近畿不動巡拝

第7番 勅願道場大本山国分寺 (ちょくがんどうじょうだいほんざんくくぶんじ)

みのり不動
塀の外からみのり不動

99年7月31日巡拝
山門
昭和金堂
地下鉄天六まで行って、ここからは東へ100メートルも歩くかなぁ。探し当たらないまま、大通りに出てしまった。
見覚えのある寺が見えるよ。あの六角形のお堂からして、新西国の鶴満寺にちがいない。引きかえそう。
路地を入ると、幼稚園がある、ここだここだよ、記憶ではこのへんだったよ。

戦災で焼けて由緒のある建物はないが、昭和金堂などという命名でわかるように再生の意気込みがうかがえるね。
ここでは「みのり不動」が名高いということだが、どこだろ、護摩堂の裏に石畳みが続いている、入ってびっくり、これは名高いわけだ。
顔は童顔で、不動の怒りの形相などはないよ。コニシキか武蔵丸が立っているようで、ユーモラスだよ。
塀の外から見ても、不動さんの肩から上が塀越しに見えて笑えてしまう。

鐘撞堂の下が慰霊室になっている。覗いてみると、天六ガス爆発慰霊と書いてある。そうだったなぁ。地下鉄建設の時に大きなガス爆発があって、大勢のひとが亡くなった。
ここで慰霊を弔うということは、ここ国分寺はこのあたりでは卓抜した存在ということなのかなぁ。

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