近畿不動巡拝

第9番 別格本山再度山 大龍寺 (べっかくほんざんふたたびさんだいりゅうじ)

99年8月28日巡拝

山門、朱の色が新しい
仁王門
今日はお不動さん参りなんだよ。そのあとで山に行くかね。
どこのお不動さん、そう、六甲の大龍寺、行こう、行こう。
六甲ドライブウェイは行ったことがないやろ、ここが仁川の上手、ここから入っていくよ。
あ、ここは知ってる、六甲最高峰への分岐ね、有馬から登ったことがあるよね。ドライブウェイでもたくさんの人が歩いているね。
へぇ、これが六甲牧場なの、羊があちこちにいるのね。群れていないね、けっこうばらばらになっているんだね。
摩耶山のほうへ向かってみようか。これが摩耶山の刀利天上寺、もともとは海側斜面にあったが、火事で焼けて反対側斜面に移転したのさ。
本堂までの石段
大師堂
先週、囲炉裏でカリカリオフがあってね、夏の頂上でカキ氷を食べようという会なんだよ。
あれ、通行止め、バスしか入れてくれない、それじゃ、真っ直ぐ大龍寺へ向かおうか。
標識は再度公園のほうへ向かえばいいのだ、なんだ、寝てるのかい。おぅい、着いたよ。
道があんまりくねくね曲がるので眼をつむっていたら眠ってしまった。はぁ、これが山門なの。
なんか新しく見えるなぁ、前に来た時より新しいよ、塗りなおしたんだろね。ここへ車を置こうか。
境内の森が深いのね。大きな樹がたくさんある。不伐の斧というのがあるが、ここのことかな。
典型的な照葉樹林だね。カシ、クスノキの類だな。林床を見てみ、下にはあんまり小さな木がないだろ、極相に達しているかな。
階段を登って、仁王門、なかなかの構えよねぇ、山門、仁王門と続くと品格を感じるわねぇ。
これが大師堂、もっと大きいかと思ったが案外にこじんまりなんだね。あれ、縁側を見てみな、坐像が内陣のほうを向いているよ。
あらほんと、庭から見ると背中しか見えない、こういうカタチは初めてみるわね。

この続きは、あちこちの山 大龍寺から鍋蓋山へ へと続きます。
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