千代田から吉川元春城館跡へ

2023年_8月28日

千代田の道の駅発、志路原川沿いに戦国の庭歴史館まで行って戻る

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
縮尺は、右下の+-でお好みの尺度で見てください
使い方は、左上の[基本地図]の ▼ 白地図、航空写真、簡易地形図が選べます
Google Map では、使い方の変更が突然あります、逆らえません、従ってください

 

 
ほんとはね、吉田の郡山城から、毛利元就の次男が入り婿した大朝の吉川家の城跡に行こうと思うんですよ。ちょっと遠いな。いっぺんには無理だな。
千代田から吉川元春館跡という史跡がある。そこを往復することにしよう。

2014年_4月23日 三次インターから千代田インターまでを往復
千代田インターの隣に「舞ロードIC千代田」という道の駅がある。そこに駐車しよう。車から自転車を引き出す。千代田インターまで来ているから、その続きを行くわけなんだね。
北広島町の町役場がある。合併前の千代田町の町役場をそのまま利用したものだよね。
役場の前をそのまま西に進むと八重バイパス中という信号交差点がある。ここはそのまま直進する。すぐに壬生口という信号交差点がある。ここを右へ、つまり北上する。
ここは八重という商店街があったのですよ。あったというのは、商店街の痕跡がある。今は仕舞屋だけれど昔は商店だったろうたたずまいが連続している。
江戸から明治にかけて、ここ八重と東の壬生と、商店街が張り合っていた。自然に衰退して行って、中国道の千代田インターが出来た。それで激変が起こった。
千代田町の町役場が完成したのが先かもしれない。商店街の中心はインター・町役場のほうになった。これで八重も壬生も商店街は衰退してしまった。
長い長い抜け殻の家並は続くんですよ。今田川・大刈田橋のところで道に迷った。志路原川を渡ってまた引き返すという迂回行動を取ってしまった。
旧道とバイパスが始まるところ分かれるところに到着する。信号交差点名が八重バイパス北。
そこから名も知れぬ橋の向こうに高速浜田道が見えている。浜田道は右へ行く。国道261号線は左へ行く。
次に渡る橋がユニークなので挙げておこう。志路原川・蔵迫橋、神楽の面で装飾されている
蔵迫という大字は範囲が広いのだよ。蔵迫中央という信号交差点、ここを左折する。
ここで路面にテングシデの文字がプリントされている。自転車コースのガイドなんだよ。そうかい、ここからも行けるのかい。前に大朝インターから行ったことがある。

2023年_4月24日 北広島町大朝のテングシデ群落
しこしこと峠を登って行く。峠を登り詰めると視界が開ける。峠と言うより耕地があり工場がある。峠の片面は平地だったんだね。
再び志路原川に沿って進む。もうこのあたりは吉川元春の里の範囲内なのだよ。とよひらフラワーロードの立札がある。合併前は豊平町だったのだよ。
山裾の尾根が志路原川にせり出している。この尾根を越えなきゃならない。必然的に本日の最高地点を踏むことになる。
尾根を下りれば吉川元春城館が見えている。
また志路原川を渡る。建物が見えているが、それはトイレと土産物店なのだよ。芝生の奥に、国史跡吉川氏城館跡戦国の庭歴史館と立札がある。
歴史館に近づいて見たが、閉館中だった。そうか、今日は月曜日だ。あとでホームページで確認すると月曜休館となっていた。
ここには館史跡が二ヶ所ある。日野山・火野山・日山に山城があって(同一名称、資料ごとに名前が違うのだろうな)、大朝側に館史跡が三ヶ所もある。
城塞としての城は理解できる。軍事の城はひとつでええとして、政庁としての館がそんなに幾つもあるのが理解できない。
そんなに転々と政庁を動かしたのだろうか。吉川本家の館、一族支族の館が、資料がとぼしくて、未分離で今に至るのかもしれない。
引き返そうか。尾根の坂道を登り返すのはいやだね。志路原川に沿った道がある。それを行こう。あまり車が入る道ではないからさらに好都合だ。
里道は国道433号線に合流する。国道433号線とは三次大竹間を結ぶ国道で、国道261号線とはX型に交差しているのだ。
国道は舞綱地区に入って行く。舞綱はもうつなと読むのだよ。難読集落名があるが、これはちょっとだけ難読、はるかに易しい読み方なんだね。
おっと、町道の案内がある。町道瀬丸線とある。ここは蔵迫。峠を行くより川沿いに行ったほうが自転車には楽だ。自動車のおねぇちゃんがいたので確認する。
ここからの町道は自転車でも行ける道ですか。草に覆われているとか、そんな道じゃありませんか。そうなんですか、普通の道なんですね。どうもありがとう。
なるほど、教えてもらった通りだ。普通の車道なのだ。志路原川のせせらぎがちゃらちゃら流れている
難なく国道に合流した。国道261号線のほうね。実は、国道433号線も蔵迫中央信号交差点まで重複して走っているのだよ。そこでふたつの国道は分離するのだよ。
あとはそのまま進んで、八重バイパスと旧道が合わさり分離する、八重バイパス北の信号交差点まで進んで行く。
朝に来た道をそのままたどろう。八重の商店街の果てで町役場・千代田インターの方向へ戻って行く。
そのまま進んで、町役場の前を通り、インターの道を横切り、道の駅に入って行く。道の駅の奥の建物の屋上にモニュメントがある。太鼓なんだよ。神楽に使う鳴り物の巨大なものなんだよ
今日はコースも短くてくたびれるほどじゃなかったね。これでええのだ。夏は熱中症の惧れがある。午後からは雷が心配だし、早めに切り上げてこれでええのだよ。

 

  標高   隣との標高差 出発からの距離 隣との距離差 区間の勾配
道の駅 276m
蔵迫中央交差点 288m 12m 6081m 6081m 12/6181=0.2%
最初の峠 347m 59m 7137m 1056m 59/1056=5.6%
町道分岐 334m 13m 7577m 440m 13/440=3.0%
最後の峠 377m 43m 10253m 2676m 43/2676=1.6%
吉川元春城館跡 366m 11m 10766m 513m 11/513=2.1%
国道出会い 312m 54m 16428m 5662m 54/5662=1.0%
道の駅 276m 36m 23711m 7283m 36/7283=0.5%

 別ページ、轍のページに、断面図=プロフィールマップがあります。傾斜の凹凸はそっちのほうがより感覚的に理解できると思います。

道の駅 八重バイパス 旧道 八重の商店街
新旧道 浜田道を潜る 蔵迫中央交差点 最初の峠
最後の峠 吉川元春館跡 国道から町道へ 町道は国道へ
自転車インデックスに帰る
2023年リストへ帰る
トップページに帰る