2007年7月31日
しぇるぱ単独
山域:島根県雲南市松江市

島根県幡屋はたや三山、馬鞍山まくらやま大平山おおひらやま八重山はちじゅうざん

 

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丸倉山への看板中国薬師を巡に参っています。松江市内の第38番常栄寺第39番安国寺のふたつの寺に参拝してきました。
さぁ、近所の山に登りたい。最初の予定では、島根半島の山脈の松江の北山に登るつもりでしたが、予定変更、玉造温泉の北の連山、雲南市との境界の山に登ることにしました。
高速道路の山陰道、松江の南には無料の区間が走っています。無料区間の端から端まで走りました。時間短縮でこれは有難かった。
玉造温泉の市街地を抜けて、山越えのルートなんだが、どうも工事中で通行止めみたいだね。
抜け道として指定してある道を行こう。県道ではなく、市道なので、どの道をどう走ったと表現できないのが歯がゆいね。
丸倉山登山口迷いながらも菅原天神の前に到着、ここからは幡屋三山を北から見るわけだ。天神の背後に三山があって柏手を打つことになる。
ここから舗装路が続いている。先に車が走っているから追随すれば間違いはないだろ。位置的関係がこうだから、こう曲がれば登山口に到着するだろう。
予想通り、ぴしゃりと看板のある分岐に到着したよ。丸倉山とある。馬鞍山と呼ぶのは北側で、南側では丸倉山と呼ぶのだそうな。
ここは西谷集落、集落を抜けて、登山口、数台は置けるスペースの駐車場がある。
ハイキングコースの看板があって、丸倉山への標識がある。すぐに尾根に乗って頂上を目指していくわけだ。
丸倉山=馬鞍山、頂上道が荒れているのは覚悟して来たが、きれいに切り開けられている。草刈りも万全にすませてある。いやぁ、歩き易いなぁ。
シラカシ、コナラなど樹木の名札が付けてある。タブノキと名札があったのは嬉しかったね。
開けたところから見渡すと、斐伊川沿いの山、高瀬山、経仏山の山塊が近くに見える。これがいわゆる斐川連山で、斐伊川中流域と出雲平野とを隔てている。
県境の山も見える、大万木山から猿政山、吾妻山、比婆山の稜線が見える。
稜線の緑のトンネル道を歩くのだが、ここで分岐、丸倉山と大平山の分岐となる。ここは丸倉山の方向を選択。
馬鞍山から宍道湖をトンネルを抜けて潅木帯になってきた。県境の山がよく見えるので、後ろを振り返り振り返りながら登って行く。
たちまち到着。ここが丸倉山、別の名前が馬鞍山。
山頂には土木工事の跡がある。土を盛ったり掘ったり、城跡なんだろうね。石の祠があって地蔵が二体安置されている。
山頂を北に歩くと、宍道湖が見える。あっちが松江の市街地、どうなんだろう、宍道湖の半分までは視野に入っているのだろうか。
東に向かう踏み跡が森の中に入っている。松江市と雲南市の境界の線沿いに歩くわけだね。
大平山頂上急な傾斜で、誰もが好き勝手に踏み跡を残しているので、どこをどう歩けばええのかまごつくね。動物的勘が必要です。
山裾に下りれば水の流れがある。どこを渡るか、渡ってどっちへ進む、踏み跡と方向とを判断しながら進んで行く。
突然、林道に出ます。結果オーライなのだが、この道はオススメしない。
丸倉山=馬鞍山の広い登山路を引き返して、分岐の大平山への標識に従うのが一番。なんたって道がええもの。
無理に林の中の急斜面に踏み込んでも、迷う危険はあっても、面白い風景とか草花とか何にも無いので、止めたほうがええと思う。
林道は幅広で緑のトンネルの中を進む。
八十山=八重山から宍道湖をここで分岐、大平山への道標がある。林道を離れて階段を進む。この階段が難儀で、傾斜がきつので休み休み歩かないと体が持たない。
階段を登り切った。その先には赤茶けた土肌の林道がある。これは水平道、振り返ると丸倉山が見えている。
大平山はどこが頂上なのかわからない。べったりと広がった山なので、ま、頂上はこのへんだろうと適当に折り合いをつけることにする。
林道をだらだらと下って、別のの林道と合流する。
広い材木置場か車の回転場所かのところに出て来た。正面に八重山を案内する標識が見える。
間違えたポイントここから頂上まではほんの数分。ふむ、土木工事跡だ、ここも城跡なんだね。
山頂には篭り堂と石の祠があって、地蔵が安置されている。
後ろに回ると、宍道湖方面の視野が広がる。丸倉山=馬鞍山では山頂はよく踏まれていたが、ここは草に覆われてひとの来訪が少ないみたい。
この山の名前は、南側では八十山と呼び、北側では八重山と呼ぶ。北と南の交流があまり無かったのだろうか。
県境の大万木山、島根県ではおおよろぎ、広島県ではおおまんぎ、隔たると呼び方が変わる例はここにもあるね。
さて、降りようか。
牛舎の牛さっきの大平山から降りて出会った林道のところまで戻る。ここからは稜線道ではなく、林道を歩いて降りることにしよう。
ヘヤピンカーブ状に折れ曲がる道に出たよ。こんなに反転して引き返すカーブなどはなかなか無いものだよ。
ええと、丸倉山を指している道標がある。そっちは登りの道、降りて行く道のほうがええ道だなぁ。降りる道だろう。
ここで間違えてしまいました。道がええのでうかうかとそっちへ進んでしまいました。
ガイドブックでは、そっちは廃道とあります。物事は動いております。原稿執筆から出版までの間に、廃道は現役の道に生まれ変わったのです。
そんなことは知らないもんね。機嫌よく歩いて、あれ、牛の牧舎に到着したぞ。そこで始めて間違いに気が付いた。
幡屋宮内谷しゃぁない、引き返すよりこのまま進もう。ここは幡屋の宮内谷というところだろう。街道に出て、出発地点の西谷まで歩いて戻ろう。
街道との合流点にハイキングコースの看板があって、ここから入るひともいるんだねぇ。
ぽくぽく舗装路を歩くのは大変だが、間違えたのは自分だもの、誰に文句も言いようがない。
やっと元の出発地点まで帰ってきました。
集落のひとが、なにやってるんだろ、と奇異の眼で見ているのが情けない。そうです、あんたがたの想像通り、ドジを踏みました。道を間違えてしまいました。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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