走った経験があるなら、自転車で登るのはさぞ辛かろう、と分かっていただけるのじゃないかしら。
がんばろうぜ、自転車から降りて息を整えるのは許す。自転車を下りて押して登るのだけは避けようぜ。ひぃこらひぃこら登っていく。
谷を道が横断するころ、行く手に峠が見えてくる。谷の下を見下ろすと、急傾斜で下っているのが見えている。写真に撮っても、実態は写し取れないので、言葉だけで語ることにするね。
登り詰めた。自転車を押すことなく自力で漕いで登ったよ。こんなに大きな峠なのに峠の名前がないのですよ。仮の名前、上田の峠と呼ぶことにするね。
峠は四差路、森谷を川西から登って世羅の津田へ行くメインルート、右に行けば平田観光農園、左に行けば岡田山への道、左への道が鋭角に曲がるので交差点が大きく膨らんでいる。
峠の上からは下り道、世羅町との境界を過ぎる。
横目で津田明神山を見ながら下って、自転車を止めて振り向くと、南面から見る津田明神山が一番姿がよろしい。
津田明神山に背を向けて、長い峠道を漕いでいく。上田の峠で消耗したので、短い登り坂だが、休憩を重ねないと登れない。
登り詰めて、世羅広域農道、またの名を、世羅高原ふれあいロード、この道は真っすぐな道でアップダウンの激しい道なんだよ。
下り坂を下りて、小国に入って行く。昔々は小国は近在に鳴り響く商店街だったのだが、今や衰退して、ただの大集落と変わり果ててしまった。
信号のある、新小国交差点、小国南交差点を過ぎて、ゆるゆるとした登り坂を登っていく。
家に帰って、GPSのログを地図に落としてみると、この先が本日の最高地点だった。体感としてそんな気はしなかったんだがね。消耗度は上田の峠が一番だった。
その最高地点のあたりで三原市との境界看板がある。
境界看板の先で道は分かれている。地図で確認すると県道45号線は直進だよな。立て札があって、下徳良方面は左折、とある。はて、どうしたもんだろう。
立て札の方を信用しようか。さらに下徳良方面大和支所と他立て札がある。二つの立て札をコラージュしておくね
数軒の農家があって、ゆるゆるとした登りの次、一転、激しい下り坂になる。ブレーキを掛けながら、かなり長い下り坂だよ。
やっと平地まで下りて、橋を渡る。ええっ、何だと。橋には、芦田川、門出橋と銘板がある
これには見覚えがある。「芦田川源流部、甲山から源流へ、その4」で芦田川の源流を辿って、ここを通った覚えがある。
芦田川を遡上するのに、四分割して、瀬戸内海から源流まで自転車でたどったことがある。
芦田川、河口堰から遡上、下流部を行く、その1」「芦田川、府中から八田原ダム、中流部を行く、その2」「芦田川上流部、八田原ダム、三川ダム、甲山、その3」「芦田川源流部、甲山から源流へ、その4
水路の上流に池の堤がある。あれは神田大池なんだよ。
県道45号線を辿ると、神田大池の傍に出るはずなんだよ。池の下流に出てしまうとは、道を間違えた。
どっちに進むか迷ったとき、地図に従って直進するべきだったのだ。立て札に誘われてしまったのが間違いだったのだ。
さて、どうしよう。神田大池に進んで県道45号線をたどってもええんだよ。やめとこう、山の中で道を間違うととんでもない方向に行ってしまう惧れがある。来た道を引き返そう。
大和町のたんぼが見えている。大和町萩原の沃野だ。神田大池の恩恵で水の心配はないね。
えんや、えんや、大変な登り坂だな。こりゃあかん、自転車を下りて押して歩こう。
くたびれちゃったな。車道と歩道を分ける縁石の上で横になる。ちょっと体を休めるつもりだったが、眠ってしまったみたい。ちっとは疲労が回復したかな。
長い坂もどうやら登り詰めたみたい。ここからは自転車を漕いで進むことができる。
ここで間違えたのだよ。どっちも幅の広い道だから判断が付かないよね。県道より上等な市道、こういうのは世間ではよくあることだよね。
世羅町との境界を越える。
ここからは緩い下り道が小国まで続いている。
小国を抜けて、黒川地区へ、黒川明神山が見えている。
上田明神山、津田明神山、黒川明神山、よく似た姿が並んでいて、明神三山と称されているのだよ。
三次市との境界を越えて、県道から離れて美波羅川沿いの道を行こう。こっちのほうが車の往来が少ないからね。
国道375号線に出て、しばらくは国道を行く。川西地区に戻って、国道の鳥越峠を行くのは登り坂が嫌だね。美波羅川沿いに里道を行こう。
里道が再び国道に合流して、県道45号線への分岐まで戻って、川西郷の駅は目の前だよ。陽が傾いて、自分の影が写るほどの時刻になった。やれやれ、戻ったぞ。

川西郷の駅 上田の峠 世羅町との境界 津田明神山
世羅広域農道 小国南交差点 三原市との境界 ここから先下り坂
神田大池からの放水路 世羅町との境界 黒川明神山 三次市との境界
自転車インデックスに帰る
2020年リストへ帰る
トップページに帰る