出雲国神仏霊場

第7番 華蔵寺けぞうじ

島根県松江市枕木町 平成23年3月30日訪問

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歩きの参道入り口 薬師堂 鐘楼門 本堂
華蔵寺には、たいていのひとが自動車で登って行くが、今日は、自動車は使わない。
全部歩くと大変なので、自転車で登ろう。麓の「道の駅本庄」に車を置いて、えっちらおっちら、自転車を漕いで登ろう。
山の肩まで登ったあたりで、車道から参詣の歩道が分岐している。お堂があって、地蔵堂なのだそうな。ここから始まるのだよ。
石段があって、自転車を担いで登って行く。
石段の上に山門があって、仁王が両側にいる。向って右が阿形、左側が吽形、あぁと口を開けているのが阿形、んぅと口を閉じているのが吽形。
この先にあるのが石仏で、不動明王像。木組みの仏像はよくあるが、ここのは石を組み合わせてある。怒りの表情に重量感があるね。
もう二ヶ所ほど石段を登って華蔵寺けぞうじの中心に達する。
薬師堂があって、ここのお堂は瓦ぶきだから姿かたちを留めている。本堂への道は雪に埋もれているので通れない、鐘楼門を潜って、斜めの位置から本堂を見る。
凄いなぁ。窓ガラスが破れて、いかにも寒々としている。庫裏も同様で、痛々しく見えるよねぇ。
龍翔山華蔵寺、臨済宗南禅寺派の寺と看板にある。
もともとは天台宗の寺だったのを、禅宗に改宗したのだそうな。仁王があったり、薬師を拝んだり、天台宗の名残のほうが強いよね。
自転車は境内を押して歩いて、あとは車道を降りて行くことにしよう。
今日の行動は自転車と重なっています。「島根半島枕木山でヒルクライミング
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