備後西国三十三観音霊場巡拝

第6番 摩尼山西国寺

平成15年12月2日巡拝

 

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西国寺山門、大きなわらじがある尾道の寺を次に行こうか。浄土寺を出ると、石畳の道が続いているよ、古寺めぐりのコースが引いてあるんだ。
坂道はゆらゆらと下って行く、たしか次の西国寺はかなり高みにあるはずだよ。ちょっと聞いてみよう、このひとは観光客かな、地元のひとかな。
すみませぇん、西国寺の方向はどっちの方向でしょうか。
正面の高いところに大きな屋根が見えましょうが、あそこですけぇの。   あ、そうですか、どうもありがとう。
山門の先は急な石段林芙美子の「放浪記」の碑がある、ここは図書館なんだね。尾道と縁があるものねぇ。
その放浪記、読んだことがない、舞台も有名だが、見たことがない、どんなお話なんだろね。切ない貧乏ばなしだったら読む気にもなれないよ。読まないまんま、終わることだろうね。
尾道東高校の高校生が下校していくよ、元気に自転車で下って行くのは、見ていて気持ちがええね。
ええと、これから先の案内は? ここかい、細い道だね。
うわ、すごい路地ね。ごみ出しはどのようにするんだろ。いったん火事が起きると大変なことになるね。
西国寺金堂そうだな、宅配のひとに同情するね、この街は特別料金を貰わないと引き合わないぜ。
ほら、見てみ、あそこで家の改修工事をしている、生コンを運ぶのにトラックが横付けできないので、ネコ車で運んでいる。これでは、工費が高くつくのも仕方がないよなぁ。
建て替えできるのかなぁ、新しい建築基準法では古い屋敷をそのままでは建築できないと思うよ。ほら、この家、空き家のままだよ、買い手が付かないまま立ち腐れになっているんだよ。
大きな道に出たわね。正面に山門が見える、あそこが西国寺なのね。
山門の前の店でわらじを売っている、ははぁ、山門に大きなわらじが架かっている、わらじがここの縁起物なんだ。
さらに奥へ、は行かなかったちいさなわらじを山門の格子にたくさん括り付けてあるわね。足に縁のある寺なのかしら。
なるほど、階段を登って登ってのお参りだぜ。これなら、足が丈夫になるのは間違いないね。やぁ、本堂だ。
ここのは本堂とは言わないのか、金堂と言うそうな。
横手の坂道を五重塔まで登っていくんだけど、なぜか意欲が湧かないわね。
そうしよう、参拝客が少ないので張り合いがないよ。
このお寺、参道の脇に子院が幾つかあったわね。子院があるということは、繁盛しているシルシよね。

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