2009年2月14日
しぇるぱ単独
山域:広島県東広島市

東広島の野路山のろやま、別名、段原山

 

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志和、福富を分ける峠前に生城山おうぎやまに登ったことがあります。
そこから東の方向を見たとき、明らかにそれと判るのは
路山のろやま、これは山頂に通信塔があるので他と区別できる。紛れもなくそれだと判ります。
そこで、
野路山のろやまに行って見なきゃならないな、と決めたわけです。
この山には、東から近づいても、西から近づいても、どっちでもええのだが、発見の経緯を考慮すると、西から近づくことにしようかね。
JR志和口駅前の信号で曲がって鎌倉寺山の方へ進んで行く。
山の間を抜けて志和堀のセブンイレブンの前の交差点、ここを東に曲がるのだよ。
送電線登りつくしてここは峠、三叉路になっている。県道33号線が貫通していて、峠で県道80号線が分岐している。
峠の道の膨らみに車を置いて、ここから歩き始めるのですよ。
県道80号線へ足を踏み込むのだが、20メートルか30メートル歩いたら、県道から離れて林道に入るのだよ。
この林道は野路線、路の字のスペースに紙を貼って塞いである、間違えて呂の字を入れてしまったんだろうよ。
呉に野呂山がある。そっちのほうが有名だもの、つい、うっかり、間違えてしまったんだろうね。
看板があって、野路林道組合、東広島市を名乗っていて古い看板だから、これは志和町側の看板だな。
この山は、野路山、段原山、呼び名がふたつあるのですよ。
頂上の通信鉄塔これで、野路山と名乗るのは西側の志和町、志和町での呼び名と決まったね。
ありゃぁ、とてつもない看板があるよ。糞をするべからず
看板の主、見つけたのは、二度や三度ではないのだろうね、カンカンに怒っている。
これはわたしも反省しなきゃ、朝出してから歩くのだが、体調が悪い日には、歩き始めるとキザシが来て、ついつい、我慢できないことが何度もあります。ごめんなさいねぇ。
でもね、この場所に限ってはね、歩く人間ならここではしないよ、もっと隠れた場所を探すはずだよ。
県道の街道沿いなんですよ、トラックドライバーやセールスドライバーが切羽詰って、我慢の限界、車から隠れたあたりがこのあたり、それで結局、あれですよ、こういうことなんじゃなかろうか。
林道の峠林道は舗装してある。歩くなら砂利道のほうが望ましいが、トラックは舗装路が望ましいものね。
道に草や木がかぶさっていないので、車の往来はちゃんとある、現役の道のようだね。
今歩いているのは送電線に平行に歩いているのだよ。送電線が通る峰の山腹を歩いているのだ。
その山列が低くなって、送電線の下を潜って、別の山腹に歩を移す。
通信鉄塔が見える。そこが野路山の頂上なのだよ。山列と山列のたわみを歩いているのだよ。
野路山の頂上からは離れる方向に歩いているが、これでええのだよ。反転する道が必ずあるだろうから、それを期待しよう。
林道は山と山の狭間に差し掛かって、峠だね、この先は下り斜面になってきた。
通信塔への電源の道送電線は変電所に送り込まれている、あれは新広島変電所だ、すると、正面の山は虚空蔵山だ
虚空蔵山の頂上も踏んで、変電所の門前も歩いたことがあるのだよ。
その時に、野路山が見えたかって? 当時、この山に登るなど、思いもしなかったものね。この山の存在さえ知らなかった。
どこか林道から斜面に取り付く道はないかいな、と探していると、電線、電柱が見えてきた。
頂上の通信鉄塔へ電源を送り込む電線なんだよ。電線の周囲を広く伐採して、空間がどこまでも続いている。
ありがたいから使わせてもらおう。
地図では稜線上に道があるとしてあるが、それはどうでもええ、歩き易い伐採道を使わせてもらおう。
通信塔へ接近しっかり草刈りしてあって、手のひらで撫でても引っ掛かりがないくらいだよ。
草株の周囲の地面が露出していて、そこには鹿の糞があちこちに点在している。
糞の散らばり具合からすると、たくさんの鹿の群れが生息しているのだろうね。
コンクリの杭があるが、みんな電電公社とある、社名のマークが入っているが、懐かしいね、丸に横線のそんなマークだったよね。
電波塔が近づいてきて、管理道の舗装路を横断して、このまま電線道のほうを歩く。舗装路より草の地面の方が好もしいものね。
ここが電波塔、フェンスの周囲をぐるっと回っても、三角点は見つからなかった。
ま、ええさ。三角点がなくても山頂は山頂だものね。
頂上の通信塔電波塔の正面には、DoCoMo 段原中継所と看板にある。ふぅむ、
野路山のろやまの名前を使わず、ここでは、段原山のほうを採用しているのだ。
梢が邪魔して、展望はええとは言えないね。
生城山おうぎやまが見えるかと思ったが、見えているのか、見えていないのか、そこんところもよく判らない。
山の下り道だが、岩にペンキが塗ってあるのがこことここ。
一方はむちゃくちゃ下り傾斜なので、腰が引けて、このコースは進みたくない。
もう一方はわりとゆるい傾斜、しかも道が開けている。舗装路から進む道なんですよ。当然、こっちのコースだろうよねぇ。
ここでコースを転進道は開けていて誘導してはくれるのだが、どうも西へ西へとゆがんでいるような気がしてしょうがない。
GPSの画面を見ながら降りているのだが、林道へ擦り寄っているような気がするんだがね。
右の谷へ降りるように誘導している。このあたりでは道はどこかに消えてしまった、歩き易いところを選んで歩いているだけなんだよね。
やめた、この先は怪しい。谷底に行くとどうなることか判らない。
稜線を乗り越えて、登りに歩いた林道のほうへ寄って行こう。
GPSの画面で近づくようにコース取りして、イテテ、いばらが絡んで痛いが、どうやら林道へ抜け出してきた。
なるほど、この曲がり角には見覚えがある。あとは、単純な林道歩き、安心なもんだ。
林道に合流今思い直すと、やっぱり頂上から降りる道は、岩伝いのむちゃくちゃ下り傾斜の道だったのだ。
コースミスしたのは残念な気もするが、勇気を出して正しいコースを行っていたらどんなことになっていたのだろうね。
たらたら歩いて、車を止めた場所まで戻った。
県道を東へ、福富町に進んで行こう。
観光案内の地図の看板があって、なるほど、段原山と書いてある。それぞれ名前は譲れないものがあるのだねぇ。
たんぼの中に、段原山と矢印看板があって、山頂へのドライブウェイを案内している。
もうええよ、歩いて登ったから、もう車で登る気にはなれないよ。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




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