2002年6月22日
しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:兵庫県中央

山椒は小粒でも、七種山(なぐさやま)

 

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小滝林道の分岐で駐車しまった、やっぱりさっきの福崎インターで降りるべきだった、中国道の次のインターは山崎になる、名前を混同して、うっかり行き過ぎてしまったよ。明神山がはっきり見えるので、やっと間違いに気がついたよ。
しょうがないね、引き返しましょう。あらためて山崎インターから福崎インターに乗り継ぐしかないよ。
福崎の市街地をちょろちょろと抜けて、JR播但線の福崎駅の踏み切りを渡るとあとは一本道だよ。
前に行ったことはあるの?
新西国巡礼で、金剛城寺、その巡拝のついでに七種山を目指したんだよ、あいにくその日は雨で七種の滝までも行けずに帰ったことがあった、ほら、左に見える寺がその金剛城寺なんだよ。
金剛城寺旧山門金剛城寺からは一気に道が狭くなるのね。池があって野外センターか、たくさん車が停めてある、流行っているとこみたいね。
野外センターから続く裏山の稜線を見てみな、岩場が続くのが見えるやろ、七種槍の稜線なんだよ。今日はそっちには行かないよ。いずれは行って見たいとこなんだがね。
ここに停めよう。小滝林道と標識があるやろ、七種山をぐるっと回ってもとのところに帰ることにしよう。
農家の一番奥で、水道タンクが設置してある空き地なのね。ここならじゅうぶん駐車可能ね。
七種神社左のセメント道をぽくぽく歩こう。幸い、樹が繁って陽射しをさえぎってくれるのがありがたいね。
奥の駐車場所に来た、たくさんの車が止まっているよ。あれは何なの。
金剛城寺の旧山門なんだよ、金剛城寺は今は里に引っ越しているが、古くは奥の七種の滝周辺にあったのさ、当時の寺の遺跡はこの山門しか残っていないんだよ。
古寺の廃墟は不気味なものよね。夜には見たくない。
前に来た時はこのへんまでしか来ていない、ここから先は新しい風景や。
雌滝、夫婦滝、茂みの中でなんにも見えないじゃないの、虹ケ滝、八竜滝、滝の本体は見えるが水量が乏しくてもひとつやなぁ。
七種の滝へぇっ、これが七種の滝か、落差のある滝やなぁ、水の少ないのが難点やなぁ。
お宮がある、七種神社なんだと、ここの境内からは滝がよく見える、落差72メートルだって。
神社の解説文では、滝には別名がたくさんあるよ、七種の滝、雄滝、観音滝、大雨のあとには滝が観音の姿に見えるんだとさ。
神社の裏に道が続くよ、階段だぁ、トラロープだぁ、岩場渡りだぁ。
滝の隣りを登るのは骨が折れるよ、滝の落差、一気の落差をよちよち歩いて登らなきゃならんもの。
滝頭の平地に出たよ、ここからはまた登っていくのね。
おおむね稜線を歩いているみたいね、こんちわぁ、案外にひとに会うのね、人気の山なのね。
滝の登り道昨夜の雨でホコリが洗い流されたのか、展望台、岩場の切れ目からはよく見えるな、野外センターの池が見える、そこからずうっと谷沿いに目を移すと、切れ落ちた斜面が見える、隠れたところに滝があるんだろう、いやぁ、登ったもんだなぁ。
目を移すと、谷の東の壁が七種槍なんだろうな、とんがりと岩場が見えるぞ。
さ、もうちょっと先へ、分岐に出たぞ、キケンと旗がロープに張ってある、山頂は反対側、すぐそこなんだね。
やっと頂上、つなぎ岩、かさ岩への標識があって山頂名がないぞ。ここが最高のように見えるから七種山山頂なんだろう。
標高はたった683メートルしか無いのに、急な山だね、ピリリと辛いよ、山椒の山だね。
つなぎ岩、かさ岩とはなんだろ、反対斜面をくだって行ってみるか。相当下にあるものらしい、止めた、そんなに下にあるものなら、また登りなおすのが面倒。
展望台から七種槍を山頂からは展望がないと矢問さんが言っていたな、あれから透き刈りをしたみたいだよ、よく見える、北北西に見える山は雪彦山に違いない、七種槍への道が逆さ落としに下っているのがよく見える。
誰か来た、聞いてみよう、小滝林道への道はご存知ですか。
わたしたちはそっちから登って来たんですよ。滑る急登で大変でした。下りの道では小滝林道への分岐を見逃すかもしれません。気をつけて。
どうもありがとう。 道の右側を注意して見張っていようぜ。
キケンの旗を潜って危険領域に入るとしようぜ。七種槍からは引き返せ、とオススメが書いてある、ほんとの危険領域はその先なんだな。
七種槍と七種薬師の分岐に出た、ここは七種槍のほうへ向かうわけだね。
七種山頂上いやぁ、急にどんどん道が下って行くよ、止めどもなく下がっていくけどこれでええのかしら。
これでええらしい、検索で見たページで、ここの下りの呪文に正露丸、その心はクダリドメ、とあったが、ほんまや、ただただまっすぐ下っていくなぁ。
クダリドメの効果があったのかどうにか平地になった、ところが、呪文の効き目はそこまでで、またまた果てしなく下って行くぞ。
ねぇ、これなんじゃない、分岐の案内板があるよ。
これや、福崎と行き先は大雑把だがこれに違いない、稜線から谷に道を変えよう。一向に分岐に出会わず、このままなら七種槍まで行ってしまうと気を揉んでいたんだよ。
小滝林道分岐今までは道が広かったが、こっちはひとがあまり通っていない道のようよ。砂防ダムの上に出た。ダムの砂を渡ると、あった、林道があるよ。さっきの分岐からすぐなんだね。
ここは小滝林道の終点なんだ、これなら反対側から来ても取り付き点を間違うことはないね。
あとはこのまま林道をたどっていこう、林道の合流点が駐車場所になっている。
車をとめる時、農家のおばあさんがいろいろ話しかけてきたね、話し好きのひと、野菜の自家販売をやっていると言ってたから、何か買ってあげなきゃ悪いわね。
そうよな、駐車料金と思って買ってあげようよ。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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