中国観音霊場巡拝
第27番瑞塔山雲樹寺
平成17年4月26日巡拝
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島根県の安来市、今日で島根県も最後だぞ。
松江道の三刀屋木次インターから山陰道の安来インターまでそんなに時間はかからないぞ。
インターを出て、見当を付けて進んで行くと、自然の流れで清水寺のほうへ向かって行く。順番はその次なんだよ。雲樹寺のほうへ曲がって行こう。
雲樹寺の駐車場が見えてきたぞ。ここに駐車しよう。
駐車場から境内に入って行くんだが、いきなり境内の中心部分に踊り出てしまうね、そのまま本堂に向かうのはちょっと具合が悪いね。
参道の外から改めて入ることにしようよ。
入り口まで歩くのだが、長いね。山の上にあるので石段が長いのなら納得できるさ、平地なのに参道が延々と続くのに驚かされるよ。
参道の入り口は伯太川の堤防に突き当たったぞ。ここから始まりと考えて、まぁ、ええだろ。
横手に小学校が見える、宇賀荘小学校だとさ。
そうか、このへんは宇賀荘という荘園の名残りなのか。奈良朝まで遡るか、平安朝までの時代なのか、室町当時のことなのか、いずれにしても、古くから開発されていたというしるしだものね。
参道をゆるゆると進んで行く、両側に溝を立てて水が流れている、看板の説明によると、浮道、あたかも参道が水に浮いているかのように見立てるのだそうな。
参道の真ん中に四脚門、四つの脚ということだが脚は六つあるなぁ。ごめん、ヤボな突っ込みでした、どこでもこの構造を四脚門というのだった。
南北朝当時のもので国の重要文化財なのだそうな。扁額に書いてあるのは瑞山と読めるんだが、山号の瑞塔山の短縮のことなんだろうな。
葷酒山門に入るを許さず、禅寺のお決まりなんだがね、断酒地蔵が曲がり角に置いてある。毎月、断酒の集まりがあるんだそうな。
楼門がすごい、門の下は行け行けで通れるんだが、門の上屋には何が置いてあるんだろうね。
千利休が自らを刻んだ彫像を置いて秀吉から咎めを受けた、ということだが、その手のものが置いてあるのだろうか。
正面に本堂だね、ここは禅宗だから法堂と言うのだった。床にはレンガであるセンが敷き詰められている、他宗は板の間の本堂で、ここが大きく違うよね。
法堂の裏に大きな建物がある、なんだろう。
ははぁ、参禅堂のようだね。静謐を守るため、塀で囲まれているもの。
たたね、隣りの方丈(庫裡)はただいま補修中、工事のひとが慌しく出入りしている。工事が終わるまで静謐はおあずけだね。
その後、近所の安田要害山に登ってきました。
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