2007年5月2日
しぇるぱ単独
山域:山口県山口市

山口市、徳地インターから白石山

 

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県道分岐近くから白石山をただいま、中国薬師を巡拝しているんですよ。
徳地インターから南へ、周南市の境界近くに
月輪寺がちりんじ薬師堂というのがあるんですよ。そこへ参拝してからの帰りです。
遠くの寺に参拝したあとは、寺の近くの山の登っているのです。近くというと、先日登った四熊ヶ岳はここから南に位置している。
徳地インターの周辺をチョイスしてみよう。ここからは、かなり魅力的な山が多いよ。
狗留孫山が一番近いが、ネットで探すと、杉林に覆われた山なんだそうな。GPSの電波が捕捉しにくくなるので気乗りがしない。
隣りにええ山があるじゃないか、白石山、決めた、白石山に登ることにしよう。
登山口駐車場徳地インターからは山の反対側に登山口があるんですよ。
どうもその道は狭い道らしい、東回りで行くか、西回りで行くか、どっちから行こうか。
ガソリンスタンドで店員のおにいちゃんに聞いたんだが、ぼくは真っ直ぐに南から行くんですよ、教えましょうか。
いや、ええよ、ええよ、事前に学習していない道を進む気はない、北からの道にするから聞かんとくわな。
とりあえず西回りで行ってみようか。国道は高速の中国道と絡みあいながら進んで行く。
荷卸峠SAの傍をかすめて通って行く、ここからは下りの坂道になるのだね。
大岩巨大アンテナが先に見える。KDDIの衛星通信のアンテナ群、ははぁ、だいたいの位置関係を把握したぞ。
県道26号線に入って行かねばならないのだが、狭い路地から入って行くのだな。
対向車が来たら難儀するような道だね。峠を越えて、向こうの斜面になったら道が広くなった。
山口県のガードレールは他と違うよぉ。たいがい、ガードレールは白いもんだが、黄色く塗ってあるんですよ。
明るい黄色なら許容範囲だが、くすんだ黄色で、変な感覚だよぉ。センターラインが黄色で両側に黄色いガードレールに挟まれると、道が狭く感じる。
白石山入口と案内看板があった。ここで県道とわかれるのだ。
引回しコースへの分岐たんぼの中の道を、右に左に、案内の看板に従って林道の奥へと目指して行く。
ここが白石山の登山口、登山者向けの駐車場なんだね。白線が引いてあって、10台以上20台近く駐車できそう。
もう、山から下りたひとがいる。早いなぁ。こんにちわぁ。
道は広いよねぇ。深くえぐれて溝になっているところもあるから、昔々からの有名スポットなんだな。
谷道から稜線に出て来た。梢の向こうに山の姿が見えるが、あれが白石山なんだろうか。
大岩という案内標識があって、横道へ逸れて行く。行ってみよう。
接待岩ほんまだ、大きな岩だ。雨上がりで岩肌が濡れているので恐々だが、岩のてっぺんからの眺めはよく効くなぁ。麓の集落が見える。狗留孫山が見える。
元の道に帰って、次の岩が馬の鞍岩、龍駄の岩、どれがどの岩かわからないが、岩の隙間から大木が成長している、このほうが驚くね。どこから養分を得たのかしら。
無名の岩があちこちにある。岩の底に隙間があるよ。けっこう広い空間になっている。
岩の下から水が湧き出しているが、流水に藻がそよいでいる。けっこう栄養豊富な水なんだな。谷の上から水が岩の底を潜っているちゅうことなんだ。
分岐に差し掛かった。帰りのコースは谷底への引廻しコースを戻ることにしよう。
トイレが設置されているよ。ということはこのあたりは何かのスポットなんだ。
物見岩大きな岩がある。隙間に観音と地蔵が祭ってある。線刻の仏像もあるし、ここは祭祀の場所のようだ。
岩の出っ張りに小枝で突っ張り筋かいを差しかけてある。もちろん、こんなもので効き目はありはしないが、何かのまじないなのかしら。
この先にあるのが接待岩、岩の下に空間があって何十人でも座ることができる、とのこと、ほんまだ、広いわい。
今でも、この岩の下で、お茶を振る舞う接待があるのだそうな。
それだけの人数が集まるから、トイレを脇に設置してあるのだな。
尾根を登って、物見岩、大きな岩で端から落ちないように鎖が設置してある。
白石山頂上三角点狗留孫山から視線を移すと徳地の中心地、高速道路が一部見えている、山蔭のこっちへ高速道は走っているはず、抜けた向こうに谷が開けて山口に続く。
振り向けば頂上が間近にある。頂上に向かうと、あれ、下り坂、はぁぁ、いったん下って次の峰が頂上なのか。
はい、到着しました、白石山頂上、三角点。四方から踏み跡が集中している、それだけ有名な山だから踏み跡も多いのだろうね。
山頂は展望が良いとは言えない。さっきの物見岩に引き返して、物見に徹したほうがええだろうね。
さぁ、下ろうか。接待岩を過ぎ、分岐のところまで戻ったぞ。谷底への道を下りることにしよう。
どかどかどかどか、真っ直ぐに下りて行くね。なんぼでも大きな岩がある。隙間が開いて底に空間があるのが見えるなぁ。
たんぼの道は奥へ岩の底から土が掻き出されたのはどうしてなんだろう。水がさらって持って行ってしまったのかしら。そんなに大量の水を蓄える山でもないと思うがなぁ。
これが蝙蝠岩、岩の張り出しの下に空間がある。あんがい、岩の下にコウモリの住む空間があるのかもしれない。
つばめ岩、ツバメが翼を広げたさまに見立てたんだね。巨大な岩だから、ツバメよりワシなどを連想するがなぁ。
数珠岩、岩の石脈が表面を斜めに走っている。岩が数珠をかけているように思ったんだね。
狼岩というのがある。この岩の姿からオオカミは連想できないぞ。ま、命名は自由だからね。
狼岩からは道が広くなってくる。林道なんだろうな。砂防ダムがある。ははぁ、砂防ダムの取り付け道路でこの道は道幅が広がったんだな。
たんぼの突き当りを反転道はたんぼの道に出て来た。たんぼの中を流れる谷川が引回川、それでこのコースを引き回しコースと言うのか。現地に来て見なきゃわからないことだね。
たんぼに沿って下へ向かうのではないのだね。たんぼを奥地に向かって進むのだそうな。
奥に、山の字の形そのままにポコポコポコと山が背伸びしている。どれが白石山の山頂なのか見当も付かない。
たんぼの終わりのところで山に入る道がある。山道ではないぞ。ちゃんとした広幅の道だ。
峠を越えれば、じきに出発地の駐車場に出てくる。仕事道とは思えないが、遊歩道として手入れしてあるから健在なんだろうね。
帰り道、高速道からガードレ−ルを注目して探してみる。中国道は山口県、島根県、山口県、広島県と県境を越えながら延びているんですよ。
黄色いガードレールがあるのは山口県だけ、たまに白いガードレールも見かけることもある。島根県、広島県で黄色のガードレールは見ることはない。
やっぱり、黄色いガードレールは異様だよね。

参考 中国薬師 第25番 月輪寺薬師院

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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