2015年6月23日
しぇるぱ単独
山域:島根県雲南市

雲南の山、全部林道の高瀬山(三刀屋)

 

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出雲市雲南市の斐伊川沿いに高瀬山が連続してあります。
一番北、出雲市斐川町に高瀬山、斐伊川を渡って、出雲市旧出雲市に高瀬山、雲南市三刀屋町に高瀬山、どうしてこんなに高瀬山が連続しているのか不思議です。
一番北の山は「尼子武将の城跡、高瀬山」(2007年7月26日)「尼子武将の城跡、高瀬山2」(2013年4月23日)で登っている。真ん中の山はえらいヤブ山らしい。一番南の高瀬山に目を付けた訳です。
高速道路松江道を往復する時、あれが高瀬山、と眺めているのだが、頂上に通信鉄塔が建っている。鉄塔建設の取り付け道路が整備されていることだろうなぁ。
通信鉄塔の山には魅力は少ないもんだが、ま、ええさ、登ってみようか。
松江道の三刀屋木次インターを出て、国道314号線を進む。斐伊川を何度も橋で渡るのだが、高瀬大橋を渡ったら、県道175号線を進む。
松江道の下を潜る。峠に差し掛かって、ここの集落が
峠谷たわたにと言うのだそうな。南に進む道があるので、ここに駐車する。
このまま自動車を乗り入れできるのですよ。それでは歩く距離が減ってしまう。車で乗り込むか、自分で歩くか、わたしは自分の足を使いたい。
道は折れ曲がっていて、高度を稼いで行く。道が曲がるのは車のエンジンのためだよね、人の足なら少々真っ直ぐでも直線で登ってしまうんだがね。
ここが最終民家。この先には民家はない。だが、送電線は奥へ延びている。
最終民家の近くに通信鉄塔がある。麓の鉄塔で、これは昔々からある通信鉄塔なんだろうね。
松江道が掘り割りの下を走っている。松江道の先に通信鉄塔が見える。あそこが高瀬山の頂上なのだ
松江道の高架橋を渡る。車を乗り付けたのなら、ここに駐車した方がええ。ほんとはこの先も行けますよ。ドライブ派なら行けばよろしい、歩き派なら歩きに専念したほうがええ。
最初は道の両側の笹が繁茂して道路にせりだしている。林道の歴史が古いから草木が盛り返しているんだよ。草木が繁るのも最初だけ、林道を奥に進むと草木も落ち着いて歩き易くなる。
林道高瀬線と看板がある。もともとは林道だけだったんですよ。鉄塔建設道路として活用されて、保守保全が行き届くようになったんだろうね。
送電線が合流してくる。最後の民家を過ぎても電線が延びていた。松江道に沿って送電線は延びて、高瀬山トンネル手前で曲がって林道のほうに延びてきたのだ。
タニシの螺旋を巻くように、山腹を巻きながら進んで行く。
おおむねこのへんが地図で林道終点を示すあたりだろうな。地図が古いのですよ。現実はもっと変化している。さらに新しい道が建設されているのだ。
大きく尾根を削って曲りの半径を小さくする。セメントの色合いを見てもごく新しいと判るじゃありませんか。松江道の完成とほぼ同時期だろうね。いや、もっと、ほんの最近かもしれない。
頂上手前、通信鉄塔の直前なんだが、立入禁止とあってロープが張ってある。どこの通信塔もこれほど邪険なことはしないのだがな。そのうち誰かがロープを外して結界を解いてしまうだろう。
三角点はこの上の繁みの中にあるようだよ。掻き分けてまで三角点を探すのも気が乗らないね。大体あの辺ということで三角点チェックはパスにしようよ。
さて、降りるか。
松江道の跨線橋を渡る前で松江道を見る。トンネルが口を開けているが、上熊谷トンネルなんですよ。トンネルの手前が高架橋になっていて、駐車した峠谷から高架橋を眺めた、そのあたりだよ。
どんどん降りて、駐車した峠谷が見えている。駐車した場所は見えてはいないが、集落の風景はこんなものなんだよ。
全体は林道歩きなんですよ。ラクラク登山をお望みなら最適ですね。厳しい登山をお望みなら物足りないでしょうね。

 

峠谷の林道入口 最初の通信鉄塔 松江道を渡る跨線橋 頂上の鉄塔が見える
段々近づく 電線が横から合流する ミニ通信塔 激しく尾根を削る林道工事
新しい林道 三角点は林の中 立入禁止でここまで 松江道の跨線橋

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

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