2000年10月7〜8日
しぇるぱぁに(よめさん)、しぇるぱ
山域:八ケ岳

八ケ岳硫黄岳、天気展望満足満足

 

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北沢赤岳鉱泉への道、車道終点の堰堤広場 このコースはずっと沢沿いで気持ちがいい
さぁ、着いたよ、諏訪南インターだぜ。
やぁ、着いたか。昨夜は計画が大狂いだったね。名神は吹田から栗東、工事で閉鎖中じゃないの。近畿道、西名阪、東名阪、名古屋の都市高速にのって東名からなんとか中央道に乗り込めたんじゃないの。あんた、道路工事のことは知らんかったの。
思ってもいなかった、内津峠のサービスエリアまでたどり着くのがやっとだったな。どうでっか、よう寝られましたかね。
寒かった。
諏訪南インターを出ると、美濃戸口までまっすぐなんだよ。おぉ、さすが信州だ、街路樹を見てみ、ナナカマドだぜ、実が真っ赤に実っているよ。
ここから出発、美濃戸山荘、赤岳は真直ぐだが、今日は左の道を行こうかね。
初めて大同心小同心の全貌が見える 赤岳鉱泉、硫黄岳の登山路は玄関正面から
自動車の通れる道なのね、あ、赤布、ここを入るのかな。山道はちょっとでもとの車道に戻るのね。
ショートカットの道なんだろね。
車道が尽きたよ、ここから本式の山道か、山が全山黄色できれいねぇ。ところどころに赤が混じっているところが素敵ねぇ。
西日本の里山は茶色褐色だもんね、クリ、クヌギが主流だから止むを得ないね。
沢沿いに登って行くのね、何度沢を渡っただろ、どれもしっかりした橋がかかっているのね。
歩き易いな、行者小屋への道は石だらけで歩きにくかったな、こっちのほうがはるかに歩き易いな。
赤岳鉱泉の小屋が見えた、あんがい近かったね。行者小屋のときは、まだかまだかでやっと着いたのと比べると随分違うね。
硫黄岳の登山道はと、玄関正面の道なのかい。さて、出発しますか。
峰の松目分岐、後ろは赤岳、横岳 分岐から硫黄岳を目指す
ここジョーゴ沢、展望が開けて大同心、少同心の全貌が見える、すごい岩場だな。
尾根に取り付いたね、最初は忠実に尾根通しなんだが、ジグザグに登るんだな、何度折り返してもパターンは同じだよ。森の中なのでGPSがピィピィ鳴いている、人工衛星の電波が遮断されるんだな。
やっと着いた、稜線上、ここは峰の松目分岐だな、なぁなぁ、このGPSの高度表示、信用できそうだぞ。地図表示が2656M、GPSでは2685M、ちょっとの違いだ、気圧変換の高度計より宇宙空間三角測量の高度計のほうがあてになりそうだよ。
あんた、硫黄岳は頭上の岩場の上だよ、あそこをひとが歩いてる。
休憩終わり、向かいますか。案外楽だね、すいすい歩が運べるね、この下のジグザグ道のほうがはるかにつらかった。
着いたぁ、へぇぇ、山頂は広いんだ。まっ平なところにケルンが連続してるよ、ガス吹雪の時にはケルンが役に立つんやろね。
硫黄岳頂上、広くて平ら、後ろは赤岳 火口壁、のぞくと深い深い
あの下の小屋は?オーレン小屋か、そこから根石岳、天狗岳に向かうのか、その向こうは?縞枯山北横岳か、いずれはあっちへも行こうね。
うわ、凄い、東の斜面を見てみな、火口壁が切り立っているよ、ちょっと近づけないぞ。
恐ろしいね、いつ頃の火山かしら。
硫黄岳山荘に向かおうか。
見えてきた、稜線に沈んだような小屋なのね。
夕食前にちょっと寝るよ、連日のページのメンテと夜行ドライブでくたびれちまったよ。

硫黄岳山荘 富士山が間近に見える
朝よ、ご来光よ。写真を撮ろうよ。
ご来光の写真は今まで碌な出来のものがないんだよ、ヤメ。きれいな夜明けだね。
さぁ、出発。
この先、実は心配なんだよ、ガイドブックでは、鎖場、梯子とかなり脅かす書き方になっているんだよ。
ははぁ、ここのことね、うん、これは怖い。下を見ると切り立っているね。
足場は幅がある、鎖と岩をしっかりつかむと大丈夫だ。
今日は無風だったが雨風の日は怖いね、どうにか乗り切ったよ。
あとは稜線歩き、よく見える、お、富士山、赤岳の後ろの山はなに、南アルプスか、ほぅ、高いんだね、あっちの山は何、白山、御岳、そう
これから向かう横岳の全貌 奥の院を山梨側に迂回して鎖場にかかる
そう、御岳はあんな姿だった、すると手前の山は中央アルプスか。
山梨の東の山はなんだろね、秩父の山なのかな、後ろの山で煙が見えるだろ、浅間山なんだそうだよ。
へぇぇ、ぐるりと遮るものなく見えるのねぇ。さすが八ケ岳は独立峰だ。
あと鎖場梯子が出て来るけど、なんということないね。最初に度肝を抜く悪所があったから比較すると難度が落ちるね。
さて、梯子。
痛い。
ごめん、手を靴で踏んでしまった、悪かったな、痛かったやろ。
血が出たよ、皮が剥けてる。
横岳頂上、奥の院 赤岳の全貌
悪い悪い、もっとゆっくり下りればよかったな。
さぁて、ここが地蔵の頭、赤岳はこの夏に行ったからここから地蔵尾根を行者小屋に下りて行こう。
もう下りはるんですか、わたしら、赤岳から阿弥陀岳を抜けて美濃戸口まで向かう予定なんです。
え、硫黄、横岳、赤岳、阿弥陀を一回でポイントをあらかた制覇じゃないですか。すごいなぁ。
でも、これで4回目なんです。今までは天気が悪く、今日でやっと念願がかないます。
それはそれは、お気をつけて。
さっき手を靴で踏んだのはあのおばちゃんの所為なんだよ。やたら急いで体を押してくるからついつい気が急いてしまってさ、心ならずも先を急いで踏んでしまったということなんだよ。
地蔵の頭のお地蔵さん 横岳、奥に硫黄岳が見える
天気が悪くなるから先を急ぐ、と言ってたわねぇ、そう言えば雲が広がってきたようね。
とっとと下りるか。さて着いた、行者小屋、どうしよう、道は赤岳鉱泉のほうがよかったな、そっちから帰ろうか。
ちょっと遠回りね、まっすぐ下りようよ。
こんな道だったかな、思いのほか道が悪いね、やっぱり赤岳鉱泉の道にしたほうが正解だったかな。
美濃戸山荘到着、あとは帰るだけだね。

関連 八ケ岳、赤岳は釣り鐘そっくり 八ケ岳、赤岳は台風の雨


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