出雲国神仏霊場

第9番 大神山神社おおがみやまじんじゃ 本社 奥宮

鳥取県米子市尾高・大山町大山 平成23年4月10日訪問

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大神山神社本社、神門 大神山神社本社、拝殿 大神山神社奥宮、山門 大神山神社奥宮、拝殿
大神山神社、この神社は、雪に閉ざされるので、信者参詣者の便利のため、夏社、冬社に分けて祭ってあるもののようだ。
こんなことはよくあることなんですよ。他の例では、木曾の御嶽、黒澤口に御嶽里宮、大滝口に御嶽里宮、どっちも見ております。
高速道路の米子インターを出て、大神山神社おおがみやまじんじゃを探し当てる。意外にも狭い道の奥で、予想と違いました。
この本社、何度か引っ越しをしたようです。ネット情報では、明治のころ、豪農の寄進でこの地に定まったとか。
鳥居に、文化九年壬申秋八月望と彫ってあるところからして、引越しのたびに鳥居も運んだのでしょうね。
文化九年の頃は将軍徳川家斉の治世、町人の文化が発展した、花開いた頃ですね。
鳥居があって、社務所があって、神門があって、拝殿がある。そんな構成になっております。
千木鰹木が、拝殿の庇の向拝、拝殿の破風、本殿の千木鰹木と重なって、威容と尊厳を与えております。
ここは里宮、奥宮へは自転車で行こう。これは自転車篇に譲ることにします。
大山町大山まで自転車で登ってきました。大神山駐車場に自転車も駐車する。要するに、チェーンで結んで防犯対策です。
大神神社の奥宮に参詣するのだが、大山寺の横に鳥居があって、そこから入ると、雪がまだ融けていない。
ひとが通れるだけの狭い通路が雪の中に掘り出してあります。
これでは参詣に難儀するなぁ、、雪に閉ざされた時期には麓に里宮を作らないとどうにもならないなぁ、そう考えて二社の体制にしたわけです。。
山門を通るのだが、神仏混淆様式だから、寺の山門はそのままなんですよ。
拝殿も仏教様式、明治政府が無理やり分離させたんだものね、神社の雰囲気がどこか違うのは当たり前、これが成り立ちなんだから、そのまま受け入れればええのだよ。

今日は自転車で行動しております。大山山麓、大山道を行く
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