2002年12月1日
SUMIEさん、kazさん、さたやん、春風さん、宗さん、しぇるぱ
山域:兵庫県丹波

虚空蔵山、北の迷い道

 

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藍本駅から南の道駅からすぐのハイキング、12月版
おっはよおぅ、今日はしぇるぱぁにさんは不参加なんですね。
ぜぇぜぇぜぇ、げっほげっほげっほ、風邪ひいてね、治ったんですが、ま、体をいたわるということで止めにしたの。
虚空蔵堂参詣道福知山線藍本駅、ここから始めますね。ここは普通に南から出かけようか。
山蔭に畑の道が延びているでしょ、奥の山が虚空蔵山の前山、へぇぇ、畑にはイノシシ避けの電柵があるよ。丹波はイノシシの本場やな。
舞鶴自動車道のガードを潜って、ほら、標識がなんぼでもあるから道に迷うことはないね。
(その時は、この先、道に迷うなど思いもしなかったんだがね)
虚空蔵堂ベンチ谷の落ち葉を踏んで、おっと、落ち葉の下には小石があるよ、踏み損ねて、空足を踏んでしまう。
ジグザグと曲がり道なのね、これが虚空蔵堂の参詣道、あ、石段の上にお堂が見える。
ここが虚空蔵堂、解体修理の前も、解体中も、ぴかぴかの出来たても見ているよ。ここへ登ってくる宮大工さんも大変だったろうね。
虚空蔵堂左から普通は、お堂の右から裏手を登るんだがね、お堂の左から横手を行こうよ、立杭焼きの郷からの峠に出るんやで。
古道なんやね、倒木が多いな、山腹をそのまま水平に、ほぅ、峠や。
立杭の郷が全部見えるやろ、ここからの登りはと、いや、つらいな。プラ階段が続いて、みんなと引き離されてしまったよ。
立杭焼の里おぅい、丹波岩で休憩しといてなぁ。
ここが丹波岩、大岩から振り返ると黄葉華やかなはずなんだが、ちょっと季節に遅かったか。
あとちょっとで山頂、着いたよ、虚空蔵山頂上、596.M、それぞれの時計の高度計は? あはは、まちまちばらばら。
ここでの食事は止めとこうよ、混雑するもの。この先、関電鉄塔まで行くとその下が広場になっているよ、そこにしようよ。
丹波岩稜線の道は広くて気持ちのええ道ね、え、道脇に展望の効く岩? ほんまやね、この先、あの山々を越えて行くのか。
山の間に鉄塔が見えるでしょ、ふたこぶの山が八王子山、ずっと向こうに白髪岳、松尾山が見えるよ。
林が刈り込んであるよ、下の鉄塔では展望があるのかしら、ここならまだ展望が効くから、ここで食事にしましょうよ。
虚空蔵山頂上食べている間、誰も来なかったやろ、まだこの道は世間に知られていないんだねぇ。さぁ、出発しようか。
どんどん下りて行くのね、途中の標識の誘導は立杭の郷、そうか、立杭からぐるっと周回できるのね。
下りたところが関電鉄塔、No14、ここがコル、これから八王子山への登りになるんだよ。
だれか来た、立ち話しで情報交換あれこれ、ごくありふれた内容だから書くのは止めておくね。
ちょっと登って、山腹をわたる、わたると言うより、どかどかと下りて行くんやね。
虚空蔵山から北の山関電鉄塔、No15、まだまだ下りるよ、どかどかどか。
次の鉄塔が見えたかい、待った待った、ここが八王子山の三角点に登るポイントらしい、行ってみようよ。
これは道かい、なるほどね、道と言えば道やね。えらく急な道なんやね。細い雑木をつかんで登らにゃならんね。
やっと三角点、狭いとこやね、展望は?と、冬だから葉っぱが落ちてなんとか効くね。夏には展望は無理みたい。
コルにある関電鉄塔下りるぞぅ、うほっほぅ、ほとんど垂直やないか、えらいところを登ったもんだな、落ち葉で滑るから気をつけなきゃね。
さぁ、元の分岐、ここにはテープも標識もないんやね。あえて誘導するのを控えたんだろうか。
鉄塔、No16、ここで相談しましょうか。
八王子山三角点まっすぐ下りようか、行けばそのまま草野駅、ほら、あそこに見えるのがそれ。
それとも、時間もじゅうぶんあるから山上山(さんじょうさん)に行ってみようか。
気配はなんとなく、先へ行きたいほうが勝ったね、それじゃぁ続けるほうにしましょうか。
山腹をぐるっと迂回して、鉄塔、No16、心配していたが、山上山への道は確かな道じゃないか。
ここが山上山、道はこのまま真っ直ぐに、なんだろうな。
この先の道の相談道はどんどん下りていくけどさ、なんだか変だよぅ、道が消えてしまったよ、やぶに突っ込むしかないよぅ。こりゃあかん、引き返そうよ。
だれか来た、さっき出合ったひとが帰り道なんだ。
ここから道は消えてしまいますよ。わたしはこのまま入って行きますがね。山上山の向こうにテープがあります、そこから左にたどると八王子池に出る道があります。
山上山ありがとう、引き返します。戻ろう、戻ろう。だけど、もうひとつ選択肢があったな、さっきのひとに着いて行く方法もあった。ま、ええか。
やれやれ、元の山上山、今、気がついたけど、北に向かうテープがべたべたあるよ、こっちの道がええんじゃないかい、さっきのひとには逆らうようだけどさ。
役行者の岩場この怪しげな道は枯れ木で封鎖しとこうか、間違った方向に自然と誘導されてしまう道だもの。これも世の為ひとの為 (^_-)
こっちここっち、この道が当たり前の道だよ。明るい尾根で、あちこちにテープもあるよ。
真正面に白髪岳、松尾山がどぉんと見える、西の山は清水山なんだろうな。
SUMIEさん、あの尖った山は何? へ、尖り山ぁ、そのまんまやないかい。
出たところは油井集落岩場だよ、鎖場だよ。へぇ、ここを下りるのかい。岩場のてっぺんには役行者、不動の石像があるよ。
下りて、下りて、ただただ下りて、どかどかがさがさ、落ち葉を蹴散らす、やれやれ、やっと里に出たよ。
こりゃ、こっち側から取り付くのは難しいね、案内もテープも見当たらないもの。里の最後の家の脇から、としか言いようがないね。
ぶらぶらと舗装路をたどれば草野駅、すぐに電車が来るようやね、いやぁ、ラッキー。

雨上がりの虚空蔵山
虚空蔵山から北の連山

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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