2007年5月8日
しぇるぱ単独
山域:広島県庄原市

もうちょっとだが、大鬼山おおぎやま

 

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街道沿いから大鬼山を先週、ちょっと下見に寄ったんですよ。
庄原市の高野に
大鬼谷おおぎだにオートキャンプ場があるんです。麓にキャンプ場があるからには、山にも登ってみようかというひともいるんじゃないかな。
キャンプ場の受付で聞いたら、林道の舗装路がテレビ塔まで続いています、わたしは登ったことがないが、その先を登ったという話しは、ちらほらと聞きますよねぇ。
よぅし、登れる山だ。いつか登ろう。
今日、午前中の遅くだけれど、暇ができた。行くべし、行くべし。
大鬼谷オートキャンプ場への標識三次の君田経由、庄原の口和を通って、高野に入ります。高野は盆地状というか川沿いの平野と言うか、山に挟まれた地形なんですね。
北の山は県境の山なんだが、南に注目、ノコギリの山のどれかが大鬼山なんだろうね。
交通標識は大鬼谷オートキャンプ場、ここを右折、たんぼの中を進み、谷川に沿って進んで行く。
川向こうにキャンプサイトがあって、キャンプ場のセンターハウス、ここで受付をするものらしい。
こんにちわぁと案内を請うたが、登山、滝見物は受付せずに、そのままパスしてもええのだそうな。今日はキャンプ場は営業休日だった。
雌滝キャンプサイトを通り抜けたぞ、狭い林道をどこまで走ればええのだろうか。
大きな道の膨らみがあって、雌滝と表示してある。予定と違うが、ついでだもの、雌滝を見て行こうか。滝の途中に岩があって、ふたつに割れた姿をしていた。大きな岩を挟んでいるので、それを見立てて雌滝というのだな。
ここから先は通行止めになっているぞ。歩いていけば雄滝があるんだろうな。
ざっと1キロ、雄滝に着いた。一本の巨大な筒状の滝だった。なるほど、これは雄滝だ。
オートキャンプ場のパンフレットをじっくり見てみよう。雄滝、雌滝の道と大鬼山への登山道は別物だよ。引き返さなきゃならない。
雄滝ログハウスやバンガローが終わるあたりで登山道は始まるのだ。ここに大きな駐車場があるからここに置いておけばええ。
この先は大鬼山林道なんですよ。舗装路で車は進入してもええけれど、落石がある道なのだそうな。車は乗り入れないほうが賢いと思うよ。
舗装路をぽくぽく歩くのは気が進まないが、落石を乗り越える度胸はないし、タイヤのパンクも怖いから、歩くのが一番。
頭上に電線が続いている、これはテレビ塔への電源なんだね。
曲がり角を曲がると、山の上に通信塔が見えてきた。四本アンテナだから、あれは携帯電話の通信塔だね。
大きな石が崩落している、こんなところを乗り越えて進むことはできない。車で来ないのは正解だった。
テレビ塔から山麓を谷を通過するのがこれで二本目。三本目の谷で大きく反転して方向転換して進む。下を見ると、歩いて来た道が足許に見えている。
遠くの峰が見えてくる。西の方向、あれは高暮ダムの渓谷だな。南に船山、北は県境の山。
ずんと背伸びしているのが指谷奥の山だな。目を転じると、草峠の前の山、
草峠くさんだわの切り開き、それから大万木山の巨大な稜線が見える。
とりわけ、
草峠くさんだわの切り開き、くりぬき具合、間近に見ても遠くから見ても特徴的で、あれは草峠くさんだわだと断言できます。
自信を持って言い切れるのも自分で歩いているからなんですよ。あの山域は、けっこう小まめに歩き回っているからね。
谷向こうに通信塔の姿が見えるようになってきた。何本もアンテナがあるのだね、テレビ塔だけかと思っていたが、林立しているとは知らなかった。
テレビ塔から毛無山をさぁ、アンテナ団地に到着したぞ。消防無線、テレビ塔、携帯電話、いろいろあるのだね。
指谷奥から大万木山、麓が見える、オートキャンプ場も見える。その背景には大万木山、目を動かせば毛無山・大毛無山・猿政山、吾妻山・比婆山・立烏帽子山。
北側半分が見えて、絶好の展望台になっているね。
大概のひとがここまでは来る、ここから先がどうなのかを知りたいのですよ。
アンテナ群に囲まれてアンテナ団地の最後がセルラー、現在ではKDDI、ブランド名はau、不思議なのは基地の銘板をなぜ変更しないか、ということなんですよ。
現在でも、銘板の中国セルラー電話株式会社が存在しているのかしら、合併したのなら名前を変えなきゃおかしいでしょうが。
セルラーの境界からどう取り付けばええのだろう。踏み込んだ形跡は全然みつからないぞ。
とにかく踏み込もう、尾根の線に沿って歩いてみよう。
なにやらある、かすかだけれど歩いた痕跡が残っている、尾根の中央線を外さないように歩いて行こう。
最初に見えるコブとりあえずは正面の山、そのてっぺんまでは行ってみよう。木の幹を避け、枝と枝の間をすり抜けながら進んで行こう。
斜面に道は無い、ここは自由に歩いている箇所だ。急斜面を登れば笹原の平らかなところに出た。
あれまぁ、さらに先があるのだ。大鬼山の山頂はこの先にあるのだ。いったん、たわみを下って、あらためて登りなおすことになる。
ちょっと時間と相談しなきゃならないな。今日はそんなに遅くなるわけにはいかないのだよ。
冗談を言います家庭2HTMLタグで表現したが、あのね、OSやブラウザによっては意味不明になるかもしれない、ここは家庭のジジョウと読んでちょうだい。
谷向こうに大鬼山が冗談は不発でしたね。考え落ちでは笑いを取れないよ。
今日はここまで、帰るとしましょう。あともうちょっとだが、残りは再度挑戦してもええね、いつかその気になったらね。
あとは降りるだけ、やぶを抜けて、林道の舗装路をぽくぽく歩いて、駐車場所まで戻って来ました。
さぁ、帰ろ。最短距離のコースで帰るとしよう。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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