金剛山 郵便道 1996年10月27日
シェルパ単独
山域:金剛山

高天彦神社

高天彦神社、うしろの谷を登りつめれば金剛山。
頃は明治か大正か、郵便配達のひとが毎日くばったそうです。神社お寺は奈良県域、奈良側の最短コースがこのルートです。日清日露と戦勝祈願の手紙が続いたそうです。

金剛山 郵便道
今日はヨメサンぬきでわたしひとり。
金剛山へ奈良県側から、高天が原から高天彦神社脇のセメント道をたどると高天滝。
はてこのコースはたどったことがあったかしら。この滝にはどうも見覚えがない。
わたしの持ってるエアリアマップ金剛山岩湧山昭和60年版にはコースは破線になっている。破線の判定はちがうね。広い道ですよ。滝から山道になるが歩きやすい充分広い道だ。
見晴らしはまるでありませんね。ただただ杉林の中。たった1個所スポッと市街地たんぼがみえる。
植林がきれて自然林。今までのゆるい傾斜の道は急坂になる。その急坂ざっと500M、がんばってね。
ポンと出たところは水越峠からの道。大鳥居はすぐそこ。
たくさんの人が往来してます。山頂の黄葉は真っ盛りです。旧道で出合った人は9人でした。取り柄は静けさ、金剛山でもメインコースをはずすと静かなもんです。
明治大正の昔、郵便配達の人が山頂あてに郵便を運んだ古道のおもむきをしのぶ郵便道です。山頂への最短コース。
評価。金剛山にはもっとほかに楽しいコースがあります。ここは後まわしにしたほうがいいでしょう。

黄葉ブナ林


山頂は黄色く色づいたブナ林が絶好です。

近隣レポートにこんなのがあります。
再び金剛山郵便道 金剛山、基本にのっとり正面道

カシミール展望図をつけました。

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