2004年10月1日
しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:島根県石見

大江高山、石見銀山周辺の山

 

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大江高山、山田コースの案内板7月の末に、大江高山を目指して出かけたんだよ。暑くてね、登山口まで行ったけど止めて帰ったことがあるんだよ。もう暑さは引いただろう、どうかね、行くかい。
大江高山がどこにあるかというとね、島根県の中央、石見銀山の近くにあるんだよ。
7月に行ったときは三瓶山の麓から行った、いやぁ、遠かった。帰りは、江の川沿いに帰ったんだがね、曲がり曲がった道なので、この道も遠いよぉ。
一番近いのは、高速浜田道の大朝インターを下りて県境を越える道、石見銀山へ案内する標識に従うのが一番ええみたいだよ。
集落の最後島根県に入って最初の町が瑞穂町、みずほ銀行が支店を出せばピッタリなんだがなぁ、それはないか。
石見町を過ぎて川本町。ねぇねぇ、江の川の両岸の家はどこも新しいよね、この町の住民は豊かそうに見えるよねぇ。
どの家も同じ程度に新しいねぇ、水害から復旧して再建したのじゃなかろうか。それなら、さぞ辛かったことだろうね。
江の川から離れて租式川の谷をさかのぼって行くよ。このあたりは7月にドライブしたから道は覚えているさ。租式という集落まではこのまま進んで行けばええよ。
租式のあたりで、山の形が尖って見えてくる、ほら、山が異様に丸く盛り上がっているだろ。この山々の南に位置するように車を走らせるのさ。
ここで、石見銀山への案内から離れて西への道を取るようにするんだよ。
このコースの傾斜は急租式郵便局の前を通っただろ、これが確認のポイントなんだよ。周辺は山とたんぼの田舎だもの、ロケーション確認の重要な決め手なんだよ。
そうねぇ、小泉改革で民営化されたらねぇ、この郵便局、どうなるの、廃止統合の対象にならなきゃええんだけどね。
ここの人口背景では、売上収益で経費をまかなうのは難しいと思うよ。どんぶり勘定の官営だから、今まで目こぼししてもらっていたんだろうね。
ということで、確認ポイントが数年後でも存在するかどうかは定かじゃありません。
大江高山の麓の県道を進んで行くんだがね、ほら、ここ、大江高山登山口の案内板がみえるだろう。このあたりは山田集落なんだが、この奥に飯谷集落があって、そこからコースが始まっているんだよ。
前山の休憩地から日本海が健脚コースと書いてあるわね。え、ここはパスするの?道が滑るから?そう、それは良かった。
次の集落、ここには山田とバス停の標識があるだろ、ここにも登山口の看板がある、ここから入って行くんだよ。
車は入るけど、細い道ね。谷の奥のふくらみに駐車するのね。この先へ駐車場と案内があるのに、どうして下へ車を止めるの?
あの急傾斜の坂道が怖いんだよ、タイヤが道からはみ出すかもしれない。ここのふくらみの奥は無住の廃屋だもの、置いても迷惑にはならんだろう。
坂道を登って、最後の民家の前を通って、ここが登山者の駐車場かい。なるほど、駐車スペースは確保してあるんだね。
ここからは山道なのね、広い道だ。大きなアンテナがある、テレビアンテナは別にあるよね、ふぅん、下の家のひとは無線が趣味なのね。
道はどんどん進んで行く、あれ、どっちだろ、山の上への道と水平の道とが分岐しているよ。踏み跡は山への道のほうが新しいよね、水平道を行こうか。
前山の休憩地杉の植林に入っていったのね。尾根は山腹に吸収されて、そのまま山腹を横切って歩くのね。イガ線が張ってあるがなんのためだろう、ケモノ対策なのかな、土地の境界なのかなぁ。
ここからグイと道は急傾斜になるのね。細かく左右に切り返しながらジグザグに登らなきゃならないのね。
下を見てごらん、ずどんと斜面が切れ込んでいるよ、帰りに同じ道を通るんだが、その時が思いやられるよ。
植生に切れ目ができて、麓の展望が効くところに出てきたよ、休憩しよう。ほう、看板がある。
ようこそ、ご苦労様、のねぎらいの看板なんだ、へぇ、ここが6合目なのかい。先はまだまだ長いね。
岩を踏むステップの間隔が大きくなったね、補助ロープが設置してある、あんまり当てには出来ないがね。おっとっと、滑る、滑る。
山頂まであと1キロ稜線の先に峰が見える、あれが大江高山の本峰なんだろうか、それとも前山の峰なんだろうか。峰との高度の差が縮んでくるので、やっぱりあれは前山の峰なんだと解ったよ。
肩を越えたよ、頂上部に差し掛かったよ。道の両方は切れ落ちている。草刈りがしてあって、山腹では草に悩むことはなかったが、ここでは草刈る以上に草が伸びる、草を掻き分け掻き分けて歩かなきゃね。
休憩所と看板の出ているところに出てきたよ。白骨の倒木がある。
日本海が見えるのねぇ。水平線は雲と溶け込んではっきりとはしないわね。後ろが中国山脈なのね。
山と山の間に空間が見えるだろ、その空間が江の川なんだよ。奥の峰々が中国山脈なんだが、前の山が立派なので、奥の山は遮られて、ジミな姿にしか見えないねぇ。
大江高山頂上この先へ歩き始めて、前山の頂上がここ、という表示はどこにもないのね。草が繁っているので身をかわすのが大変ね。
看板が見えた、頂上まであと1キロ、なんだとぉ、ここが頂上じゃなかったのかい。
向こうに大きな峰が見えるわよ。あれが大江高山なんだ。間には大きな谷がある、下りてまた登らなきゃならんのかぁ。
直線では深い谷なんだがね、左に大きく振って、峰通しの道があるようだよ。
この峰通しの道なんだが、両側は深く切れ落ちているよ。カミソリの上を歩いているみたい。
また、麓の展望が効くところに出たわね。ここにも、麓のひとのあいさつ看板がある、自慢の愛着深い山なのねぇ。
大江高山から三瓶山を前山の傾斜が極端だったので、ここもそうかと覚悟していたが、案に相違して楽々な道だったね。傾斜を乗り切ったぞ、看板がある、あと100メートル。
頂上まで来たよ、ここがそうなのか。北に展望を広げる切り開きがあるのね。
あれは何? 三瓶山、ははぁ、あれがそうなのか。三瓶山とは平野に突然と湧き出した山なのね。
三瓶山の左に島のようなものが見える、絵看板によると、島根半島、日御崎、そうなのか、出雲大社もこの方向なのね。
北には、むくむくと丸い山がせりあがっているのね。そう、あのあたりに石見銀山があったのか。今ではもう掘ってないんだよね。
石見銀山周辺の山々昼食がすんだらもう帰ろうか。山の傾斜は降りるときよくわかるね。いやぁ、急な山だわい。
さぁ、降りたぞ。足がちくちくするな。草の実だろうな。
うわ、こいつは何だい。5ミリくらいの虫がズボンの布地にしがみついて引っ張っても離れない。さては、こいつは葉ダニだよ。
始めて出会ったよ。テントウムシのような5角形なんだが、足を踏ん張って食らいついて離れない。やっとむしったぞ。踏み潰そう。
今日は、夏のころののような半ズボンでなくてよかったね。皮膚に食いつかれたら病気のもとだものね。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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