中国地蔵尊巡拝

第18番 紫津浦山極楽寺しつらざんごくらくじ 浄土宗

山口県長門市 平成20年3月24日巡拝

 

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極楽寺、参道、山門 極楽寺、中門 極楽寺、本堂 極楽寺、本堂の扁額
山口県の日本海沿岸は遠いのですよ。朝食を取らずに、こそっと抜け出ます。朝の6時半。
高速の中国道は美祢インター、ここで降りて下の道を進みます。
北へ真っ直ぐ、長門市の市街地中心を通ってもええが、市街地を迂回するバイパスがあるのでそれを利用する。
仙崎港へ道は向かいます。これから行く極楽寺は仙崎にあるのです。
仙崎は北へ半島状に突き出して、海峡の向こうに青海島があります。橋があるから離島というわけじゃないよ。
その仙崎の半島の東側をゆっくりと進み、橋を渡らず、西側をゆっくり進む。極楽寺は真ん中にあるみたい。
真ん中の道が「みすゞ通り」、金子みすゞがこの地で生まれたから、仙崎の町は金子みすゞであふれております。
わたしは、金子みすゞについてあまりよくは知らないのですよ。
みんなちがって、みんないい」詩のフレーズでこの部分だけ覚えている。
NHK教育テレビの幼児番組、にほんごであそぼ、この番組で覚えたフレーズです。
このみすゞ通り、一方通行で狭いんですよ。この道に車を止めるわけにはいかないね。
東側の通りに出て、仙崎漁港の中を人工島へ渡る道がついている。その付け根が自由な駐車場です。
車を止めて、道の向こうに路地がある。歩いて入ろう。
みすゞ通りに出て、一方通行の流れに沿って、左を眺めると、極楽寺はすぐそこじゃありませんか。
極楽寺のさくらと石柱が案内していて、参道を入ると山門、山門をくぐると右手に幼稚園がある、極楽寺で幼稚園を経営しているのだ。
次に中門、目の前に本堂がある。本堂の扁額に紫津浦山、あて読みしたんですよ、達筆すぎて、答を知ればなるほどと解る。
青海島の東に紫津浦という湾がある。なにか縁があるのかな、と思ったら、その通りなんですって。
海中から仏像が引き上げられた、島の寺に安置していた、寺の盛衰で転々として、結局、ここに落ち着いた、のだそうです。
寺の横が墓地だが、無縁となった墓石がぎっしりと集められている、満員電車のようで、こういうのは無残だね。

このあと、青海島の高山に登ってきました。「長門市青海島海上アルプスの高山
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