木曽の御岳 98年 8月 8〜9日
しぇるぱとよめさん
山域:木曽

木曽の御岳、王滝はおたきとよむんだとさ

さぁ、ついたぜ。ここが田の原だ。王滝口から入ってきて、スキー場を何度もこえて、ここが最後の駐車場だよ。
これが御岳か、いっぱいの視野ねぇ、今日は雲ひとつないね。そうか、あの壁を登るのか。
今日は珍しくよく見えるよ。ほら、麓の王滝口と黒沢口の分岐のあたりで山頂がみえたやろ、こんな風景は始めてみるよ。いままでここに取り付くときはいつも雨だった。

田の原から御岳を
左の崩壊地は昭和59年の大地震の爪痕
剣が峰手前から
振り返って王滝頂上小屋


いつのまにか登りにかかってるね。モミの木の間の水平道が知らず知らず傾斜をあげていくのね。ゆっくり行こうね。
このへんが八合目、下からみてそれと解るポイントだね。像があったり、お堂や避難小屋があるわな。
このへんが森林限界ね。このへんからはハイマツばっかりになるね。

御岳は行者の山
雲の中に王滝頂上小屋が見える


もうすこしで九合目だがね、足が重そうだね。つらいかい。
ゆうべ高速道路のサービスエリアで仮眠したでしょ、あまり寝られなかった。頭がジンジンする。
睡眠不足だな、血が煮えるような気がするやろ。横になってしばらく寝たらええ。


起きたかい、10分くらい寝たかな。この前、燕岳に行った時、おんなじ症状になってな、寝たよ、何回も寝たよ、我慢できんもんな。
あぁ、楽になった。これなら続けられそう。最後の壁はきついねぇ。あそこに見えるのは何、そう、あれが王滝頂上小屋。


さぁ、ついたぜ、このお宮の石塀をめぐると、ほぅら、剣が峰。外輪山のなかに内輪山がある、いってみれば、そんな格好なんだがね。
ここにザックをおいて手ぶらでいこうか、剣が峰にはじきに登れるさ、この御岳頂上山荘に泊まったことがあるが、よくなかったね。


石段を登ると、頂上の神社、ついたよぉ、やっとついた。途中でばてるかと思ったが、来てよかった。午後になると雲が出たねぇ、乗鞍岳も木曽駒ケ岳も雲の中ね。ほぉぉ、御岳の上はこうなってるの、あれは?そう、二の池、あれは?ふぅん、摩利支天、王滝頂上から見ると噴煙がでてたね、そうか、現役の火山なのか。

八丁たるみから剣が峰を
左すそ下から噴煙が出てます


あんた、山頂の山小屋は嫌いと言ってたね、今夜の宿は?鹿の瀬温泉、はやく降りてそこへ行こうよ。

こんばんわぁ、お願いします。
いらっしゃいませ、そうですか、「おたき」の田の原からおいでですか。どうぞごゆっくり。
おたき」?地元では王滝のことを「おうたき」ではなく「おたき」というんですか。現地情報だなぁ、ネタに使おう。

剣が峰頂上
後ろは二の池、摩利支天、飛騨頂上


ここの食事は変ってるなぁ、雑穀ごはんに、どくだみ、よもぎ、アップルミントなどのてんぷら、いたどりの煮物、つくしのおひたし、岩魚のさしみ。どれもこれもそのへんの材料で出来てるなぁ。主義主張のはっきりした宿だね。そういえば、表の看板には、体にいいもの自然食の宿と書いてあったな。
温泉はたっぷりしているし、これだけ珍しいとかえって楽しいよ、あたしは気に入ったよ、またここに来ようよ。こんな人里はなれた山の中の一軒宿、よく知っていたねぇ。

カシミール展望図をつけました。
次ページへ
あちこちの山へかえる
トップページへかえる
囲炉裏へリンク