2008年12月10日
しぇるぱ単独
山域:広島県尾道市

尾道、瀬戸田の観音山2

 

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伊豆里トンネル尾道、瀬戸田の観音山にもう一度行こうかな、と思っていたんだが、よし、今日行こう。
しまなみ海道を尾道から、向島、因島、生口島、ここで高速から降りるのだよ。降りて見上げる橋が生口橋
ETC割引で¥1228と表示されたので、えらく刻んだ数字だなぁ。
調べてみると、西瀬戸尾道から入ったと認定されて、出たのは生口島北、通常料金は¥1300で、ここ、しまなみ海道ではETC割引が5.5%なんだそうな。だから¥1228、こんな半端な料金表示が出たのは始めてだ。
普通はね、24捨25入、74捨75入、50円、100円に、切り上げたり、切り捨てたり、するのだが、これでは、スーパーのレジを通ってるみたいじゃないか。大笑いだ。
地図をみて作戦を立てたのだが、こういうこと。
伊豆里農免道から山の道へ島を縦断する道路を使い、トンネル近くから稜線を歩く/
観音山のすぐ近くまで自動車の入る参詣道があるから、そこに自転車をデポしておく/
自転車でトンネルまで引き返す/
ところがね、生口島の北の海岸、耕三寺・平山郁夫美術館沿いの道を進んだのだが、島を縦断する道の入り口・分岐がみつからない。
みつからないまま、サンセットビーチまで来てしまった。ここから観音山への参詣道があるのだよ。前にはここから取り付いたのだ。
島を四分の三周して、シトラス・パークへの取り付き道、ここだ、ここからも島を縦断する道に入れる。
坂道をぐんぐん登って、西瀬戸道の高速道路の下を潜り、道が分かれるが、下へ向かえばシトラス・パーク、シトラス・パークに用はない、登りの方向に向かえばええ。
トンネルの上はキウィの果樹園トンネルの前に出た。伊豆里トンネルと書いてある。
トンネルの南側には山に入る道はない。トンネルの反対側に行ってみよう。道がある。山に登るにはこの道を進むのだろうな。
まずは、自転車をデポしに行ってこよう。
サンセットビーチの近くまで来た、ちょっと待て、よぅく考えてみよう、自転車はええけれど、トンネルのところまで漕いで上がるのは大変だぞ。
止めぇ、自転車は積んできたけど、使うのは止めよう。稜線を歩きで往復することにしよう。
もう一度トンネルの前まで戻るとしよう。トンネルの手前に駐車場がある。みんなここから歩いているのだ。
石碑があって、伊豆里農免道と刻んである。
最初のコブ舗装路から山道に入る、山道も舗装路なんだよね。この先で道は分かれる、舗装路を行こうか、地道を行こうか。
地道はトンネルの真上の方向に向かっている、こっちだな、地道にタイヤの跡があるが、舗装路には跡がないもの。
かなり頻繁に軽トラが往復した跡があるよ。今でも使われている健在な道というのは心強いね。
ジャングル化しているが、これはキウィの果樹園だよ。果樹園を復活しようと、雑木や蔓を切り払って手入れしているのだ。
稜線に出てきた。
右は観音山に向かう道、左は中野ダムへの道、そうか、次回は中野ダムから歩くいてみるか。
観音山に向かうとして、キウィの果樹園に沿って歩くのだね。
道の幅はあるのだが、果樹園も放棄されていたので、草がずいぶんと繁っている。
最初の鞍部草むぐらの中を歩くのだが、草が踏みしだかれている、ひとの仕業とは違うのだよ、蹄の跡がスタンプされてる、イノシシの足跡だねぇ。
山腹を歩いているのを反転修正して稜線に乗る、また、細かな修正、曲がり角に小さな
ほこらがある、石の上に鎮座している。
あれは小さいから
ほこらなんだよ、ほこらが大きくなるとやしろと呼ぶのだ。
社の巨大なのが、たとえば、出雲大社、祠は名乗ることもなく草の中に埋もれているものなのだよ。
コンクリート擬木の階段がすっと続く、稜線に沿って直線で伸びているのだよ。土にめりこんでいるから、相当昔の仕事なんだろうね。
稜線には大きな岩が
うずくまって邪魔をしている、ここは避けて迂回して通るのだ。
二つ目のコブ作業道が、キャタピラ運搬車が通る道が合流してきた。
稜線を歩く歩道と山腹を行く作業道は、途中で分離していたのだよ。作業道は草が繁って、通りたいとは思えない道だったものね。
まるで寺社の参詣道を思わせるように、ぽっかりと開いた空間が続いている。
道の幅広く雑木雑草が生えなくなるほど、よぅく踏み込まれた道なのだよ。
最近では登山者が歩く程度なのだろうが、過去、木を積んだそりを牛馬が曳いて、道を踏み締めていたからだろうね。
まず、最初のピーク、ピークというほど際立ったものじゃないね、ただのコブと言おうかね。
そのまま鞍部に降りて行く、降りて坂道を登って行く。
このように、平凡なコブがみっつ続くのだと思っていただきたい。おなじく鞍部もみっつあるのだね。
観音山、最高点このへんの植生はタブノキだと思えばええだろう。
同じような木が立ち並んでいるし、海岸に近いということで、タブノキと断定しても間違いはなかろう。
坂道を登ったところにベンチが見える。ここが観音山、最高地点なのだ。
ほんとは、ふたつめのコブが最高地点なのだと思うが、たいして差がないからね、ことさらに異を唱えるのは止めておこうね。
ここからは海が見える。今日は海上はモヤがかかって、島々は判然としない。見通しが悪い。
坂道をたらたらと降りれば、三角点がある
三角点の近くに鐘楼があって、その下にお堂がある。火滝観音を祭ってあるのだそうな。
もともとこの山は火滝山、観音を祭ってあるので、観音山と言い慣わすようになったのだそうな。
火滝観音の鐘楼前に来たときはお堂の中を拝見していない、扉を開けようとしたが、開かないよ、厳重に戸締りしてある。
無理にこじあけてまで見る気はないさ。そのまま立ち去ろう。
外観をとっくりと眺めるに、篭もり堂は山側に岩の上に小さな本堂が立っているのだ。
海を背景に山側から拝むようになっているのだね。
これは海の観音だなぁ、漁師の本尊だなぁ、納得、納得。
観音山の北側に、林道・参詣道があって、終点が駐車場になっているが、そこから登るにはあまりに簡単過ぎるよね。
やはり、伊豆里トンネルから登るのが気持ちがええな、意外に歩きやすい道なのでオススメだね。
さて、その道を引き返して降りて行こうか。
島の南麓から観音山を帰りに、シトラス・パーク側へ降りて行ったが、生口島の南面は山火事で焼けてしまったのだ。
焼け焦げの樹が立ち枯れのまま残っているし、回復するにはまだまだ何年もかかることだろうね。
島の南の道へ降りて観音山を見上げる。あまり変化がないように見えるが、歩いてみれば、コブが連続していたのだよ。あの稜線を通って往復したのだよ。
参考 尾道、瀬戸田の観音山 2006年1月5日

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