中国地蔵尊巡拝

第29番 少林山譲伝寺しょうりんざんじょうでんじ 曹洞宗

鳥取県鳥取市 平成20年7月5日巡拝

 

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譲伝寺、山門 譲伝寺、法堂 譲伝寺、僧堂 譲伝寺、地蔵
米子道を湯原インターで降りて、県境の道を進むのだけど、目的の譲伝寺はえらい中途半端な位置にあるのですよ。
鳥取から行っても大回りだし、倉吉から海岸沿いに進んでも大回りだ。
考えた結果、三朝温泉から三徳山三仏寺、国宝投入堂の寺といったほうが解りやすいかな、その門前を通過して、峠を越えて行く道にしました。
峠を越えると、北側の斜面は切り立った崖で、道はループを描くは、折れ曲がったり捻じれたりで、地図で眺めて想像したとおり、大変な道でした。
今でこそ鳥取市ですが、合併前は鹿野町、旧役場の隣にそば道場があります。そのそば道場前の交差点、新鹿野大橋を渡って、堤防沿いに進みます。
鹿野温泉病院を目指してもよろしい、鹿野町B&G海洋センターからその先を行ってもよろしい。
どっちから進んでも、木立に包まれた譲伝寺に到着します。
塀からすこし引っ込んで山門、石柱があって、譲傳寺、伝の字は旧漢字で彫り込んである。
山門の扁額には少林山、禅宗の開祖、達磨の寺が少林寺、そこから少林山と引いてきたのかしら。
境内は大雑把に言うと、正面に法堂、左に僧堂、右に小さなお堂で経堂、囲まれて中央の庭は空間のままになっている
僧堂は座禅の修行に使うのだろうが、扁額の文字は読めんぞ。極端な草書で、これは読めない。
法堂と庫裏を結ぶ回廊に入り口があって、古関と扁額がある、調べてみたが意味不明、単純に古い玄関という意味かもしれない。
小さな経堂には巨大な扁額があって転法輪、これはね、教義(法輪)を他人に伝えること(転)を転法輪、ということなんだそうな。
山門の脇に石像がある。地蔵の半伽像で、地蔵さんの足元に異様なものがあって怪しむが、膝小僧なんだそうな。
門外に出て、右の方向、南の方向を眺めると、鷲峰山がそびえている。ええ山だねぇ。

このあと、鷲峰山の隣の山、毛無山に登ってきました。鳥取市の毛無山、全部舗装路
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