2003年2月15日
しぇるぱ単独
山域:奈良宇陀野

道を適当に伊那佐山

 

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高塚バス停キナバル山から帰って、その整理で夜更かししてどたばただったよ。目を覚ますと山に行くには遅い時間になってしまった。明日は雨らしい、ならば、遅くてもこれからどこかに出かけようか。手近な山はと、そうさな、奈良県榛原の伊那佐山に出かけよう。
近鉄榛原で下車、バスで宇陀野をのんびりと行くんだね。左手に伊那佐山が見えてきた。おっと、ここで下りようか。
荒れた道バス停が高塚、小川を渡って集落に近づこうかい。20年前にも登っているけど、何か風景が違うような気がするよ。
急に思い立って出かけたので、地図もない、ガイドブックも読んでいない、昔の記憶とGPS内の地図が頼りなんだよね。
すぐに山道になったと記憶にあるんだが、里道とあぜ道をたどっている、しゃぁない、このまま行ってみよう。
林道終点民家の終わりから山道になったよ。笹に覆われた道だが、しっかりした道だ、ま、なんとかなるやろ。
水が出て、じゅくじゅくした箇所もあるが、そこには足跡が見当たらないぞ。それでも上に登ってる限りは頂上につくさ。
落ち葉に覆われた広い道、笹をかき分ける怪しげな道、尾根をすかして見当をつけながら、あっちかな、こっちなのかしら。
伊那佐山頂上笹と倒木の怪しげな道からしっかりした地道にぽんと出たよ。後で考えるに、この地道は、戻り道の鳥居のところから分岐した林道だったみたい。
林道を進むと、大きな林道と合流したよ。へぇぇ、こんな道もあったのかい。
ここからは、鳥見山、貝ケ平山、額井山の北への展望が広くぬけて見えるぞ。
しばらく進むと林道終点、ここは伊那佐山から井足岳への縦走路のポイントじゃないか。
吉野大峰方面看板がある、「これより、イダニ岳、桧牧方面への山道は、ハイキングや登山に適しません。(榛原方面は林道奥の森線を下る)榛原町観光協会」とあるよ。
正面からではなく、裏道から伊那佐山へ登ることになっちまった。いいのだ、いいのだ、結果オーライ、登ろうぜ。
やっぱりね、山頂の神社の横手に出たよ。都賀那岐神社というんだね。
神社の裏手に展望案内がある。そこからは音羽山山系の展望がある。正面からは、吉野大峰の山々、竜門岳から支稜のカラスのトヤが見える。ミニ槍ケ岳風で好きな山なんですよ。
竜門山カラスのトヤ見るにはええが、登るとイバラだらけで手を焼いた山なんだけどね。
さてと、これからどうしよう。予定では井足岳から桧牧へ縦走するつもりだったんだよ。
そのコースは倒木でそうとう荒れているということだったな。登りでけったいなコースを行ったもんね。縦走するより、どこで取り付きを間違えたかを探ることにしようか。
正面参詣道をたらたらと下りる。あれ、猿岩展望台という案内があるよ。前にはこんなものは無かったぞ。行くべ、行くべぇ。
比布から伊那佐山かなり下りていくんだね。ここがそうかい。ほほぅ、切り立った岩の上なんだね。
吉野大峰の山、カラスのトヤが一望だよ。枝をすかして雪の山が見える、高見山なんだな。黒石山も続いているね。
切り立った岩稜の山が見える、仏隆寺の裏山の大平山なんだろうな。
もとへ帰って下りていこう。鳥居があるぞ。古い石標があって、右やたき左嶽大明神と彫りこんである。やたきとは八滝という集落の名前なんだな。
比布バス停下りる道々、山の神が祭られている。いまどきなかなか、こうまできちんとした姿はないものなんだよ。
小川まで下りて橋を渡る、そうだよな、ここから登るのが本筋なんだよね。
着いたバス停が比布、ピップエレキバンを連想するのは自然だが、ひふなんだとさ。
パンパパンパン、下りるバス停をひとつ間違えると、超簡単な山がやぶ山になってしまうという、読み切りの一席、本日はこれまで、パンパン。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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