中国観音霊場巡拝

特別霊場 喜見山摩尼寺

平成17年9月15日巡拝

 

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摩尼寺、参道の石段夏の暑い間は巡拝をお休みしていたが、だいぶ涼しくなったので再開しようかね。
中国道を走って、津山インターで降りる。ここからは下の国道を鳥取目指して、ひたすら走って行くのだよ。
県境の那岐山から滝山、爪ケ城への稜線は立派だなぁ。99年に登っているが、再度、訪問しなきゃいかんな。
県境の国道はループを描いて登り、大きく折れ曲がりながら降りて行く、中国山脈の脊梁を越えるのはここが一番傾斜がきついのじゃなかろうか。
鳥取県側の渓谷を抜けて、川幅が広くなってきた、千代川、ちよがわと読むんだろうね、え、せんだいがわ、音読みする川は珍しいね。
摩尼寺、仁王門鳥取市内を突き抜けなきゃならない。国道53号線は鳥取駅を迂回して、県庁前の交差点を左折、そのまま直進していくんだよ。
県庁の裏から東西に緑の山がさえぎっている、山並みに平行しながら、山の切り欠きを探さなきゃ、そこが丸山交差点。
歩道橋を四角に組んである、その交差点を右折、国道を離れて県道318号線を進む、すぐに国道9号線の高架の交差点にさしかかる。
ここは立体交差点なのでややこしいが、高架の先に県道224号線を進むことになる。
心配することはない、交差点には摩尼山と案内標識がある、それに従えばよろしい。
摩尼寺、本堂道は狭くなったり、広くなったり、谷沿いの道を進んで行く、なんとか茶屋、かんとか茶屋の観光看板がある、そこで道は終点となる。
駐車場に奥には、門脇茶屋、源平茶屋、二軒の茶店土産店が両脇に並んでいる。
呼び込みがしつこくないから助かるよ。
真正面には石段が延びている。石段の両脇の石灯篭で健在なものは少ないね、たいがいどこかが欠けていたり崩壊していたりなんだよ。
石段の中ほどに仁王門、隠岐のどこやらの寺の仁王門を解体して移設したものだそうな、隠岐とは、また遠くから来たもんだね。
本堂の彫刻装飾さらに同じ距離を登って中門、ここからが庭内になるのだね。
正面に千徳殿と呼ばれる本堂、解説本にあるから読めるが、達筆すぎて扁額の字は読み取れないよ。
建築の彫刻がすごい、横渡しの梁の紅梁、梁の突き出しの木鼻、これでもかという飾り彫刻、明らかに日光東照宮の流れを汲んでいるね。
本堂の奥に如来堂、信州善光寺の阿弥陀如来を分身勧請したものだそうな。
地下の戒壇では、真っ暗の中で如来像の下を巡って結縁を求めるのだそうな。どうもね、わたしは遠慮しといたよ。

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