2018年_4月19日
しぇるぱ単独
山域:広島県安芸高田市

安芸高田の津々羅つづら山、無名だが登り易い山

 

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小津古山頭ヶ津古山と登っていると、その近所の山が気になります。津々羅つづら山、ちょっと気になるなぁ。
ネットで探ってみたが、登ったという記録がない。ヤブの山なのかどうなのか、考えていてもしょうがないね、行ってみよう、トライしてみよう。
小津古山に登るのに間違いで大外れの方向を目指したことがあります。その間違えた原因の看板がある。本郷PAに誘導する看板、まずこれを目指す。
隣接して八幡神社がある、その西側に県道から分岐する道がある。その道を入って行くんですよ。
県道との分岐で、畑に寄ったところに車を置く。道幅は広いから邪魔にはならないだろう。
中国道に近寄って、カルバートを潜る。カルバートの向こうは道が二分している。右の道だろうと決め込んで踏み込んで行く。舗装路が地道に変わって、坂道を登って下り坂になって行く。
あれれ、これはおかしい。2万5千図にはこのような下り坂はありはしない。ここでやっと、間違いに気が付く。引き返さなきゃならない。
カルバートの前まで戻って、左の道に進んで行く。
ここの民家・百姓家のただずまいが、分譲地の雛壇造成と同じなんですよ。なぜ、どうして、と聞いてみたかったが、だぁれもいないものね。どうしてこんな姿かは不明です。
民家が尽きるところで舗装路も尽きる。ここから先は地道です。
谷間を埋めて、土塁のような道が続いている。この先に砂防ダムがある。砂防ダムの建設時に谷間を埋めて高架道路のような、土塁のような道路を建設したのだろう。
立派な林道が延びているが、ここで植林の中に古い道が延びている。ここで分岐しているが、古い道は2万5千図の点線の道なのじゃなかろうか。
この新しい林道は2万5千図には未収録になったままなのじゃなかろうかと思うよ。こんなの普通にあるじゃん、いくら空中撮影してもなかなか地形図には反映してくれない。
グーグル・マップを見る方が2万5千図を見るより判り易いことがあるのは、よくあることだもの。
で、その、まだ地形図に書き込んでない林道を進む。だいぶ進んだところで林道は終点になる。赤いリボンがあるが、それに惑わされちゃいけない、それは山主のリボンだろう。
林道の末端から真っ直ぐ谷の中央を歩いて行く。
ほら、赤いリボンが出てきた。次から次とリボンが続いている。こんなリボンの付け方は山主のものじゃないね、登山者の仕業だね。
植林は成長しているが、まだ伐採期ではない。林床には草もなく歩き易い状態があと10年は続くと思うよ。
谷の頭に突き当たって、壁を登る。リボンが枝にあって、稜線はすぐそこに見えている。
稜線まで登ると、稜線は雑木木立に覆われているんじゃないかと案じていたが、心配ご無用、おおむね植林の中を行って、歩き易い道が続く。ところどころ、リボンがあるので心強い。
雑木や草に邪魔されることはないが、倒木に邪魔されるのはしょうがない。跨いで、潜って、進むしかない。
ここが津々羅つづら山頂上、三角点。全部の三角点標石にチップを埋め込む作業が継続しているが、ここの標石には既に埋め込まれている。
三角点から少し離れると、見通しが効いて、麓の民家、中国道が見えている。ただし、写真には撮れない。梢が邪魔してスガタカタチにはならない。見テルダケ。
さて、下りるかね。
どこの山でも、登るのは問題なしなんですよ。降りる時に問題あり。尾根をひとつ間違うと、とんでもないところに降りてしまう。登った道を間違いなく踏んで行けるかが大事なんだね。
わたし、GPSに頼っています。縮尺を粗くして登った道を辿って降りる。
タイトルに、登り易い山とあるので、そうか、簡単な山なんだろうと、山のシロウトが登ってみるのは危険です。
登り易いけど、決して、降り易い山ではないよ。登るとき、振り返りながら目印をマークしながら登っても、それでも間違えることはあるよ。
山で一度や二度は迷った人におすすめの山です。まるっきりの初心者なら、この山ではなく、道がよぅく踏まれている山に登ってください。
稜線を辿って、リボンがあるのを確認しながら下りて、ここが稜線から谷への斜面を降りて行くポイント、リボンがあるのでそれを頼りにしてね。
谷の頭を下りて、谷の中心を歩いている。水の流れが地面を穿ち始めている。好きな所を歩いてよろしい。邪魔な草もない、木立で邪魔されることもない。
林道の末端まで戻って来た。ここからは林道歩き、まだ新しい林道だからとても歩き易い。
地形図の点線の道との分岐を過ぎて、舗装路まで戻って来た。
カルバートの前まで戻って来た。カルバートを潜って、その先に車を駐車したところが見えている。
今日は弁当は持ってこなかった。本郷PAで肉うどんを食べた。客はたいがいトラックドライバーで、トラックドライバーが贔屓の店に外れはない。
中国道のカルバート 間違いに気が付く 左の道を行くのだ すぐに舗装路が途切れる
土塁のような道 2万5千図の点線は左へ 林道の終点 赤いリボンが乱舞する
稜線に出る 稜線は歩き易い道 津々羅山三角点 稜線から谷へのポイント

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

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