中国四十九薬師霊場巡拝

第12番 唐尾山国分寺

広島県福山市 平成18年10月15日巡拝

 

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国分寺参道入口 国分寺山門 国分寺中門 国分寺本堂
11番の東福院から12番の国分寺はそんなに離れているわけじゃない。
東福院から国道486号線へ戻って、岡山県境に向かって走って行きます。
見当をつけ損ねてうろうろしたが、要は、福山通運の大きな倉庫が見えるあたり、交差点の角がコンビニ、デイリーヤマザキ、
交差点の名前が国分寺前だということで、ここが大きなポイントです。
この交差点を西へ向かう、大きく鋭角に曲がるから気をつけてね。
県道を走っているのだが、走っているうちに寺の参道が見えてくる、ここだ、ここだ。
判らないので県道の膨らみに車を止めたが、参道の中に入れば止めるところはいくらでもありました。
参道の途中に、一等水準点の標示がある、三角点なら馴染みのものだが、水準点とは何なんだろう。
参道の入口からまもなくで、塔跡、金堂跡、講堂跡、ははぁ、創建当時の国分寺は今の国分寺より南にあったのだ。
国府があったから府中なんだよなぁ、中心地だから国分寺がここにあったのだ。
近世から以後は、備後の中心は福山が常識だが、奈良朝、平安朝では、まだ芦田川沖積平野の真ん中で洪水の氾濫に任せていたのかもしれないね。
往時の国分寺の位置から参道を奥へまっすぐ歩いていくと、山門があって、中門があって、庫裏、本堂、門から正面は庫裏で、位置をずらして本堂に向かう、この形式がここでは多いね。
コの字形の縁側のある建物があるが、これは何の用途に使うんだろう。休憩の腰掛けだろうか、生け花などの展示用なのだろうか。
帰り際、山門の扁額を振り返ると、国分寺と歴史的な文字がある、なかなかのものだよねぇ。
地図を見ているうちに思い出した。備後西国で寒水寺に行ったことがある、ここから川上の山の中にあったのを思い出したぞ。

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