備後西国三十三観音霊場巡拝

第7番 大宝山千光寺

平成15年12月2日巡拝

 

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千光寺の本堂舞台を潜る西国寺からの道、石畳の道は横手に誘導しているぞ。下の鉄道沿いの道よりこっちのほうが風情があるだろう、行こう、行こう。
レンガストリートと名づけてある。いっぺん、丘の張り出しに膨らんで、谷の底に下りて行くんですよ。
おばあさんが自分の家まで戻って来たわよ。大変ねぇ、年取ると、坂道は堪えるのよ、毎日のことだからオオゴトなのよ。
ロープウェイが向こうの斜面を走ってる、谷向こうのあそこが千光寺なんだ。
ロープウェイを使わずに歩いて登りたいな。あのひとに聞いてみよう。
千光寺舞台からの眺望すみませんが、千光寺に歩いて登りたいんですよ。取り付きはどのあたりでしょうか。
ロープウェイ乗り場の近所にウシトラ神社があります。そこから、登り道があります。 どうもありがとう。
ここだ、ここだ、艮神社と書いてウシトラと読むんだ。境内にクスノキがたくさんあるなぁ。
関西ではクスノキはたくさん見たが、広島でクスノキを見るのは珍しいよ、常緑樹はたいがいカシノキだもの。
神社の奥へ奥へと、なるほど細い路地がある。猫の路地と名前があるよ。
ほんとだ、ほら、あそこに猫がひなたぼっこしてる。ぎゃ、たくさんの置物の猫がみつめている、これは気持ちが悪いぞ。
中村憲吉終焉の家、志賀直哉旧居などを横目に通り過ぎる、なぜ寄って行かないの?興味がないから。
千光寺舞台から内陣を作品は作品であって、その時の舞台裏がどうだったか、などどうでもええと思うもんでね。
上から話し声が聞こえて来るよ、千光寺はもうすぐらしい。やぁ、着いた。
三重岩なんていうのがあるんだね、それにもたれるようにして本堂舞台が建っているんだね。
ほぉぉ、絶景、絶景、やはり尾道水道を見るのはここが一番かな。
千光寺とは、もう少し大きなお寺と想像していたのよ、尾道と言えば千光寺、代表的なのにねぇ、案外に小さなお寺なのねぇ。
そうよな、西国寺が大きなのにと対照的に、ぐっと小さいね。
千光寺前、山陽本線を渡る踏み切り寺の裏沿いに道がある、ロープウェイへ行く道だそうな。岩だらけの道なのね。
自然の岩に文学碑を幾つも彫りこんである、抵抗があるなぁ、自然物であり公共物だぜ、こんなに大量に加工してええのかい。
運び込んだ巨石に彫るのは自由だよ。あるままの自然物を自分の意思で染め付けないでほしいね。
ロープウェイの駅まで行って、憮然として下りる。千光寺からは真っ直ぐに下りよう。
下りたところは踏み切りなんだ。さすがにここは、高架にするスペースさえ無かったみたいだよ。

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