中国四十九薬師霊場巡拝

第13番萬松山鬼臼峰徳雲寺

広島県庄原市 平成18年10月18日巡拝

 

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国道からの分岐点 徳雲寺勅旨門 徳雲寺山門 徳雲寺本堂
ここの徳雲寺は覚えている。
備後西国札所の第22番、以前に訪ねたことがあります。
東城の市街地から国道を北へ北へと進みます。東城第一大橋、東城第二大橋と、谷をまたぐ長い橋を渡ります。
JRでいうと、東城の次の駅が備後八幡、その案内標識が見えると、もう目指す徳雲寺は間近です。
徳雲寺への案内の柱が立っているが、ログハウスの建物がある、この目印のほうがはるかに目を引く。
もともとは喫茶店だったのだが、今は営業中なのか休業中なのか、よく判らない。客に恵まれる立地とも思えないがね。
舗装の脇道へ入って行くのだが、最初に来た時は雪の季節で、坂道はシャーベットの雪道、スノータイヤを履いていても、えらく怖い思いをしたもんです。
峠を越えて寺の前に広がりが展開しています。
勅旨門がある。こんな田舎に朝廷から使いが来るとは信じられないが、寺伝だもの、嘘だろうなどと覆すわけにはいかないね。
この寺には鬼伝説があるんですと。鬼を功徳で救済した、鬼は角一本を折って差し出したのだそうな。
そこで、屋根の瓦には、鬼の字が家紋のようにあるが、鬼の第1画が欠けて失われている。
なるほどなぁ、伝説を絵にしたのだなぁ。
山門の中の土間に礼拝の香華の台がある。こんなカタチは他では見たことがないな。
山門から石段を登ると、塀と渡り廊下が融合している
その割りに本堂はこじんまりしている、中心がちょっとずれている、完全な左右対称を避けて破調をねらったのだろうか。
清楚な境内で、鬼伝説とは結びつかない風景だね。

このあと、近所の多飯が辻山に登ってきました。
人影静かな多飯が辻山2、このお話しも読んでみてください。
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