出雲国神仏霊場

第4番 佐太神社さだじんじゃ

島根県松江市鹿島町 平成22年12月12日訪問

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佐太神社、鳥居 佐太神社、橋を渡る 佐太神社、随神門 佐太神社、本殿
佐太神社の前の佐陀川を地図で眺めているうち、ありゃりゃ、の発見をしました。
宍道湖から流れ出ているのは中の海だけではないのです。よぅく見ると、佐陀川は北に向って島根半島を貫いて日本海に直接流れております。
これは確認しなきゃならないね。その様子は自転車篇で見てもらうことにして、ここにあります「宍道湖のもう一本の放水路、佐陀川」。
佐陀川の宍道湖から流れ出す川の始まりは確認しました。途中までは堤防に沿って進めますが、これ以上自転車では無理な道になりました。
大きく迂回して川から離れ、ふたたび佐陀川に近寄って、橋を渡って佐太神社の鳥居の前まで進みました。
鳥居の下の石標には、たぶん、佐陀大社と彫ってあるんだろうと思うよ。陀の字が怪しいが、意味するところはそういうことだと思う。
佐太神社、佐陀神社、佐太大神さだのおおかみ、いろんな言い方があるようで、出雲二の宮と称して、一の宮に敬意を払って一段下がっております。
境内には小川が流れて、橋を渡って近づいて行く。けっこう深い溝になっていて、橋の上から川底をのぞくと、岩組みが施されていて、なかなかのものです。
随神門があって、両脇に随神が鎮座している、警護の舎人とねりですね、向って左にいるのがこの姿向って右のがこの姿、神門があっても随神まで置いてあるのはなかなかないのだよ。
正面に本殿、遠い姿だが、参拝している若者が見えるでしょう。きちっと作法・たたずまいを決めて、凛々しい姿でした。
玉砂利を踏んで歩く姿からして、雰囲気が別ものなのだよ。わたしを追い越して行くとき、明らかに一般人とは違う空気だもの。
観光客はね、目を左右にキョロキョロと、足取りはぶらりぶらりとしていて急ぎはしないよ。
彼は、ぴたっと正面をみつめたまま、一定のリズムで歩いている。玉砂利を踏んでじゃっじゃっと鳴る足音が他のひととは違うのだよ。
第一、道の中央を避けて歩いている。道の中央は神様の通路だから、遠慮しなきゃならんのだそうな。そこが解って歩いている。
さすが出雲だな、野に遺賢あり、若いのに、プロの神職かなと思えるほど、折り目正しく、仕草の冴えは見事でした。
今日の行動は自転車と重なっています。「宍道湖のもう一本の放水路、佐陀川
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