2010年9月10日
しぇるぱ単独
山域:岡山県真庭市

岡山鳥取県境の三平山みひらやま

 

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三平山登山口三平山に登ると決めて、もうどれ位になるだろう。トップページで予定に掲げたまま何もしていない。
ここで行かないと嘘つきになってしまう、行かなきゃならんね。
中国道から米子道へ、蒜山インターで降りて、県道482号線を西へ向かう。県境の峠が内海乢、内海峠ともいう。
県境を鳥取県側にちょこっと入ると、むちゃくちゃ広い交差点があって、交差点というより広場だよ、ここから山側へ、左側へ入って行く。
広い道を進んで行って、すぐに、細い舗装路が左側に見えている。この道を進んで行くのだよ。
蒜山山腹に沿った道を行くと、たちまち三平山への登山道の標識が現われてくる。
全体を知るため、このまま先を進んで行こう。
道は下がり加減で、
穴ヶ乢あながたおへの標識があって、さらに道を下がって行くと、朝鍋山登山口と案内がある。
予定では、三平山から穴ヶ乢を経て、朝鍋鷲ヶ山の頂上を経て、ここまで来るつもりだった。
朝鍋の登山口は草に覆われているなぁ。自転車で三平山登山口へ戻るつもりだったが、登りの傾斜で自転車には楽ではなさそうだな。
よぅし、予定変更、コースを短縮、穴ヶ乢に自転車をデポして、穴ヶ乢と三平山登山口の区間だけ自転車を使うことにしよう。
土塁の道から大山を戻って、ここが三平山登山口の駐車場、道の脇が膨らんでいて、この膨らみを駐車場と言っているのだろうな。
振り返れば、大山が見えていて、南側の崩壊斜面が見えている。
駐車場所からはちょっと歩けば三平山登山口、標識が立っていて、木の階段が真っ直ぐに伸びている。
ずっと階段道ではないんですよ。階段の部分は少ない。普通の道を登って行く、そんな感じです。
視野に入るのは、蒜山の集落と蒜山の山、上蒜山と中蒜山が正面で、下蒜山は半身を隠して見えている。
三平山頂上三平山と書いて、どう読むのか知らなかったのですよ。
なんとなく、さんぺいやま、と読むのかなと思っていた。正しくは、
三平山みひらやま、こう読むのだそうです。
何度か、草原の中を道は折り返して、土塁の案内看板が出てきた。
明治のころ、軍馬育成のため陸軍の牧場になった。馬が外に出ないよう延々と土塁を築いたのだそうな。道は土塁の上を歩いている。
土塁の道は鳥取岡山の県境になっているのだ。振り返ると、土塁の向こうに大山が見えている。
毛無山岡山県側の斜面を登るころは大山は見えなかった。この稜線からは、いつでも大山が見えるので、県境なんだなぁと感慨が深まってきます。
低い灌木と草原の先に頂上が見えてきて、ゆるい傾斜を登れば、ここが頂上。
祠があって、
豊年様とよとしさまという神さまなのだそうな。
頂上は草原で、大山から米子・日本海、蒜山・蒜山高原、毛無山けなしがせんからの山列が続いていて、送電線鉄塔の山が朝鍋鷲ヶ山なのだそうな。
毛無山には二度ほど登っている、2005年10月21日2008年8月31日、どちらも白馬山から山を下りて、県境稜線から離れている。
コブから三平山をこのまま県境を辿ってみたいな、とその時思ったものです。
山頂から少し北にずれて三角点があって、三角点の向こうには大山が聳えている。三角点越しの大山など、なかなか絵姿を見られるもんじゃないよ。
穴ヶ乢の標識に従って下りて行く、三平山の左下に大きなコブがあるのですよ、そのコブを経て行くようになっている。
いったんコブの手前のたわに降りる、改めてコブに登り直して、振り返ると、三平山は草原の山だね。
風衝で木々は成長を阻まれて矮林になり、牧場の軍馬が矮林を踏み潰し食べ尽くしたのだろうか。
穴ヶ乢コブの反対斜面は恐ろしいほどの急傾斜なんですよ。
県境の切り開きだから、なんぼ急傾斜だろうが、境界を左右に曲げるわけにはいかない、道は真っ直ぐに伸びている。
降りたところが
穴ヶ乢あながたお、朝鍋鷲ヶ山への道を透かしてみると、しっかりした道がある。次はこの道を進もうね。
穴ヶ乢から林道への道は、谷沿いの道ではなく、谷から離れた道を進む。
谷から離れるがこれでええのかいな、と心配になるが、ええのです、ちゃんと林道へ誘導してくれる。
林道に出た出たところに、穴ヶ乢入口と案内標識があり、ガードレールに自転車を結びつけておいたのだよ。
普通に自転車を漕いで行けば元のところに帰って行ける。
登山口の手前にアズマヤとトイレがあって、その先の松の木のところが登山口なんですよ。
朝には内海乢から来たが、そっちには戻らず、このままこの林道を下ってみよう。
次に、朝鍋鷲ヶ山に登るのに、この林道がどこへ抜けているのか確認する必要があるからね。
三平山登山口は間近穴ヶ乢入口、朝鍋山登山口と標識を見て、道はどんどん下って、トンネルへ抜ける大きな道に合流した。
尾根を越える道が美土路乢で、峠に向かう道には通行不能と案内してある、トンネルで抜けるのが通常らしい。
このあたりでの風景はええなぁ。
三平山と大山が同時に見える。大山の大きさと三平山の大きさがほぼ同じ、対等に肩を並べているところがかわいいよね。
県道482号線との合流点も確認したし、次に来るときどこで曲がるか道順も覚えたぞ。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます


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