2015年8月18日
しぇるぱ単独
山域:広島県北広島町

可部峠の北から、可部冠山、これで3回目

 

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ずっと前のことですが、可部峠から備前坊山への道が切り開かれた、そんなニュースを見た記憶があります。
いっぺん行ってみなきゃなぁ。よし、明日行こう。夜が明けた。今日行こう。
中国道を千代田インターで降りて、国道261号線を広島北ジャンクションの方向へ向かう。途中で可部峠ご神水の案内があるはずなんだが、あれれ、見当たらない。
引き返して気が付いた。南から来ると案内看板がありありと見える。北から来ると、看板が日陰になって字が読めないのだ。たんぼの中を登って行く。
で、ここが可部峠のご神水の駐車場、じゅうぶんに広い駐車場で、何十台でも駐車可能だ。水は汲まないけど、駐車場は利用させてね。
林道を歩き始める。手入れの行き届いた林道で、轍も削って埋めてあるし、草が繁って道に突き出す、このようなこともない。
歩いて、歩いて、伐採地に差し掛かる。伐採地の背後の峰は、小掛山への稜線で備前坊山へのコースなのだ。
谷の頭の尾根を切り開いてある。今までは右に谷を見ていたが、ここからは左に谷を見て進むのだ。
ちょうど伐採している。西城町森林組合の車がある。こんなところまで遠征して伐採を請け負うのか。
ここには伐採作業の作業員の車が何台も置いてある。そうか、通勤の車のために道を補修してあったのか。
登山者もここまで車で乗り付けてもええな。アプローチが長過ぎるのも考えものだものね。
長助茶屋跡がここ、ここで大正末期まで営業していたのだ。江戸時代ならともかくも、明治、大正まで客があったとは驚きだね。
林道はまだまだ続く。可部峠へと植林の中を石州街道が伸びているのだが、林道は冠山の北の麓に沿って進んで行っている。2006年にはそのような道はなかったぞ。
植林の中を進んで、ここが可部峠、ここが分岐のポイントなのだ。
つもりでは、ここから稜線沿いに小掛山を経て備前坊山に向かう予定だった。林道歩きに時間を消費してしまった。今から向かっても帰りには日が暮れてしまうことだろう。
切り開きの道がある、小掛山コースと案内がある、ということを確認して、予定を変えよう。冠山に登ろう。
冠山と名前のように、山頂をつまんで伸ばしたようで、傾斜はぐんと増しているのだ。山頂手前に岩場があってそこを乗り越える。
ここが可部の冠山、小掛山が見えて、中倉峠を挟んで、備前坊山が見えている
目を転じると、可部の市街地も見えている。背後には、海見山が見えているのだが、梢が邪魔して頂上部分しか見えていない。
ガサガサと音がして、なんだ、獣か、違った、自転車が登ってきた。林道は自転車にピッタリだったろうが、冠山の急斜面では担いで登ったことだろうね。
さて、降りるか。
可部峠まで降りて行く。この峠が参勤交代の街道とは驚きだね。江戸時代、川沿いの道はもっと危険だったんだろうね。むしろ山沿いの道の方が安全だったんだろうね。
植林の中の道は林道に出て行く。
さっきの伐採作業者が昼食休憩している。こんにちわぁ。重機が大活躍ですねぇ。一台なんぼぐらいするんですか。へぇ、二千万、それはすごいことだな。
尾根の切り割りのところを過ぎて、伐採箇所を過ぎて、歩いて歩いて、ご神水の手前まで降りてきた。
どれ、ご神水、ちょっと渋い味があるような気がするのだが。無味無臭とは違うように思えるのだがね。
さて、帰りましょう。
次に備前坊山に登るなら、車はここに駐車せずに尾根の切り開きの先に広いスペースがある。そこまで乗り付けて行こう。林道歩きのアプローチがいささか長いからね。
参考
2003年11月12日 とんがりの山、可部冠山
2006年_1月30日 可部峠の北から、可部冠山、堂床山

 

可部峠の御神水 伐採地 ただいま伐採中 長助茶屋跡
可部峠への分岐 可部峠 小掛山へのコース 冠山の頂上直前
可部冠山 林道出合い 伐採地 もうすぐご神水

 

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