2015年4月22日
しぇるぱ単独
山域:島根県雲南市

雲南の低山、高麻たかさ山、高麻たかさ城跡

 

前ページへ

あちこちの山へかえる

トップページへかえる


 囲炉裏へリンク

 

画像をクリックするとそのままそこだけ拡大表示されます
Microsoft Edge のユーザーは、画像・テキストにちょっと触れてください、その効果で、ポップアップページは消えます
Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox のユーザーは何もしなくてもポップアップページは消えて行きます

 

前回、磨石山から眺めたとき、低山なのだが、異様に尖った山があるのが見えました。地図と照合すると、高麻たかさ山だと思う。次回はあそこに登ろうと決めたもんです。
麓の周辺は、自転車で走っているので大体の見当は付く。駐車場所に都合のええところは少ないのですよ。加茂中駅が真っ先に浮かぶが、そこには近くの会社が駐車している。邪魔になるかも。
川向うに雲南市加茂文化ホールがある。別名、ラメール。ここの駐車場なら堂々と駐車できる。そこにしよう。
ここが雲南市加茂文化ホール、海から離れているのに、ラメールとはどういう意図があるんだろうね。
赤川の堤防に登って、中の大橋を渡る。橋の銘板に書いてある字が中とは読めない。中にちょんと余計なひと筆がある。中という字ではないのではないか。
帰って、橋の名前を探しました。漁業協同組合のHPで見つけました、やっぱりあれは中の大橋と読むのだ。達筆すぎるも困ったもんだよ。
橋を渡って市街地に入る。軒下に洪水水位の表示がある、昭39.7.19 水 とある。一階は完全に浸かって2階の床板まで迫ろうか、の勢いだ。赤川が氾濫したんだね。
市街地から離れて、JR木次線の線路の下を潜る。アンダーパスが正式名だが、世間ではアンダーで通っている。ここの交通標識にもアンダーと書いてある。
麓の山沿いに道が伸びている。どこから山に取り付くのか、それは心配しなくてよろしい。案内がある。高麻山城跡入口と看板がある。
角を曲がって、突き当りにまた案内がある。高麻山登山道と看板がある。地道だが自動車の通れる道なのだよ。
巨大な砂防ダムがある。ははぁ、砂防ダムの工事道路としてこの道は敷設されたのか。それを林道としてもうちょっと延長したんだろうね。
自動車が入るのはここまで。下の案内地図では駐車場と標示してあるところだ。ここから山道が分岐している。
山道を登って行くと、不思議な結界が現れる。竹で四本柱を立て、注連縄を張って、御幣が三本立ててある。祀ってあるのか、鎮めてあるのか、これは一体何なんだろうね。
山を下りてからのこと、近所の人に聞いてみた。なんとかさんの墓があったのだそうな。今は墓地は引っ越したが、お祭り祈祷は続けているのだそうな。
城跡、落城に絡む怨霊伝説でもあるのかと想像して聞いたのだが、そういうものではない。なんだ、そういうこと、ちょっと肩透かしでした。
尾根に乗るのだが、道は切り通しというか、堀切というか、明らかに土木工事の跡が見える。大手道だったんだろうね。運搬の牛馬が通り易いように手を加えてあるのだろうね。
曲輪跡、兵舎跡らしきものが点在する。斜面を掻き上げて、防備の顎を高くしてある。ここはちょっと大きい敷地になっている。ただし、ここの中で比較するとね。全体の城跡は小ぶりです。
頂上まで登った。頂上は平削してある。ここに領主がいたのだろうね。今は地蔵堂が鎮座している
尼子十旗の城と言われているが、兵卒の収容力は大したことはないと思うよ。前回歩いた磨石城址のほうがはるかに大きかった。尼子十旗にも水準以下があったのではなかろうか。
木立が詰んでいて展望が効かない。長居したところでしょうがない。降りようか。
とっとと麓まで降りてきて、このまま来た道を戻ってもつまらないね。別の道を行こう。ここで道を変えよう
たんぼの中の道を突っ切り、踏切を渡って堤防を行く。ここは自転車で木次線を巡って宍道駅まで走った道なんですよ。
振り返れば高麻山が見えている。こっちから見たのでは立派な山には見えないのが残念、東から見ると頂上が尖っていてなかなかの姿なのにね。
加茂大橋が近い。ここを渡って別の道から帰ろう。
振り返ると、加茂大橋と高麻山が一緒に見えている。加茂大橋のちからを借りて、高麻山を飾っている。
赤川堤防左岸を歩いて、加茂文化ホールに近づいて行く。見れば見るほど異様な建物だね。異様は威容でもよろしい、ほめ言葉です。
ほんとは、登山口近くに駐車することも出来たのですよ。それではあまりに距離が短く短時間過ぎる。あえて遠くに駐車して歩く距離を稼いだ、こういうことなんですよ。
さぁ、帰ってきたぞ。

 

雲南市加茂文化ホール 中の大橋 木次線のアンダーパス 登山口、その1
登山口、その2 車はここまで 切り通し 廓跡
高麻山頂上 麓から高麻山を 加茂大橋 ラメール

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。

でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
縮尺は、右下の+-でお好みの尺度で見てください
使い方は、左上の[基本地図]の ▼ 白地図、航空写真、簡易地形図が選べます
Google Map では、使い方の変更が突然あります、逆らえません、従ってください